スマートフォンは今、たくさんの人にとって無くてはならないものになっていますよね。
みなさんは、どのくらいの頻度でスマートフォンを新しくしていますか？
毎年新しいモデルに変える人もいれば、分割払いが終わってから新しいものにする人、壊れてしまってから買い換える人など、人それぞれです。
この記事では、iPhoneの買い替え時期の違いによって、一生のうちにかかるiPhoneの費用がどれくらい変わるかを見てみたいと思います。
それぞれの買い替えスパンによって、かかるお金がどれくらい違うかを計算してみましょう。
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目次
iPhoneの値段(価格)はだいたいいくら？
この記事で使うiPhoneの価格については、Appleの公式サイトに書かれている金額を参考にします。
後ほど分割払いの情報や古い機種を下取りに出すときの価格も、公式サイトからの情報をベースにしてみましょう。
参考にするのは「iPhone14」です。その価格は11万9800円（税込）からスタートしています。
この価格を基にして、iPhoneを買い替えるタイミングによって、生涯でどれくらいの費用がかかるかを計算してみます。
買い替えのタイミング別に生涯使うiPhone代を試算
それでは、iPhoneを買い替えるタイミングによって、生涯にかけてどれくらいの費用がかかるかを見てみましょう。
ここで考えるのは、「毎年新しく買い替える」、「機種代金の分割払いが終了したら買い替える」、「壊れたら買い替える」この3つのパターンです。
iPhoneの使用期間は20歳から80歳までの60年間と仮定します。
この長い期間で、それぞれの買い替えスタイルによってどれだけのお金がかかるのかを計算してみると、自分に合った賢い選択ができるかもしれません。
では次の項で具体的な計算方法を説明していきます。
ケース1：毎年新しく買い替える
常に最新のiPhoneを使いたいと考える人は、ほとんど毎年新しいモデルに買い替えることになりますね。
たとえば、「iPhone14」を11万9800円（税込）で購入して、前のモデル「iPhone13」を最大下取り額6万6000円で下取りに出すとします。
この場合、実際に支払う金額は5万3800円となります。
このようにして毎年新しいiPhoneを購入すると仮定すると、60年間での総支出は5万3800円を60年間にわたって支払うことになりますので、合計では322万8000円になります。
これが、最新の機種を常に手に入れ続けることのコストというわけです。毎年リリースされる最新技術を使うための価格といえるでしょう。
ケース2：機種代金の分割払いが終了したら買い替える
分割払いで新しいiPhoneを購入し、その支払いが終わるたびに再び最新のモデルに買い替えるというパターンを見てみましょう。
例として「iPhone14」を11万9800円（税込）で購入し、3年前に購入した「iPhone11」を最大下取り額3万3000円で下取りに出す場合を考えます。
これにより、実際に支払う金額は8万6800円になります。
この買い替えサイクルを3年ごとに繰り返すと、60年間で買い替え回数は60年÷3年で20回となります。
それぞれの買い替えで8万6800円を支払うとして、その合計は8万6800円×20回＝173万6000円となります。
この方法では、最新機種を定期的に手に入れつつ、生涯で支払う総額をかなり抑えることができますね。
ケース3：壊れたときに買い替える
iPhoneを壊れたら買い替えるというスタイルを考える場合、本記事では機種が壊れる周期を5年と仮定してみましょう。
たとえば「iPhone14」を11万9800円（税込）で購入し、5年前のモデル「iPhone8」を最大下取り額1万1000円で下取りに出す場合、実際に支払う金額は10万8800円になります。
この買い替えを5年ごとに繰り返すと、60年の間に買い替えは60年÷5年で12回となります。
それぞれの買い替えで10万8800円を支払うとして、その合計は10万8800円×12回＝130万5600円となります。
この方法を選べば、定期的なアップグレードではなく、必要に迫られた時のみ新しいモデルに変更するため、生涯で支払うiPhoneの総額が最も抑えられますね。
毎年買い替える人と5年おきの機種変更ではおよそ200万円の差
このように、iPhoneを買い替えるタイミングによって、かかるお金はずいぶん変わってきますね。
具体的には、「毎年新しいモデルにする人」では322万8000円、「分割払いが終わってから新しいモデルにする人」では173万6000円、「壊れるまで使ってから新しいモデルにする人」では130万5600円となります。
毎年最新のiPhoneにするのと、5年ごとに新しいモデルに変えるのとでは、約200万円もの差が出るんですよ。
ただし、この金額は今のiPhone14を基に計算しています。
これからの物価の上昇や、新しいモデルの価格が上がることを考えると、これらの数字も変わってくるかもしれません。
特に2023年に登場したiPhone15はこれまでで一番高い価格になっていますよね。
もっと頻繁に新しいモデルに変える人と、壊れるまで使う人との間で、出費の差がさらに広がることが予想されます。
iPhoneを買うときは、自分の使い方に合った一番お得なタイミングで買い替えるのが賢い選択です。
これからも新しいモデルの価格や市場の動向に注意して、上手にスマホライフを楽しみましょう。
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