iPhoneにタイプC搭載はいつからなのかをまとめたページです。
iPhoneにタイプC搭載は2023年9月に発売見込みのiPhone15から、と予想されています。もしかすると2023年春発売のiPhoneSE4で導入されるかもしれません。
本記事では現行iPhoneでTypeC使える機種はあるかもまとめますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
iPhoneにタイプC搭載はいつから？
iPhoneにタイプC搭載は2023年9月に発売見込みのiPhone15から、と予想されています。
Appleは2015年に発売された12インチMacBookや2018年に発売されたiPad Proなど、着実にUSB-Cへの移行を進めてきています。
iPhoneをはじめとする多くの製品は、今後もLightningなしでやっていくことでしょう。
iPhoneにタイプC搭載はiPhone15から
USB-Cを義務付けるEUの法律は2024年から適用されますが、Appleの未発表製品に詳しいBloombergのMark GurmanとMing Chi-Kuoは、Appleが1年早くiPhoneにUSB-Cを搭載すると報じています。
つまり、2023年秋に発売予定のiPhone15シリーズで実現する可能性が高いと思われます。
一方、iPadのエントリーモデルは2022年末までにUSB-Cに移行し、AirPods、AirPods Pro、AirPods MaxなどのMacアクセサリーは2024年に追従する予定です。
⇒iPhone15はUSB-C（Type-C）確定？Lightningが廃止される背景を解説
iPhoneSEシリーズにタイプC搭載はいつから？
iPhone SEシリーズにタイプCがいつ搭載されるかは不明です。
指紋認証を排除したiPhone XRのデザインで2023年に発売されると噂されていることから、同時期にUSB-Cに移行する可能性もあります。そうなると、iPhone SEは春に発売されるので、移行はiPhone 15より先になります。
現行iPhoneでタイプC使える機種はない
現行iPhoneでタイプC使える機種はありません。ただし、充電端子側がタイプCなら、現行すべてのiPhoneで使えます。
iPad第9世代などに同梱されている充電端子側がタイプＣのライトニングケーブルは、本当の意味でのタイプＣケーブルではないですが、一応タイプＣに近づいたケーブルといえます。
iPhoneタイプC導入に深く関わるUSB-Cの義務化/統一化とは？
EUは2022年6月までにUSB-Cの搭載を義務付ける修正案を暫定的に受け入れ、2022年10月に欧州議会が多数決で承認しました。充電端末の標準化は世界初のケースです。
iPhoneもタイプC統一の対象に
この改正は、スマートフォンだけでなく、タブレット端末、ノートパソコン、デジタルカメラ、ヘッドセット、携帯ゲーム機、ポータブルスピーカー、ワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボードなど多くの機器に適用され、2024年以降に発売される新製品にも適用される予定です。
USB-Cを搭載できないスマートウォッチやスマートバンドなどの小型デバイスは対象外であり、影響を受けません。
影響を受けるアップル製品は、iPhoneだけではありません。iPadタブレット、AirPodsヘッドフォン、Magic Mouse, Magic Keyboard, Magic Trackpadなどの各種アクセサリーも修正案の対象となります。
EUがタイプC導入をすすめる背景
EUは、消費者の快適性を向上させ、環境を保護することを目的としています。
USB-Cで多くの機器の充電やデータ転送ができるようになれば、ユーザーにとってこれほど嬉しいことはありません。また、EUによると、USB-Cの義務化により、年間約1,000トンの電子機器廃棄物が削減されるとしています。
ちなみにAppleは、USB-C搭載を義務付けるEUの改正案について、一般的なスマートフォン端末を規制することはイノベーションを阻害し、ヨーロッパの消費者や経済に悪影響を及ぼすと警告する声明を発表していました。
その後、改正案が可決されると、アップル社の幹部グレッグ・ジョスウィアックは「明らかに、我々は遵守しなければならない。選択肢はない」とし、iPhoneにUSB-Cを搭載することを明言しています。
iPhoneにタイプC導入で何が変わる？
Lightningが廃止され、iPhoneにタイプC導されると何が変わるのかまとめてみます。。
転送速度が40倍に向上する
USB 2.0相当のLightningからUSB 3.xのUSB-Cに変更することで、大幅に時間を短縮できると期待されています。
転送速度は、USB2.0の最大480Mbpsに対し、USB3.0は最大5Gbps、USB3.1 Gen2/3.2 Gen2は10Gbps、USB3.2 Gen2は20Gbpsとなります。
1種類のケーブルで事足りる
最大のインパクトは、Lightningケーブルを含む多数のケーブルを持ち歩く必要がなくなることです。USB-Cケーブル1本で、iPhone、iPad、AirPods、MacBookのすべてを充電することが可能になります。
また、デバイス間のデータ転送も可能です。もちろん、Androidもです。一般消費者だけでなく、開発者にも大きな影響を与えるでしょう。
充電時間の大幅な短縮
現在のiPhoneは30分で50％まで充電できますが、フル充電には2時間程度かかります。
USB-Cを搭載したGalaxyなどのAndroidスマートフォンは半分の時間（1時間）で済むので、充電時間の大幅な短縮も期待できます。
iPhoneタイプC導入は2023年9月
iPhoneタイプC導入は2023年9月になることでしょう。
EUでは、スマートフォンやタブレット端末など多くの製品にUSB-C搭載を義務付ける法案が成立しています。
すでにほぼすべてのAndroidスマートフォンやタブレットがUSB-Cに移行していますが、AppleやLightningベースのiPhoneユーザーは大きな影響を受けることになります。
EUの決定により、Appleは今後数年のうちにiPhoneを含む多くのデバイスでLightningを放棄し、USB-Cに移行することを余儀なくされるでしょう。
その第一歩がiPhoneタイプC導入となる2023年9月発売のiPhone15になるのではないでしょうか。
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