iPhone12とiPhone15のスペックの違いから、買い替えるべきかどうかまとめました。
iPhone15シリーズは、充電規格USB-Cなどの気になる改良点も多く、3世代落ちとなるiPhone12から買い替えるか検討中の人は多いのではないでしょうか。
本記事では、iPhone12とiPhone15の各モデルの違いをスペックごとに比較しましたので、ぜひ買い替え前の参考にしてみてください。
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目次
- 1 iPhone12とiPhone15のスペックや特徴
- 2 iPhone12とiPhone15大きさ・重さの違い
- 3 iPhone12とiPhone15ディスプレイの違い
- 4 iPhone12とiPhone15カラーバリエーションの違い
- 5 iPhone12とiPhone15プロセッサの違い
- 6 iPhone12とiPhone15ストレージの違い
- 7 iPhone12とiPhone15カメラ性能の違い
- 8 iPhone12とiPhone15バッテリー性能の違い
- 9 iPhone12とiPhone15その他性能の違い
- 10 iPhone12からiPhone15いま買い替えるべきか?
- 11 iPhone12からiPhone15へ買い替えはおすすめ
iPhone12とiPhone15のスペックや特徴
まずは、iPhone12とiPhone15の主なスペックと特徴を、以下の表にまとめてみました。
iPhone12 | Pro/ProMax | iPhone15 | Pro/ProMax | |
大きさ | mini規格あり | - | Plus規格あり | - |
画面 | mini5.4インチ | - | Dynamic Island
Plus6.7インチ |
Dynamic Island
常時点灯画面 スタンバイ機能 |
プロセッサ | A14チップ | A14チップ | A16チップ | A17Proチップ |
カラー | 6色
パープル ブルー グリーン プロダクトRED ホワイト ブラック |
4色
パシフィックブルー ゴールド グラファイト シルバー |
5色
ピンク イエロー グリーン ブルー ブラック |
4色
ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム |
カメラ | デュアルレンズ
12MP/12MP |
トリプルレンズ
12MP/12MP/12MP |
デュアルレンズ
48MP/12MP |
トリプルレンズ
48MP/12MP/12MP |
光学ズーム | 0.5~1倍 | 0.5~2倍 | 0.5~2倍 | 0.5~5倍 |
充電規格 | Lightning | Lightning | USB-C | USB-C |
ストレージ | 64/128/256 | 128/256/512 | 128/256/512 | 128(Pro)/256/512/1TB(ProMax) |
その他 | - | - | 衝突事故検出 | 衝突事故検出
アクションボタン チタニウム素材 |
iPhone12とiPhone15で最も大きな違いは、ついに充電規格USB-Cが実現したことです。
iPhone15では全機種にDynamic Islandを搭載し、iPhone12と比べて、より画面全体を活用した直感的な操作が可能になりました。
ベースモデルのメインカメラは48MPに増強され、過去の上位モデル並の画質が期待でき、3世代ぶんの進化が感じられます。
両モデルのプロセッサには2世代以上の差があり、iPhone15Proシリーズには専用に開発したA17Proチップを導入することで、処理性能を最適化しました。
上位モデルにはチタニウム素材を取り入れ、耐久性をUPしつつ軽量化に成功し、14シリーズまでの重量UPに歯止めをかけています。
Proならではのアクションボタンや、常時点灯画面を活かしたスタンバイ機能、最大5倍の光学ズームなどプレミアムな端末に進化した一方、価格もかなり高額に。
それではここからは、iPhone12と15にはどのくらい差があるのか、スペックごとに分けて詳しく見ていきましょう。
iPhone12とiPhone15大きさ・重さの違い
iPhone12とiPhone15の大きさ・重さの違いは、ベースモデル・上位モデルで大幅に変わってきます。
まずベースモデルですが、iPhone12には小型モデル「mini」があるのに比べて、iPhone15では大型モデル「Plus」が採用されています。
高さ(mm) | 幅(mm) | 厚み(mm) | 重さ(g) | |
iPhone12mini | 131.5 | 64.2 | 7.4 | 133 |
iPhone12 | 146.7 | 71.5 | 7.4 | 162 |
iPhone15 | 147.6 | 71.6 | 7.8 | 171 |
iPhone15Plus | 160.9 | 77.8 | 7.8 | 201 |
ベースモデルについては、重さと厚み以外に目立った違いはありません。
よって、小型モデルがよければiPhone12シリーズ、大型モデルが良ければiPhone15シリーズを選ぶべきと言えます。
次に上位モデルですが、iPhone15では側面にチタニウム素材が採用されたため、よりサイズアップしているにもかかわらず、本体の軽量化に成功しています。
