ドコモが提供する「いつでもカエドキプログラム+」について、興味深い話を耳にした方も多いかもしれません。
2023年9月からスタートしたこのプログラムは、毎年新しい端末に変えられるという、スマホ好きにとって夢のようなサービスです。
以前からあった残価免除プログラムがパワーアップした形で、非常に魅力的に聞こえますが、本当にデメリットはないのでしょうか?
この記事では、「いつでもカエドキプログラム+」が持つ潜在的な3つの落とし穴について解説し、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。
まず、プログラムを使うには「smartあんしん補償」への加入が別途必要であり、これには月額料金が発生します。
さらに、端末に何らかの損傷がある場合、故障時利用料が必要になります。また、期限内に端末を返送しなければ、違約金が課せられる点も注意が必要です。
特に、リセール価値が高いiPhoneのような端末ではない場合や、1〜2年の短期間で使いたいと考えている方には、このオファーを活用する価値があるかもしれません。
メリットだけでなく、デメリットを理解し、自分にとって最適な選択をしましょう。
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目次
- 1 ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」ってどんな内容?
- 2 ドコモ・いつでもカエドキプログラム+を使ったシミュレーション
- 3 ドコモ・いつでもカエドキプログラム+の罠3つ
- 4 ドコモ・いつでもカエドキプログラム+が持つデメリット4つ
- 5 ドコモのいつでもカエドキプログラム+が持つメリット3つ
- 6 ドコモ いつでもカエドキプログラム+の端末を返す手順
- 7 ドコモのいつでもカエドキプログラム+関連のよくある質問
- 8 結論:いつでもカエドキプログラム+は1年おきにスマホを機種変更したいなら便利
- 9 ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠
- 10 いつでもカエドキプログラムとは何か
- 11 いつでもカエドキプログラムがおすすめな人
- 12 いつでもカエドキプログラムの罠を知って検討を
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」ってどんな内容?
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」は、残価設定型プランであり、これを使うには「smartあんしん補償」への同時加入が必要です。
このプログラムでは、対象となるスマホを24回の分割で買い、最終の支払いに残価を設定することになります。
スマホを23ヶ月までに返せば、その残価を払わなくても済むというメカニズムです。
さらに、12~22ヶ月の間にスマホを返すと、残価だけでなく23回目までの費用も払わず済みます。
毎年新しいスマホを楽しむことができるのは、魅力的なポイントです。
このプログラムで買ったからといって、1年や2年毎に必ず機種を変えなければならないわけではありません。
つまり、購入後にさらなる選択肢が広がります。分割払いを検討している方にとって、このプログラムの利用を推奨します。
以下では、「いつでもカエドキプログラム」の適用条件、対象となる機種、設定される残価についてさらに詳しく解説します。
条件:smartあんしん補償に加入すること
「いつでもカエドキプログラム+」はとてもシンプルなルールです。
まず、プログラムに該当する端末の決済が必須条件となります。
次に、24回分割のプログラムで購入作業を行い、さらに「smartあんしん補償」に加入している必要があります。
この補償プランは、プログラム利用を開始する月から遡って2ヶ月以内に加入している場合に条件クリアとなります。
返すときには、22ヶ月目までに返す場合は早期使用料金の支払いが必要です。
また、返却は指定された期間内に行う必要があります。
プログラムの利用には、dポイントクラブ会員またはドコモビジネスメンバー会員であることも条件の一つですが、これはdアカウントを作成することで容易に満たすことができます。
ドコモのサービスを利用しているユーザーなら、ほとんどがこの条件をクリアしているでしょう。
なお、ドコモユーザーでなくてもdアカウントは作成可能です。
早期利用料あり!対象デバイスは2023年9月~リリースされた機種
