中古で買ったiPhoneをドコモで使う方法をまとめたページです。
中古のiPhoneを購入してドコモで契約すれば、新品を購入するよりも大幅に初期費用が抑えられます。
そこで本記事では、ドコモで使う中古iPhoneの選び方から設定、トラブル対処法までを詳しく解説していきます。
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目次
中古iPhoneをドコモで使うための準備
中古のiPhoneをドコモで使うためには、事前準備が大切です。
重要なポイントを4つに絞って、どういった中古iPhoneを選ぶべきか、ドコモのプランとオプション選択、SIMカードの種類や付属品の選定方法について解説します。
中古iPhoneの選び方
まず、ドコモで使うための中古iPhoneを購入する際には、端末の安全性やバッテリーの消耗状況、画面の劣化具合、対応するiOSのバージョンなどをチェックしましょう。
購入先によっては、製品状態をランク付けで表示してありますから、機種選びの参考にしてみてください。
ドコモでも、キャリアが検査した認定中古品を販売しているので、中古iPhoneを購入することが可能です。
なお、中古iPhoneを購入する際は、端末がSIMロックを解除されているかどうかも確認が必要です。
近年発売されている機種なら基本的にSIMフリー版ですが、古い機種はロックがかかっている可能性もあります。
なお、ドコモで使える動作確認済みのiPhoneの種類は、公式サイトから確認できます。
ドコモの対応プランとオプションの確認
ドコモでiPhoneを使うためには、適切なプランとオプションの選定が求められます。
月々にかかるデータ通信量や、通話の頻度や長さ、海外使用の有無やテザリングオプションなど、利用目的に合わせてプランやオプションを選ぶことが重要です。
たとえば、大容量通信が想定されるなら、データ無制限で使い放題のプランを選ぶのがおすすめです。
通話の機会が多いビジネスパーソンなら、通話のかけ放題オプションを検討するのも良いでしょう。
SIMカードのサイズと種類の選定
SIMカードは、iPhoneの機種に合ったサイズを選ぶ必要があります。
nano-SIM、mini-SIMなど、端末によって対応するSIMカードのサイズや形式が異なります。
規格が合わなければ使えないので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
ドコモの店舗やオンラインショップでは、機種に合った規格のSIMカードを選び、購入することができます。
なお、以前の電話番号をそのままでドコモに乗り換えしたい場合は、SIMカードを申し込む時に「MNP」を選択するのを忘れないようにしましょう。
また、今ドコモでお使いのSIMを、そのまま新しく購入した端末で使いたい場合でも、SIMカードの規格が合わなければ交換する必要があります。
必要な付属品の確認
中古のiPhoneの機種に合わせて、必要な付属品をあらかじめ用意しておくと、契約後スムーズにデバイスを使い始められます。
たとえば、充電ケーブル、イヤホンやスマホカバーなどの必要な付属品はあるかチェックし、足りない場合は合わせて購入しておきましょう。
中古iPhoneをドコモで使うための設定手順
中古iPhoneをドコモで使い始める設定には、大きく分けて4つの手順が必要です。
SIMカードの挿入、iPhoneの初期設定、開通手続き、ドコモメールの設定について解説します。
ドコモのSIMカードの挿入方法
ドコモのSIMカードを入手したら、用意したiPhoneに挿入します。
必ずiPhoneの電源を落として作業するようにしてください。
SIMカードの入れ替えを行うには、専用トレイを取り出す必要があります。
SIMピンまたは細長い針などを使って、トレイを引き出し、正しい向きでSIMカードをセットして戻せば完了です。
この時、SIMカードの向きを間違えないように注意しましょう。
iPhoneの初期設定(アクティベーション)
SIMカードを挿入して電源を入れると、iPhoneの初期設定(アクティベーション)が始まります。
画面指示に従って初期設定を進めていきましょう。
すでにAppleIDを取得している人は、ご自身のIDとパスワードを利用してサインインしてください。
なお、位置情報サービスやTouchIDなどの設定もここで行います。
ドコモ回線の開通手続き
続いて、ドコモ回線の開通手続きを行いましょう。
開通手続きは、新規契約・機種変更の場合は回線切り替えの専用ダイヤル「1580」に電話するだけです。
また、乗り換えの場合は「0120-800-000」のドコモインフォメーションセンターに電話しましょう。
なお、オンラインショップで契約した場合は、購入履歴からでも開通手続きが可能です。
ドコモメールの設定方法
最後に、マイページ「My Docomo」からドコモメールの設定を行いましょう。
dアカウントを使って、ブラウザ版もしくはアプリ版からドコモのマイページにログインします。
ドコモメール利用設定サイトをタップして、暗証番号を入力し、構成プロファイルをダウンロードすれば設定は完了します。
中古iPhoneのドコモでの通信トラブル対処法
中古iPhoneをドコモで使用する際には、通信に関するトラブルが発生することも考えられます。
そこで、中古iPhoneをドコモで利用する際に想定されるトラブルの対処法について説明します。
通信できない時の対処法
通信できない時の対処法として、一般的なのは「機内モード」のオン・オフ、またはデバイスの再起動です。
また、ドコモ回線の開通手続きの手順を飛ばしていないかどうかもチェックしましょう。
また、SIMカードの規格が手持ちのiphoneに合っているかどうかも確認すべきポイントです。
メッセージが送れない時の解決策
メッセージが送れない場合は、まずMy Docomoからドコモメールの設定が完了しているかどうかを確認しましょう。
また、初期設定直後の作業でうまく動作しない場合は、設定が反映されていない可能性もあります。
その場合は、機内モードのオン・オフや、再起動が有効となる場合があります。
さらに、iOSが最新版にアップデートされているかもチェックしましょう。
ドコモのデータ通信が遅い時の対処法
データ通信が遅い場合、エリア内の通信状況や使用している端末が影響していることがあります。
例えば、高速な5G通信が可能なエリアにお住まいでも、使う端末が5G回線の対象外機種であれば、4G通信しか利用できません。
また、5G回線の対象地域であっても、端末が5G対応の機種でなければ、同じく高速通信の恩恵は受けられません。
シンプルに電波のつながりが悪い場合は、屋外に出てみる、場所を移動してみるなどの対処法を試してみてください。
よくある質問と回答
中古iPhoneとドコモの通信に関するよくある質問と回答を紹介します。
中古iPhoneでドコモの海外ローミングを設定・または解除できる?