高さ(mm) | 幅(mm) | 厚み(mm) | 重さ(g) | |
iPhone12Pro | 146.7 | 71.5 | 7.4 | 187 |
iPhone15Pro | 146.6 | 70.6 | 8.25 | 187 |
iPhone12ProMax | 160.8 | 78.1 | 7.4 | 226 |
iPhone15ProMax | 159.9 | 76.7 | 8.25 | 221 |
表のとおり、iPhone15上位モデルでは端末の厚みが増している分、幅を狭くすることで持ちやすさを重視していることがわかります。
また、サイズは大型化しているものの、重さは従来同様または軽くなっています。
ProシリーズはiPhone15まで、年々重たくなり携帯性に不満の声があがっていましたが、持ち運びと耐久性を考慮して大幅なテコ入れが行われました。
iPhone12とiPhone15ディスプレイの違い
iPhone12とiPhone15のディスプレイを比較すると、最も特質すべきは「Dynamic Island」の全モデル実装です。
iPhone14では上位モデルのみに搭載されていたDynamic Islandは、iPhone15においてベースモデルまで拡大されました。
これにより、iPhone15は全ての機種で、画面をフルに活かした快適な操作性を味わうことができます。
ディスプレイサイズについては、「mini」モデルがあるiPhone12では、最小5.4インチと小回りの利く機種を使うことも可能です。
一方、iPhone15では代わりに「Plus」モデルが採用されているため、ProMaxと同様の6.7インチ大画面は魅力的ではあるものの、画面が小型の機種を選ぶことはできません。
iPhone15上位モデルに関しては、常時点灯画面に対応しているため、iOS17でリリースされた「スタンバイ」機能を活用できます。
スタンバイとは、上位モデルのみに搭載されている常時点灯画面を活かして、iPhoneをスマートディスプレイ化して使う新しい機能です。
しかし、iPhone12上位モデルにおいては常時点灯画面に非対応のため、iOS17にアップデートは可能ですが、スタンバイ機能は使えないままです。
iPhone12とiPhone15カラーバリエーションの違い
iPhone12のカラーバリエーションは、ベースモデルは全部で6色あり、iPhone15よりも1色多いです。
また、iPhone15が全体的に淡いカラー展開であるのに比べて、iPhone12では濃紺に近いブルーやビビッドな赤色もラインナップに加えられています。
iPhone12には人気色のパープルが追加されているのも特徴で、より多くの選択肢から好きな色味が選べるのが利点です。
ただし、淡いピンクやイエローはiPhone15の人気カラーでもあるため、女性はこちらの色味を好む人が多いかもしれません。
上位モデルのPro/ProMaxに関しては両者とも4色展開で、なおかつカラーバリエーションも似たようなシックな色味が揃っています。
上位モデルについては、いずれのシリーズを選んでも、カラーだけならさほど大きな影響は無いでしょう。
iPhone12とiPhone15プロセッサの違い
iPhone12とiPhone15のプロセッサの違いを比べると、2世代以上の差があります。
iPhone12にはA14チップが搭載されていますが、iPhone15にはA16チップが入っており、さらにGPUのコア数も4→5に増強されています。
ただし、iPhone12は3世代前のモデルですが、実際は2世代前のチップが入っていますから、考え方によってはお得感があるでしょう。
上位モデルを比較すると大きな差があり、正直に言って、iPhone15Proシリーズの方がプロセッサは優秀です。
iPhone12の上位モデルにはベースモデルと同じA14チップが搭載されているのに比べて、iPhone15Pro/ProMaxには専用に開発されたA17Proチップが入っています。
GPUのコア数も4→6と大きな違いがあるため、処理性能やリソースに関しては、iPhone15上位モデルが格段に上と言えるでしょう。
特に、重たい編集作業やアプリを頻繁に使うユーザーならば、iPhone15上位モデルの方が快適に使えるはずです。
iPhone12とiPhone15ストレージの違い
iPhone12とiPhone15は、ストレージのラインナップにも差があります。
カメラ画質の向上やアプリの重さなど、本体へ保存可能な容量のニーズを踏まえて、近年の機種ではストレージは拡大傾向にあります。
機種 | ストレージ(GB・TB) |
iPhone12・mini | 64/128/256 |
iPhone12Pro/ProMax | 128/256/512 |
iPhone15・Plus | 128/256/512 |
iPhone15Pro | 128/256/512/1TB |
iPhone15ProMax | 256/512/1TB |
iPhone12でベースモデルに用意されていた64GBの規格は廃止され、iPhone15では代わりにストレージ512GBが追加されました。
iPhone15上位モデルでは1TBの大容量ストレージも用意されているため、クリエイターの人やカメラ代わりにスマホを使いたい人にとっては魅力的な選択肢となります。
ただし、ストレージが大きくなればなるほど価格もつりあがるため、一般ユーザーが選択する場合は注意が必要です。
iPhone12とiPhone15カメラ性能の違い