このプログラムは、新しいスマホの購入負担を軽減するためのプログラムで、特定の機種にだけ使えるものです。
このプログラムを使うことで、ユーザーは端末の残価を支払うことなく、新しいモデルへの早期乗り換えが可能になります。
例として挙げられたGalaxy Z Flip5においては、本体価格が160,820円で、24か月後の残価が79,200円設定されています。
2年間使って端末を返却した場合、実質支払額は81,620円となり、大きな節約になります。
さらに、1年後に端末を返す選択をすれば、早期利用料を含めても、より少ない実質負担金54,692円で利用可能です。
このメリットは、最新のデバイスを常に手に入れられることにあります。
また、2年毎の機種変更ではなく、1年毎に最新機種への乗り換えが可能な点も大きな魅力です。
ただし、返却時には端末の状態が一定の基準を満たしている必要があるため、使用中の端末の管理には注意が必要です。
今後、プログラム対象機種が増えることにより、選択肢の幅も広がり、さまざまなデバイスをお得に使う機会が増えるでしょう。
特に新しいテクノロジーが好きで、常に最新のデバイスを試したいユーザーにとって、このプログラムは非常に魅力的です。
ドコモ・いつでもカエドキプログラム+を使ったシミュレーション
次に、プログラムを使った際の具体的な実質負担金について説明します。
この例では、機種の総額が211,000円、プログラム終了時の残り価値が96,000円、早期利用料として12,100円と設定しています。
この情報を基に、実質負担金を計算しましょう。
【1年後】端末を返すケース
具体的には、1年後(12カ月目)に端末を返すシナリオを考えてみましょう。この場合、実質的に支払う額は72,100円となります。
計算の詳細をまとめると、端末代金総額は211,000円(23回の5,000円+残価96,000円)です。
残価として設定された96,000円と、13回目から23回目の分割支払い合計55,000円は、端末を返すときに免除に。
さらに、早期利用料が加算されると、実質的な負担額は72,100円になります。
このプログラムを使うことで、1年後に端末を返すと実質負担額が最も低くなり、返却タイミングが遅れるほど実質負担額が増加する傾向があります。
注意点として、smartあんしん補償の月額料金1,100円はこの計算には含まれていませんので、別途考慮する必要があります。
【2年後】端末を返すケース
総額211,000円の端末代金で、およそ2年後に端末を返すケースを考えてみましょう。
この場合、端末の残価額96,000円が免除され、実質的な支払い額は115,000円となります。
smartあんしん補償の月額料金1,100円はこの計算には含まれていません。
この状況では、早期利用料は発生しません。
したがって、2年後に端末を返す場合、支払うべき金額は残価を差し引いた115,000円です。
ここで重要なのは、本プログラムのメリットを最大限に活用するためには、返却のタイミングを慎重に選ぶ必要があるということです。
特に、smartあんしん補償が条件に含まれている場合、1年目の返却が最もコスト効率が良いとされています。
それに対し、2年経過してから返すと、実質負担金額が高くなりがちです。
【2年以上】端末を返すケース
現在、端末の総額が211,000円である場合、24ヶ月目に返すと、実質的な負担額は119,000円になります。
ここでは、smartあんしん補償に加入している場合の追加費用1,100円/月は別途発生します。
このシナリオでは、機種代金全額に対して、24回目の支払いである残価96,000円が再分割され、毎月4,000円の支払いが24回にわたって行われます。
24ヶ月目に機種を返す際には、24ヶ月目の支払い分が発生するため、実際に免除される金額は92,000円となり、結果として211,000円から92,000円を差し引いた119,000円が実質的な負担額となります。
このように、返却時期が遅れるほど、再分割支払金が発生し、免除される額が減少していきます。
【4年以上】残価を支払えば使い続けてもOK
プログラムを選んだからと言って、必ずしも1年後や2年後にデバイスを返却しなければならないわけではありません。
23回目の支払いを終えた後は、残価の再分割が行われ、引き続き同じデバイスを使用することが可能です。
この再分割後の支払いを完了すれば、デバイスは完全にあなたのものになります。
もし長期間同じデバイスを使う予定がある場合は、一括払いや12回、36回の分割払いなど、他の支払い方法を検討するのも一つの選択肢です。