新品のiPhone同様に、データローミングの設定をオン・オフすることができます。
設定メニューからモバイル通信に進み、通信オプションから設定を変更可能です。
中古iPhoneで異常な通信量が発生したのはなぜ?
iPhoneを初期設定するときに、設定漏れにより、バックグラウンド通信やアプリ更新がONになっている可能性があります。
特に、iOSアップデートなどは多量なデータ通信を伴うため、従量課金制のプランの方は、特に気を付けて設定するのがおすすめです。
中古iPhoneとドコモを組み合わせるメリット
中古のiPhoneをドコモのサービスと組み合わせた場合のメリットを紹介します。
初期費用を抑えて好きなプランを使える
中古iPhoneを選べば、端末にかかる初期費用が抑えられるため、その浮いた費用でドコモの多彩なプランから好きなものを選べます。
データ通信の無制限プランや通話し放題のオプションなど、初期費用が浮いた分を月々のスマホ代に充てて、快適な通信環境を構築することができます。
たとえば、iPhone Proシリーズを中古で購入して、大きな画面を活かしてデータ無制限プランで動画を楽しむという使い方も可能です。
ドコモの下取りプログラムと中古iPhoneの連携
ドコモの認定中古品のiPhoneを購入した場合は、次に機種変更をする際に、ドコモの下取りプログラムの対象となります。
そのため、次に端末を購入するときの初期費用に充当して、よりお得にデバイスを買い替えることが可能です。
ドコモの認定中古品なら、品質も保証されていますから、中古iPhoneでも安心して使えるでしょう。
中古iPhoneとドコモの保証サービスを組み合わせる
ドコモで認定中古品のiPhoneを購入する場合、ドコモの保証サービスが受けられます。
中古iPhoneを購入する場合は、商品の劣化や耐久性が不安になるでしょうが、認定中古品ならキャリアの保証サービスの対象になります。
有償サポートにはなりますが、中古品を購入する以上、保証が付けられるのはかなりの安心材料となるでしょう。
中古iPhoneとドコモでの注意点と安全対策
中古iPhoneとドコモを組み合わせて使用する際には、いくつかの注意点と安全対策が必要です。
最後に、中古iPhoneをドコモで使う場合に注意すべきポイントについて紹介します。
iPhoneの購入先やドコモの保証内容
中古iPhoneを購入する際には、販売者の信頼性や、保証内容をしっかり確認することが重要です。
また、ドコモで契約をする際にも、プランやオプション、保証内容もあらかじめ確認しておきましょう。
特に、中古品は新品に比べて保証がされにくいため、これを事前に確認しておくことで、よりトラブルを未然に防ぐことができます。
セキュリティ設定の重要性
セキュリティの設定は、中古iPhoneでも非常に重要です。パスコードの二段階認証や指紋・顔認証など、個人情報を守るための基本的なセキュリティ設定を忘れずに行いましょう。
ドコモでの課金トラップ回避方法
ドコモで契約するのが初めての場合は、料金締め日や課金制度などに詳しくないため、利用料金が高額になりかねないトラップにはまる可能性もあるでしょう。
利用するプランやオプション、データ定額サービスなどをよく理解し、不必要な課金を回避することが大切です。
中古iPhoneの健康診断とメンテナンス
中古iPhoneの状態を定期的にチェックし、必要なメンテナンスを行うことで、長く快適に使用できるようにします。
バッテリーの健康状態やストレージの空き容量などを確認し、適切なケアを心がけて長持ちさせましょう。
中古iPhoneとドコモで快適に使う方法まとめ
今回は、中古で買ったiPhoneをドコモで使う方法について様々な観点から解説しました。
中古iPhoneの選び方から設定手順、トラブルの対処法やセキュリティ対策などを行えば、新品同様の使い心地を実現することも可能でしょう。
ドコモの認定中古品にもiPhoneのラインナップは多いので、ぜひチェックしてみてください。
この記事を参考に、ドコモで中古のiPhoneを活用してみましょう。
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