iPhoneの標準メモアプリ、実は見た目以上に多機能なツールなんです。
特に最新のiOSでは、箇条書きの階層化や書式設定がより直感的になり、ビジネスシーンでも活用できる実力を備えています。
メモの書き方一つで仕事の効率が大きく変わることもあるので、ぜひ活用したいものですね。
今回は、私も日々活用している箇条書きの階層化と書式設定について、メモアプリの基本から応用まで詳しく解説していきます。
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目次
メモアプリの基本機能を理解しよう
iPhoneのメモアプリは、最新iOSで日々機能改善が行われています。
まずは、基本的な機能から見ていきましょう。
実は、多くのユーザーが使っていない便利機能もあるので、あなたも知らない機能が見つかるかもしれません。
メモアプリの最新機能と特徴
メモアプリのインターフェースは、最新のiOSにより使いやすく刷新されています。
画面上のツールバーには、テキストスタイル、リスト形式、表機能、添付ファイル、マークアップなどの機能が集約されました。
もちろん音声入力および手書きメモにも対応しているため、好きなスタイルで情報をまとめて記録しておくことが可能です。
テキストに色を付けて目立たせたり、テキストの多いセクションで折りたたみ可能なヘッダを使ったり、「計算メモ」で方程式を瞬時に解いたりできます。
(引用元:Appleサポート)
さらに、iOS18では見出しの折りたたみ機能も実装され、まるでWebページのように柔軟な閲覧方法が可能になっています。
箇条書きの基本設定と活用法
箇条書きは、情報を整理する上で非常に重要な機能です。
でも、ただ単に点を打っていくだけでは、その真価を活かしきれていません。
ここからは、箇条書きを効果的に使うためのテクニックをご紹介します。
私も実際に試してみて、とても便利だと感じた方法をお伝えしますね。
箇条書きの種類とフォーマット
メモアプリの箇条書きには、ドット形式、数字形式、チェックボックス形式の3種類が用意されています。
ドット形式は通常の箇条書きに、数字形式は手順や優先順位の記録に、チェックボックス形式はタスク管理に適しています。
フォーマットの切り替えは、テキストを選択して表示される編集メニューから簡単に行えます。
また、「1.」を入力したあとにスペースを入れると、自動で箇条書き形式に直してくれる機能も便利です。
いちいちテキストを選択しなくても、すみやかに箇条書き形式を呼び出せるため、時短になりますよ。
階層化のテクニックと応用
箇条書きの真価は、階層化できる点にあります。
情報を整理する際、階層構造を上手く活用することで、より分かりやすいメモを作ることができます。
ただし、階層化にも一定のコツが必要です。
使い方を誤ると、かえって読みづらくなってしまう場合もあります。
効果的な階層構造の作り方
階層構造はいくつも段階を設定できますが、実際は3階層くらいに抑えることをおすすめします。
箇条書きの途中で書式設定(Aaなど)をタップし、インデントを押せば字下げされ、箇条書きが階層になっていきます。
インデントは好みの位置に調整することができますので、レイアウトを見ながらベストな位置に設定してみましょう。
ただし、私の個人的な意見では、インデントは通常1回程度が視認性に優れていると感じます。
一般的な見た目になり、読みやすさを保ちながらも情報を整理することができますよ。
書式設定で見やすさを向上
階層化されたメモは、適切な書式設定を施すことでさらに見やすくなります。
最新iOSでは、書式設定のオプションが大幅に増え、より細かなカスタマイズが可能になりました。
ビジネス文書のような見栄えの良いメモも、簡単に作成できるようになっています。
テキストスタイルとフォーマット
見出しスタイルは「タイトル」「見出し」「小見出し」の3種類から選択可能で、フォントサイズは自動で最適化されます。
文字の装飾では、太字、斜体、下線、取り消し線に加え、「蛍光ペン」効果が追加されています。
カラーパレットは5色あり、色分けによる情報の整理がより柔軟になっています。
共有と同期の活用テクニック
作成したメモは、他のデバイスやユーザーと共有することで、さらに活用の幅が広がります。
純正メモアプリは共有機能も強化され、よりスムーズな連携が可能になりました。
ここからは、ビジネスシーンに役立つメモの共有と同期に関する便利な使い方をご紹介します。
共有オプションと権限設定
メモの共有には、コピーを共有する方法とiCloudを使って共有する2つの方法があります。
メモアプリでは、友達にメモのコピーを送信できます。また、iCloudのメモやメモを含むフォルダをリアルタイムに共同作業してもらえるよう、ほかの人に参加を依頼することで、全員が最新の変更点を見ることができます。
(引用元:Appleサポート)
メモのコピーを送信したい場合は、該当のメモで転送マークをタップし、送信したい媒体を選択すれば情報を送ることができます。
また、iCloud共有では、メモおよびフォルダごとシェアすることも可能です。
許可された人だけが編集可能にしたり、URLを知っている人ならば全員閲覧できたりと、権限を設定することもできます。
このように、ビジネスシーンにも活用できるため、ぜひ使ってみてください。
検索と整理のテクニック
メモが増えてくると、目的のメモを素早く見つけることが重要になってきますよね。
純正メモアプリでは、検索機能が大幅に強化され、タグにより効率的にメモを管理できるようになっています。
私も日々大量のメモを扱っていますが、この機能のおかげでストレスなく管理できています。
スマート検索の活用法
検索バーでは、テキストだけでなく、タグの状態なども検索条件に含めることができます。
iOS 15、iPadOS 15 以降では、メモのどこにでも、タイトルにでも、タグを追加できます。メモにタグを追加するには、# の後に続けてタグ名を入力するか、キーボード上部にある候補のメニューからタグを選択します。
(引用元:Appleサポート)
たとえばメモの中に「♯」からはじまるタグを入れておくと、あとから設定したタグだけで検索できるんです。
たくさんのメモを管理していると、編集したいメモがどれなのかすぐに発見できないストレスがありますよね。
このような検索タグを活用すれば、より短時間で必要な情報にアクセスすることができますよ。
iPhoneのメモアプリを使いこなそう
iPhoneのメモアプリは、箇条書きの階層化と書式設定機能を活用することで、単なるメモ帳以上の実用的なツールとなります。
特に最新iOSでの機能強化により、ビジネスシーンでも十分に活用できる機能を備えるようになりました。
階層構造を3階層程度に抑え、適切な書式設定を施すことで、見やすく整理されたメモを作成できます。
また、共有機能や検索タグを活用することで、複数人での情報共有やメモの管理も効率的に行えます。
最初は基本的な機能から使い始めて、徐々に高度な機能を取り入れていくと、いつのまにかメモアプリを使いこなせるようになっているはずですよ。
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