たしかに利用柔軟性を重視するユーザーに適したプランではありますが、長期間同じデバイスを使いたい場合は、その利便性を最大限に活用しながらも、他の支払いオプションも考慮に入れることが重要です。
ドコモ・いつでもカエドキプログラム+の罠3つ
いつでもカエドキプログラム+は、新しい端末に頻繁に変更したいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢ですが、利用前には注意すべきポイントがいくつか存在します。
次に、このプログラムに隠された3つの注意点を解説します。
【1つめの罠】加入必須なsmartあんしん補償は月額コストがかかる
初めの注意点として、smartあんしん補償への加入が必要であることが挙げられます。
この補償プランへの加入には追加の月額料金が発生し、それは330円から1,100円まで機種によって異なります。
例えば、Galaxy Z Flip5の場合は880円、Galaxy Z Fold5の256GBモデルおよび512GBモデルはそれぞれ1,100円の月額料金が必要です。
この補償料金はプログラムの利用において避けられないコストであり、早期利用料とは別にかかるため、総コストを正確に把握しておくことが大切です。
smartあんしん補償の加入が当初の予定になかった方にとっては、これが思わぬ追加費用となりえます。
従って、この仕組みを使うかどうかを検討する際には、補償プランの月額料金を総コストに含めて考慮することが重要です。
プログラムを最大限に活用しつつ、総費用が予算内に収まるかどうかをしっかりと確認してください。
【2つめの罠】スマホが壊れていたら故障時利用料がかかる
もう一つの重要な注意点は、返す端末が壊れていた場合に追加料金が発生することです。
このプログラムを使って端末を返し、残価や分割支払金の免除を受けるためには、端末が通常の使用状態である必要があります。
しかし、万が一、返却時に端末が壊れていると、故障代としてMAX12,100円が必要になります。
smartあんしん補償における故障代の具体例は、330円/月の契約で、22ヵ月目までに申し込みをした場合は5,500円、もし23ヵ月目以降だと2,200円になります。
880円/月のプランでは12,100円です。
このコストがかかることは、端末を返す上での大きなデメリットとなり得るため、端末の取り扱いには特に注意が必要です。
また、免除される金額が故障代よりも大きい場合、支払いを行い端末を返すことが経済的に合理的な選択となります。
最終的には、免除される金額と故障代を比較検討し、どちらがより有利かを判断することが重要です。
【3つめの罠】期限までにスマホが郵送で届かないと違約金
端末を期限内に返送しなければ発生する違約金について注意が必要です。
期限までに端末を送らない場合、高額な違約金が請求されることがあります。
加えて、この違約金が一括で請求され、支払いが滞ると通話やデータ通信が制限されることがあります。
これは、スマホなどの端末が日常生活において重要な役割を果たすことを考えると、大きな不便を招く可能性があります。
違約金の詳細について見てみましょう。
違約金は利用開始時期に応じて異なります。
たとえば、利用開始から12か月目以内に解約する場合、24回目の支払い分(残金)と13回目から23回目までの分割支払いの合計が違約金として請求されます。
また、13か月目から22か月目での解約では、24回目の支払い分と翌月から23回目までの支払いの合計が、23か月目以降の解約では、利用開始翌月以降の残りの支払いが違約金となります。
返送期限を守ることは、無用な支出を避けるためにも重要です。
このプログラムを使う場合、返送期限は利用申込の翌月末となります。
返送は期限ギリギリではなく、余裕をもって行うことで、違約金の発生を防げます。
ドコモ・いつでもカエドキプログラム+が持つデメリット4つ
プログラムを使う際は、デメリットを十分に検討し、自分の利用スタイルやニーズに合った最適な選択をすることが重要です。
事前にこれらの点を理解しておくことで、購入後の満足度を高めることができるでしょう。
対象モデルがまだ少ない
一つ確かなデメリットとしては、利用可能な端末が限定されている点にあります。
特に、このサービスがサポートする初期の機種はGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のみで、2023年9月1日以前に市場に出た端末は対象外です。
