2019年9月以降、携帯業界では違約金の廃止や減額をした新しいプランを発表しています。
そのため、今までよりも解約金(違約金)がかからずにドコモへ乗り換えることができるようになったために、ソフトバンクからドコモに乗り換えを検討している方が多いです。
ソフトバンクでも同じく新しい料金プランが発表されて違約金がかからなくなっています。
しかし、旧プランを利用している場合には新しい料金プランに変更しない限り、そのままソフトバンクから他社へ乗り換えてしまうと違約金が発生してしまう人が多いです。
ドコモへ乗り換えてお得にしようと思ったのに、違約金が発生したらもったいないです。
ソフトバンクからドコモに乗り換える場合失敗しないで安くお得にできる手続き方法について解説していきますので、ソフトバンクからドコモに乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
ソフトバンクからドコモに乗り換え違約金について
・ソフトバンクの締め日
・端末代金の残金
ソフトバンクからドコモなどの他社に乗り換える場合には、3つ注意しなければならないことがあります。
それぞれの注意点について詳しく解説していきますね。
ソフトバンクからドコモに乗り換え違約負担金
ソフトバンクからドコモに乗り換える場合の違約金の負担金は、契約しているソフトバンクのサービス内容によって変わります。
ここ数年で料金プランが何度も登場しては終了していってますので、機種を購入したタイミングによって契約している料金プランがバラバラになってしまい、解約金についても勘違いしている可能性があります。自分のプランを再度確認してから乗り換えをして下さい。
プランは4種類
②スマ放題/スマ放題ライト
③ホワイトプラン/標準プラン
④スマート一括
①通話基本プラン(ウルトラギガモンスター+、ミニモンスター、スマホデビュープラン)
2年契約 | 更新月の3か月以外:9,500円 2年ごとの更新月から3か月間の間:不要
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2年契約(フリープラン) | 23か月目までに解約:9,500円 24か月目以降:不要 |
2年契約なし | 1か月目に解約:9,500円 2か月目に解約:7,250円 3か月目に解約:5,000円 4か月目以降:不要 |
通話基本プランは最近の料金プランですが、これについても契約したタイミングによって違約金が発生する場合とそうでない場合があります。
ウルトラギガモンスター+やミニモンスター、スマホデビュープランを2019年9月30日までに契約していた場合には、違約金が発生します。
2年契約の場合は、2年毎の更新月から3か月間の間以外は毎回違約金がかかるようになっていて、フリープランの場合は2年さえ期間が過ぎれば違約金が不要になるなど、契約内容によって少しづつ違約金の発生タイミングが異なっています。
2年契約を利用していない場合でも、早期解約を防ぐために3か月目までは違約金が発生します。
②スマ放題/スマ放題ライト(通話の定額サービス)
専用2年契約 | 更新月の3か月以外:9,500円 2年ごとの更新月から3か月間の間:不要
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専用2年契約(フリープラン) | 23か月目までに解約:9,500円 24か月目以降:不要 |
2年契約なし | 1か月目に解約:9,500円 2か月目に解約:7,250円 3か月目に解約:5,000円 4か月目以降:不要 |
スマ放題は、ウルトラギガモンスター+やミニモンスターが登場する前の料金プランですね。
通話料金が定額で使い放題になるというタイプのプランでした。
こちらの違約金のタイミングや価格は通話基本プランと同じ設定になっています。
③ホワイトプラン/標準プラン(1時~21時までソフトバンクへの通話が無料になるプラン)
ホワイトプラン(2年契約) | 更新月の3か月以外:9,500円 2年ごとの更新月から3か月間の間:不要
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標準プラン(2年契約なし) | 1か月目に解約:9,500円 2か月目に解約:7,250円 3か月目に解約:5,000円 4か月目以降:不要 |
ホワイトプランは、スマ放題などが登場する前の料金プランですね。
こちらも、通話基本プランやスマ放題と同じ違約金のタイミングと金額になっています。
④スマート一括(新規契約時に対象機種を対象プランで一括で購入すると代金が割引きされる)
スマート一括 | 3か月目までに解約:24,500円 4か月目以降23か月目までに解約:9,500円 24か月目~26か月の間:不要 27か月目以降:9,500円 |
スマート一括という方法でソフトバンクで新規契約をしている人は、3か月目までに解約する場合は24,500円もの違約金が発生します。
これは2年契約のホワイトプランやWホワイトを契約することが条件となっているため、2年毎の更新月から3か月間の間以外に解約すると9,500円の解約金がかかることと、短期契約時の解除料金として1,5000円も同時に支払う必要があるためです。
4か月目以降は短期契約時の解除料金は発生しなくなりますので、その後はホワイトプランなどの2年契約時の違約金がタイミングによって発生するようになります。
詳しくは、ソフトバンクのウェブページから確認してください。
⇒解約する際の契約解除料について
このように、現在契約している料金プランによって違約金とその発生タイミングが違いますので、ソフトバンクショップやウェブサイトのMy softbankから自身の契約内容を一度確認してみてくださいね。
解約金無しで乗り換える方法!