iPhone12とiPhone15はカメラ性能に大きな違いがあり、写真撮影を重視するならば、間違いなく最新モデルがおすすめです。
iPhone12はデュアルレンズを採用していますが、広角カメラ・超広角カメラともに12MPのスペックで、広角カメラに48MPの増強を施しているiPhone15とは画質に差があります。
また、iPhone15は光学ズームに関しても最大2倍に対応しているため、最大1倍のiPhone12と比較して遠くの被写体を拡大撮影するようなシーンの繊細さは大きく異なるでしょう。
上位モデルについても、iPhone15Pro/ProMaxはメインカメラに48MPを採用し、光学ズームは最大5倍まで対応しています。
もともとProシリーズはトリプルレンズを採用しているため、カメラスペックはiPhone12・15どちらの機種も優秀ではあるものの、やはり3世代分の進化の差は顕著です。
特に、動画についてiPhone15Pro/ProMaxではシネマティックモードなど、多彩なシーンでの撮影に対応しており、よりクリエイター向けの機種に改良されているように感じます。
iPhone15上位モデルのアクションボタンを連動して使いこなせば、必要なときにさっと取り出して情景を切り取ることも可能で、優れた操作性を持つカメラと評価できるでしょう。
iPhone12とiPhone15バッテリー性能の違い
iPhone12とiPhone15のバッテリー周りは大きな進化を遂げており、最新機種にはユーザー待望のUSB-Cが実装されました。
これにより、Android端末や他のガジェットとの親和性も高くなったため、使い勝手は非常に良くなっています。
正直に言って、この充電規格の変更だけでも買い替える価値があるほど、多くのiPhoneユーザーが願ってきたアップデートでもあります。
たとえば、自宅のPCやスマートデバイス、ワイヤレスイヤホンの充電端子などと統一して管理することも可能になるため、配線周りもスッキリまとまるでしょう。
ただし、iPadや旧モデルのiPhoneなど、自宅にまだまだLightning端子を持つ端末が多いユーザーにとっては、今すぐ買い替えるべき理由とまでは言えないかもしれません。
どちらにしても今後はUSB-C規格の端末がメインで展開される可能性が高いので、次回の買い替えではiPhone15以降のデバイスを選ぶのがおすすめです。
iPhone12とiPhone15その他性能の違い
iPhone12とiPhone15のその他特筆すべきスペックを比べると、主に上位モデルの差別化が顕著です。
iPhone15Proシリーズには、Apple Watch Ultraで話題になった「アクションボタン」が採用されました。
アクションボタンとは、従来は音量ボタンがあった箇所にカメラやライトなど好きなメニューを割りつけることで、ユーザー好みにカスタマイズできる機能です。
上位モデルを選ぶユーザーはスマホ上級者が多い傾向にあるため、このカスタマイズ性の高さは魅力的に映るのではないでしょうか。
さらに、車を運転することが多いユーザーにとっては「衝突事故検出機能」についても緊急時の備えとして気になるところ。
iPhone14シリーズから登場した本機能は、事故の衝撃を感知してユーザーに安否確認を行い、反応できない場合は自動で緊急通報してくれます。
使わないに越したことはありませんが、iPhone12には搭載されていない機能ですから、いざという時の備えとしてあれば安心でしょう。
iPhone12からiPhone15いま買い替えるべきか?
ここまでiPhone12とiPhone15の違いを見てきましたが、3世代の進化を踏まえると、ほとんどのユーザーが買い替えた場合に満足できるはずです。
iPhone12miniに代わる端末は無いため、どうしても小型機種が良ければiPhone15は不向きですが、逆に言えばそれ以外の人が買い替えるメリットは大きいです。
唯一、ネックとなるのは買い替えにかかるコストで、iPhone15は昨今の円安状況が反映されて高額な機種となっています。
どれも新品で10万円以上の予算が必要ですから、初期費用を節約するならば、iPhone12の下取り価格が高いうちに買い替えを検討するのがおすすめです。
または、キャリアなどの販売店で購入するのであれば、端末購入プログラムなどのお得な仕組みを活用して買い替えるのもアリでしょう。
実店舗でかかる事務手数料を節約するために、オンラインショップでiPhone15をゲットするのも賢い購入方法です。
iPhone12からiPhone15へ買い替えはおすすめ
本記事では、iPhone12とiPhone15の違いから、いま買い替えるべき機種かどうかを解説しました。
iPhone15はUSB-CやDynamic Island、カメラスペックなど主な改良点が多く、iPhone12から買い替えた場合には、違いが顕著に感じられるはずです。
唯一、iPhone12miniに代わるサイズ規格は展開されていないため、小型モデルにこだわりがあるならば、iPhone13miniやiPhoneSEなどを選ぶ必要があります。
iPhone15はベース・上位モデルどちらもスペックが高いので、手持ちのiPhone12がそろそろ寿命ならば、ぜひ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
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