ただし、サービス開始後に市場に登場する新しい機種については、これから対象として選ばれる可能性があります。
しかしながら、全ての新モデルが自動的にプログラムに含まれるわけではありませんので、どの機種がサービス対象であるかを確認することが重要です。
このように、対象機種の制約はプログラムを検討する上で考慮すべきポイントの一つです。
旧スマホは手元に残せない
このプログラムは、スマホを返すことで、未払いの残債の支払が免除される仕組みです。
これを使うと、機種変更の際に以前のスマホをドコモに返す必要があるため、そのモデルはユーザーの手元には残りません。
このシステムの結果として、ユーザーは継続して新しい端末を買う必要があり、結果的には常に何らかの端末代金のコストが生まれます。
2年ごとに新しいスマホを使えるというメリットを提供しますが、同じ端末を長期間使用したいユーザーや、旧端末を別の用途(例:音楽プレイヤー、ゲームデバイス、バックアップ端末)で保持したいユーザーには不向きかもしれません。
もし古い端末を手元に残しておくことを好む場合は、残金を支払うことにしてスマホをそのまま買ってしまう必要があります。
この選択肢を通じて、ユーザーは端末の所有権を保持し、返却の義務から解放されます。
スマホの返却手続きが手間
機種変更の際にはスマホの返却が必須ですが、端末を返すプロセスが面倒だと感じる人もいるかもしれません。
もし機種代金を完全に支払う選択をすれば、その端末はユーザーのものとして残りますが、それではプログラムの利点を享受できません。
端末を返却する方法は。一つはドコモショップへの直接持ち込み、もう一つは郵送を使う方法です。
直接店舗に持ち込む場合は、来店予約が必要であり、近くに店舗がない人にとっては不便かもしれません。そのため、多くのユーザーは郵送を使うでしょう。
郵送での返却の場合、ドコモから送付キットが届きます。
ユーザーは端末をキットに梱包し、指定されたセンターに返送するだけです。
ただし、この返却には期限があり、申し込みの翌月末までに返却が完了していなければなりません。
この期限を遵守しないと、返却が受け付けられず、残価支払いを要求される可能性があります。したがって、手続きを迅速かつ正確に行うことが重要です。
スマホを返却しないと損になる
確かに端末返却は義務ではありませんが、返すことで残価や分割支払金が免除されるメリットがあります。
もし返却しなければ、残価を支払う必要があります。
このプログラムのメリットを最大限に享受するためには、返却条件を満たすことが重要です。
返却が遅れると免除される金額が減少し、結果的に損をしてしまう可能性があります。
さらに、smartあんしん補償プランを併用する場合、月額最大1,100円の費用が発生し、2年間で合計13,200円の費用がかかります。
やはりプログラムを使うならば、端末を1年ごとに買い替えることを検討すると良いでしょう。
これは、補償を最適に活用し、新しい端末への更新を効率的に行うための戦略です。
特に、新しい技術や機能を常に利用したいと考えるユーザーにとって、このような計画は価値があります。
ドコモのいつでもカエドキプログラム+が持つメリット3つ
本プログラムに関して、多くのユーザーが気になっているメリットを紹介します。
購入を検討している方は、これらの情報をぜひ参考にしてください。
1年おきに新機種のスマホがゲットできる
最も大きな利点は、毎年のように最新のスマホに更新できることです。
特に、新型iPhoneのような高価な端末を対象とした場合、その価格は上位モデルで10万円を超え、ストレージ容量が多いモデルでは20万円を超えることも珍しくありません。
通常、これらのデバイスを毎年買うことは経済的に大きな負担となり得ます。
機種代金を24回や48回の分割払いで支払う一般的な購入方法を考えると、毎年の機種変更では前の機種の残代金と新しい機種への支払いが重複し、負担が増大します。
しかし、このプログラムを活用することで、このような状況を避け、比較的少ないコストで毎年最新の端末を利用できるようになります。
端末返却時には残価分が免除され、新しい機種への乗り換え時に前の機種の支払いが残っている心配をする必要がありません。
この仕組みは、常に最新の技術や機能を手元に置きたいと考えるテクノロジー愛好者に最適な選択肢です。
新しいスマホを体験する楽しみを、経済的な負担を最小限に抑えつつ享受できる点が、この枠組みの大きな魅力と言えるでしょう。
本体代金が高価なスマホでも買いやすくなる
大きなメリットの一つは、高額なスマホへの金銭的ハードルが下がることも挙げられます。