引用元:ソフトバンクプレスリリース
ソフトバンクでは10月1日から2年縛りも違約金もない新しい料金プランを導入しました。
この新しい料金プランなら違約金が一切かからずに解約することができます。
新しい料金プランはプラン変更で利用することができ、通常のプラン変更と同様に違約金がかからずに変更することができます。
ドコモに乗り換えを検討していて、更新月までまだまだ期間があるという人はソフトバンクの新しい料金プランに変更をして、適用されてから乗り換えをすると解約金なしで手続きすることができますので、お得ですよ。
ソフトバンクからドコモへお金がかかる注意事項
乗り換える前に、ソフトバンクでは独自のルールがあるため機種変更をするタイミングも難しいですですよね。
さらに、乗り換えの場合は調べておかないと無駄にお金を支払ってしまいやすいです。
そうならないために、乗り換える前に3つの調べないといけないことがあります。
②端末代金の残金はないか
③ソフトバンクからドコモに乗り換える場合の手数料
ひとつずつ詳しくお伝えします。
①ソフトバンクの締め日は3つに分かれている
ソフトバンクの締め日
・10日締め
・20日締め
・末日締め
ソフトバンク独特のルールなんですが、ソフトバンクで新規契約をした日にちによって締め日が3つに分かれています。
そのため、10日締めの人が11日に解約手続きを行ってしまったりすると翌月扱いとなってしまい、定額プランを契約の場合は丸々月額料金がかかってしまいます。
せっかく更新月で違約金がかからないタイミングで手続きしたはずなのに、締め日を勘違いしていたら、更新月がずれてしまって違約金が発生する月になってしまったりすることもあります。
締め日についてもソフトバンクショップやMy softbankで確認することができますので、一度間違いないか締め日を確認してみてくださいね。
②端末代金の残金はないか
スマホの端末代金を分割で購入している場合には、端末代金の残金についても残っていないか確認しておく必要がありますよ。
分割金が残っていた場合には、そのまま残金は完済するまで請求されます。
また、月月割などで毎月の利用料が割引きされていたサービスを利用して端末を安く購入していた場合は、割引きサービスが適用されませんので、分割支払金が高くなってしまう可能性がありますので注意してください。
③ソフトバンクからドコモに乗り換える場合の手数料
同じ電話番号を利用してドコモに乗り換える場合には、必ずナンバーポータビリティー転出手数料が3,000円かかります。
最後のソフトバンクの請求と合算されて支払うことになるため、違約金などが発生する場合には、違約金の他にこの転出手数料も合算されるために高額な請求になってしまう可能性もあります。
ソフトバンクからドコモに乗り換える方法
・ソフトバンクショップ
・My softbank(ガラケーのみ)
・お問い合わせ窓口(*5533)
ソフトバンクからドコモに乗り換えるには、ナンバーポータビリティー予約番号という乗り換えに必要になる番号を取得する必要があります。
ソフトバンクでは、ソフトバンクショップやウェブサイトのMy softbank、電話窓口のサポートセンターがあります。
ただし、ウェブサイトのMy softbankはガラケーのみとなっているため、スマホでは予約番号を取得することができません。
ソフトバンクショップか電話窓口で取得することになります。
自宅にいても取得することができる電話窓口なら空いた時間にいつでもソフトバンクスマホから「*5533」に電話すれば予約番号を発行してもらうことができますよ。
予約番号の有効期限は15日間
予約番号を取得したら有効期限内にドコモで契約手続きを行う必要があります。
予約番号の有効期限は発行した日から15日間となっているため、この期間内にドコモで契約手続きが完了し、ドコモのSIMカードで開通作業までを行うと乗り換え手続きが完了します。
予約番号を取得したらドコモで契約手続きを行う
ソフトバンクで違約金などについて確認し、ナンバーポータビリティーの予約番号を取得したら、後はドコモで契約手続きを行えば乗り換え手続き完了です。
ポイント
・ドコモショップまたは家電量販店
・ドコモオンラインショップ
ドコモで契約をする場合は、以上の場所で手続きを行うことができます。
ドコモショップまたは家電量販店
契約に必要な持ち物
・キャッシュカードまたはクレジットカード
・ナンバーポータビリティー予約番号