スマホを買う際、選択肢は通常、全額一括払いまたは分割払いになります。
どちらの方法を選んでも、特に高価なモデルを選ぶ場合、金銭的な負担は大きくなりがちです。
しかし、このプログラムを使用すると、契約期間終了時の残価設定額、およびそれまでの23回の分割支払い金が免除されるため、実質的には端末代金の半額以下で新しいスマホを利用できます。
さらに、支払いが分割になるため、毎月の出費を抑えることができ、経済的な負担が軽減されます。
特に価格が高い上位モデルのスマホでも、このプログラムを活用することで、購入をためらっていたユーザーも手が届きやすくなります。
結果として、最新のテクノロジーを常に体験したいと願うユーザーにとって魅力的なオファーとなるでしょう。
回線契約なし(いわゆる白ロム)でもOK
この仕組みを利用して端末を買うことは、実際にはドコモの回線契約がなくても可能です。
つまり、他の携帯会社を使用している方でも、このプログラムを通じて端末のみを購入(いわゆる「白ロム」購入)することができます。
このプログラムの大きな利点は、23回目までの分割支払金と端末の残価が免除されることにあり、これにより端末の実質的な負担額が大幅に減少します。
月々の支払いが軽減されるため、特に価格が高い上位モデルのスマホでも、経済的な負担を感じずに最新の端末を手に入れることが可能になります。
ドコモの本サービスは、他の携帯電話会社には見られない独自のメリットです。
したがって、ドコモで希望するスマホがあれば、回線契約をしていない他社ユーザーであっても、積極的にこのプログラムを利用してみる価値があるでしょう。
ドコモの端末を購入し、別のキャリアのSIMカードを使用することで、望む端末と通信サービスを自由に組み合わせることができます。
ドコモ いつでもカエドキプログラム+の端末を返す手順
端末を返す方法として「ドコモショップへの店頭持ち込み」や「郵送方式での返却」を選べるのは、利用者にとって柔軟なオプションを提供することを意味します。
いずれの方法も、プログラムを使っている人が、手軽かつ効率的に端末を返す手段となります。
店頭での持ち込みについては、直接ドコモショップのスタッフに端末返却を希望している旨を伝えます。
事前に来店予約を行うことで、待ち時間を減らし、店舗の混雑を避けてスムーズに手続きを行うことが可能です。
郵送するケースの具体的な手続き方法
端末を郵送で返す際には、確かにオンラインでの事前手続きが必要です。
こちらの手順に従って返却手続きを行うことで、プロセスがスムーズに進みます。
まず、My docomoにアクセスしてログインします。
その後、「お手続き」セクションを選び、「割引・優待」に進みます。
ここで「プログラムご利用(郵送)」のオプションを見つけてタップし、「お手続きする」を選んで進みます。
必要な情報を入力し、手続きを完了させます。
オンラインで本人確認を選び、そのプロセスが完了すれば、送付キット(レターパックプラス)が郵送されてきます。
このキットを使用して端末を梱包し、後は最寄りのポストに投函するだけで返却が完了します。
非常に簡単で、特に忙しい方や店舗へのアクセスが難しい方にとって便利なオプションです。
ただし、この返却プロセスには期限があり、利用申込みの翌月末までに端末が指定センターに到着している必要があります。
期限を過ぎると違約金が発生するため、手続きは速やかに行うことが重要です。
ドコモのいつでもカエドキプログラム+関連のよくある質問
最後に、本プログラムに関してよくある質問を以下にまとめてみました。
これらの回答が、プログラムに関する疑問や不明点を解消するのに役立つはずです。
ドコモを途中解約した場合いつでもカエドキプログラム+は継続可能?
ドコモの契約を途中で解約した場合でも、この仕組み自体は利用し続けることが可能ですが、そのためにはいくつかの条件があります。
まず、smartあんしん補償がキーポイントであり、これはドコモの契約を解約しても継続して利用できるものです。
ただし、この補償サービスを利用し続けるためには、ドコモのdアカウントの維持が必要です。
解約後もdアカウントを削除していなければ、プログラムに必要なサービスとの連携が保たれます。
加えて、smartあんしん補償を解約してしまうと、プログラムの利点を享受することはできなくなります。
万が一、この補償を解約してしまった場合、利用者は「+」ならではのメリットを失い、通常のプログラムに移行することになるため、その場合は適用されるメリットが異なります。
スマホを返す時期はいつがベスト?