・ソフトバンクで利用していたスマホ
ドコモショップや家電量販店などで契約を行う場合には、契約者本人が来店して本人確認書類や支払いに使うキャッシュカードまたはクレジットカードの他に、先ほど解説したナンバーポータビリティー予約番号を持参します。
ショップの場合は非常に混みあっていることも多いので、ショップで手続きを行う場合には、事前に来店予約をしておくと待ち時間が短くてスムーズに手続きすることができますよ。
予約番号が必要になること以外は乗り換えであっても、契約内容自体は新規契約とほぼ同じです。
そのため、ドコモで契約する場合には【新規契約事務手数料】が3,000円別途請求されます。
ソフトバンクで違約金が発生しない場合でも、ナンバーポータビリティー転出手数料と新規契約事務手数料の3,000円の合計6,000円がかかってしまうということになります。
また、ショップや家電量販店の場合には、スマホの端末代金の他に持ち帰り価格として、頭金や事務手数料の支払いが必要です。
頭金は5,000円~10,000円ほどに設定されていることが多く、この頭金を0円にする代わりにおすすめコンテンツやサービスに何個も加入しなければならないということを行っているお店もあります。
⇒ドコモショップ頭金比較!値切り交渉せず誰でも簡単に0円契約する方法
安くお得にできるのはドコモオンラインショップ
ドコモに乗り換えをする方法のもう一つは、ドコモが運営するネット通販サイト「ドコモオンラインショップ」で手続きする方法です。
ドコモオンラインショップでも手続きの必要書類は同じになるのですが、店頭に来店することなく自宅などで24時間いつでも手続きを行うことができます。
さらに、受取りは自宅を指定することも可能です。
ドコモオンラインショップでは、【頭金0円】【契約事務手数料0円】【送料0円】などの特典があるので、ドコモショップや家電量販店で機種を購入するよりもお得に契約することができます。
ドコモショップや家電量販店のように頭金というものはありませんので、本体代金以外に支払わなければならないものはありません。
さらに、3,000円がかかる契約事務手数料もドコモショップオンラインショップなら0円で手続きすることができます。
頭金と契約事務手数料だけを考えても、ドコモオンラインショップの方が8,000円~13,000円ほど安くすることができます。
自宅までの送料も2,750円以上のお買い物なら0円にできるので、スマホならほぼ間違いなく0円にできます。
ドコモオンラインショップでの手続きも非常に簡単で、約10分~15分程度で手続きが完了しますので、空いている時間にサクサク手続きを進めることができますよ。
ドコモオンラインショップでの手続きの流れ
ドコモオンラインショップの手続きはとても簡単に行うことができます。
手続きの流れ①
手続きの流れ②
ドコモオンラインショップで購入したい機種を選ぶ
手続きの流れ③
予約番号を入力して、契約者情報を入力して本人確認書類をアップロードする。
手続きの流れ④
料金プランや支払い方法などを選択、内容を確認して手続き完了
手続きの流れ⑤
申込み完了後10日程度で商品が発送される
手続きの流れ⑥
商品が届いたらSIMカードを入れて開通作業を行う(ここでソフトバンクの回線が切れる)
以上の手続きでドコモに乗り換え完了です。
ドコモオンラインショップでは商品発送までに10日ほどかかる
ドコモオンラインショップでは商品発送までに10日ほどかかる
新規契約や他社からの乗り換えの場合は、商品が発送されるまで10日ほど日数がかかります。
この日数がかかるという点だけ注意が必要です。
この期間もソフトバンクの回線は今まで通り利用することができ、開通作業をするまでは契約状態はソフトバンクになっています。
開通作業をするまでに締め日が過ぎてしまうと、ソフトバンクの請求金額が変わってしまう可能性がありますので、締め日には余裕をもった日数をあけておくようにしましょう。
ソフトバンクから乗り換えは注意が必要
ソフトバンクからドコモに乗り換える場合の違約金や、ドコモで安くお得にできる手続き方法について解説してきました。
ソフトバンクからドコモに乗り換えるなら、ドコモオンラインショップで手続きすると事務手数料や頭金が無料で新しいスマホを購入することができてお得に乗り換えることができます。
ソフトバンクからドコモに乗り換えを検討中の人は、ぜひドコモオンラインショップで手続きしてみてください。