このケースでは、端末を1年後に返すことが最も経済的に効率的です。
プログラムでは、1年経過時点で端末を返すことで、未払いの残価および23回目までの分割支払金が免除されるため、利用者はこの時点で最大の利益を享受できます。
具体的には、端末返却時に1年分の使用料のみを支払い、残りの支払い義務から解放されることになります。
1年を超えてしまうと、返却によって得られるお得額は減少し始めます。
なぜなら、23回目以降の分割支払いに対しては、その利益が適用されないからです。
したがって、この仕組みを最大限に活用しようと考えているなら、1年後の返却が最適なタイミングとなります。
いつでもカエドキプログラム+と普通の分割払いどちらがお得?
プログラムで端末を購入した場合、端末を返す時期を柔軟に選べる点はお得です。
もちろん1年後に返すのが最もお得に設計されていますが、返却を遅らせるか、あるいは全く返却しない選択も可能です。
1年後に返す最大のメリットは、その時点で残価と23回目までの分割支払金が免除されることにあります。
これにより、新しい端末に比較的低コストでアップグレードできます。
24回の分割払いを基本としており、これがプログラムの柔軟性と利便性を高めています。
しかし、もしユーザーがより短い期間での完済を望むか、より長い分割期間を希望する場合は、通常の分割払いプランを選択することも一つの手段です。
分割支払の費用をあとで一括払いに切り替えられる?
確かに、後から分割支払金を一括で精算する選択肢もあります。
しかし、分割支払いを一括で清算したい場合は、ドコモショップでの手続きが必要です。
支払い方法に迷っている場合は、将来的に端末を返すか、一括精算するか、あるいは端末を継続して使用するかなど、状況に応じて最適な選択をするのが賢明です。
このように、選択肢を広げておくことで、将来的に柔軟に対応できるようになります。
結論:いつでもカエドキプログラム+は1年おきにスマホを機種変更したいなら便利
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」に関する説明を通じて、このプログラムがスマホ購入時に大きなメリットを提供することがわかりました。
このサービスを活用すれば、残価および23回目までの分割支払金が免除され、特に毎年最新のモデルに更新を希望するユーザーにとって、経済的負担を大幅に軽減できます。
以前から残価免除のオプションは存在しましたが、これをさらに進化させ、毎年のスマホ更新をより身近なものにしました。
このプログラムにより、高価な端末であっても実質的な負担を半額以下に抑えることが可能となり、例えばiPhoneのProシリーズのような高スペックモデルも手が届きやすくなります。
しかし、このプログラムを使う上での注意点も存在します。
プログラムの詳細や条件をよく理解し、自身の利用スタイルや経済状況に合わせた最適な選択を行うことが重要です。
さらに、機種を買う際は機種代金だけでなく、初期費用にも注意を払う必要があります。
ドコモオンラインショップを使うことで、店舗での事務手数料3,850円が無料になるなどのメリットがあります。
また、24時間いつでも、どこからでも購入が可能で、店舗への移動時間や交通費の節約も見込めます。
時間やコストを効率的に管理したい方には、ドコモオンラインショップの利用がおすすめです。
以下は旧プログラムである「いつでもカエドキプログラム」の罠について解説していきます。ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠は、最大で4年間も支払うことになること・追加の支払いが発生することがあること・郵送で返送された場合一括清算はできないことです。
プラスとかぶる点はありますが、参考までに情報を残しておきますので、気になる方は確認してみてください。
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠をまとめます。罠といっても、そんなに仰々しいものではなく、「こんなはずではなかった」と思わないための"注意点"と言った方が良いでしょう。
そんなドコモのいつでもカエドキプログラムの罠は以下の通りになります。
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠
罠1.最大で4年間も支払うことになる
罠2.追加の支払いが発生することがある
罠3.郵送で返送された場合一括清算はできない
それぞれのデメリットの内容を詳しく紹介していきますので、ドコモのいつでもカエドキプログラムを使いたい方は、きちんと理解しておいてください。
罠1.最大で4年間も支払うことになる
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠1つ目は、最大で4年間も支払うことになる、ということです。もちろん回線の違約金もなくなりましたので、今の新プランのままであれば、他社に乗り換えても違約金はほとんどかかりません。
ただし、端末の支払いに関しては、完済するか返品しない限り、約4年間は手元に残ります。スマホを買い替えることが多い人だと、分割払いとは非常に相性が悪いです。
罠2.追加の支払いが発生することがある
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠2つ目は、追加の支払いが発生することがあることです。同じ携帯電話を1年、2年と使うのであれば、一度も落とさずにそのまま使える可能性の方が低いです。
このいつでもカエドキプログラムでは、ドコモが定める「使用不可品」でない限り、携帯電話を返却することができますが、「機能不良品」と判断された場合は、別途故障料金を請求されます。
この「機能的欠陥品」の基準は不明ですが、目に見えるへこみやひび割れがあれば請求されると考えておいた方が良いかもしれません。
インターネット上でクレームに関する報告がほとんどないため、過度に心配する必要はないかもしれませんが、この点は留意しておく必要があります。
補償に加入していない場合は22,000円、携帯電話の補償などに加入している場合は2,200円なので、オプション料金を含めると、どちらも実際の費用より2万円ほど多く支払うことになりますね。
また、ドコモ次第ではありますが、経年劣化で浮いた場合、「機能不良品」として扱われる可能性もあり、通常のスマートフォンよりも故障料金を請求されるリスクが高くなります。
罠3.郵送で返送された場合一括清算はできない
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠3つ目は、郵送で返送された場合一括清算はできないことです。ドコモの公式サイトによると、このいつでもカエドキプログラムによる端末の返却は、ドコモショップまたは郵送(Web)で行うことができます。
ただし、早期に端末を返却した場合、残債の一括清算に応じることができるのは、旧ドコモショップのみとなるようです。また、家電量販店ではそもそも受け付けてもらえない可能性もあります。
したがって、購入から1年後に郵送で返却した場合、残り1年未満で手元にない端末は、多少の減額があっても必ず継続して支払わなければならないことになります。早期返却のため、店頭でのご利用をお勧めします。
いつでもカエドキプログラムとは何か
参考までに「いつでもカエドキプログラム」について説明します。いつでもカエドキプログラムは、一言で言えば「残価設定型24回分割払い」で、24回払いまでに端末をドコモに返却すれば残価が免除されるというものです。
それまでにスマホが返却されない場合は、残価を再度分割し、47回の分割払いの合計額をお支払いいただきます。
23回目の分割払い前に車両を返却した場合、「早期利用手当」が適用されます。分割払いの残額から毎月一定の割引が適用され、早く返却すればするほど総所有コストが安くなります。
ちなみに分割払いは必ずしも記載されている金額ではなく、契約者の与信枠によって異なる場合があるとのことです。
いつでもカエドキプログラムがおすすめな人
「いつでもカエドキプログラム」は早めに返却するよりも、2年間使用した方がお得な場合もあります。2年以上使えば、上も下もなく、数ヶ月で買い換える人は使わない方がいいです。
月々の負担が24回払いから48回払いに相当するのは良いのですが、その反面、システムが複雑になり、損得の計算が難しくなっています。
近年では、一般ユーザーが2年以内に端末を買い替えることは稀で、3年以上同じ端末を使い続けることが非常に多くなっていると言っても過言ではありません。
本いつでもカエドキプログラムを2年以上利用した場合、47回払い(残価なし)のみとなるため、本いつでもカエドキプログラムの分割払いである必要はないです。
むしろ、複雑で無意味な分割払いを利用する意味がないので、通常の36回払いや48回払いを利用した方が無難です。ただし、メリットがないわけではなく、2年程度で必ず返品できる方にはお勧めできるシステムです。
いつでもカエドキプログラムの罠を知って検討を
いつでもカエドキプログラムは、一見お得に感じることもありますが、その利用には罠が潜んでいることを理解しておく必要があります。
購入から1年経過しても、プログラムを利用した方がお得なケースが少なくない一方で、Androidスマートフォンの価格が全般的に下がっていることから、2年後にはさらにお得になる可能性も高いです。
そのため、1年目から2年半の間に携帯電話を返却することがベストな選択となるかもしれません。しかし、いつでもカエドキプログラムには以下のようなデメリットも存在します。
返却時の端末の状態: 端末を返却する際には、その状態が良好である必要があります。キズや故障がある場合、返却ができないか、追加料金が発生することがあります。
近年、スマートフォンは高価になっており、分割払いを設定したいと考える人が増えています。そのため、いつでもカエドキプログラムを検討する際は、これらのデメリットをしっかりと考慮し、最適な選択を行ってください。
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