iPhoneの指紋認証はなぜなくなったのか考察してまとめました。
TouchIDとして知られるiPhoneの指紋認証ですが、iPhone8以降のシリーズではホームボタンが廃止されています。
現行iPhoneSE(第三世代)の売れ行きを踏まえると、まだまだ指紋認証の需要はありそうですが、TouchIDはなぜなくなったのでしょうか。
今回は、iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、TouchIDが搭載される可能性について深掘りします。
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目次
iPhoneの指紋認証はなぜなくなった?4つの原因
iPhoneの指紋認証はなぜなくなったのか、考えられる原因を4点あげてみました。
指紋認証がなくなった原因としては、以下の項目が考えられます。
- セキュリティレベル
- コロナ禍による顔認証の需要
- Apple社の開発方針
- FaceIDの操作性
ただし、2022年に発売されたiPhoneSE(第三世代)にはホームボタンが現存しており、TouchIDが搭載されています。
iPhoneSEの人気を考慮すると、指紋認証機能に全く需要がないとは言えないでしょう。
つまり、さまざまな要因が複合的に関与した結果、例年リリースされるiPhoneには指紋認証が実装されていないと予想できます。
セキュリティレベル
iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、1つめの理由としては顔認証(FaceID)のセキュリティレベルの高さが挙げられるでしょう。
Apple社によれば、顔認証は指紋認証と比べると20倍以上も安全性が高いとされています。
世界的にスマホユーザーが増えつつある情勢で、セキュリティの問題も多発しており、ユーザーの個人情報を守ることはメーカーにおいても重要視されています。
もちろん、指紋認証も優れたセキュリティであることは事実です。
しかし、より安全性の高い顔認証を優先して実装することは、Apple社のリスク管理という観点から見ると、当然の判断と言えるでしょう。
コロナ禍による顔認証の需要
iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、2つめの理由としてはコロナ禍における顔認証の需要があげられるでしょう。
実際にコロナが流行し始めたのは、iPhoneにFaceIDが実装されたよりも少し後ですが、感染対策として顔認証の需要が爆発的に高まりました。
そのため、この時期以降はiPhoneだけでなく、Android端末においても顔認証の機種が急速に増加しています。
さらに、マスク着用でも顔認証が可能になるなど、システムの精度向上にも注力していることからも、FaceIDの需要の高さがわかります。
需要があるものに開発リソースを割り振るのは当たり前なので、顔認証の需要が高いかぎり、指紋認証が再登場することは考えにくいです。
Apple社の開発方針
iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、3つめの理由としてはApple社の開発方針が大きく反映されているでしょう。
仮に、最新iPhoneに指紋認証を復活させようとする場合、実装されるまでにかなり時間がかかることが予想されます。
すでにSE以外の機種ではホームボタンが廃止されているため、現行機の形式を保ったまま指紋認証を取り入れるには、新規技術の開発が必要になるはず。
世界的に顔認証の需要が高まっており、セキュリティ的にも強固なFaceIDを上回る安全性を実現するには、かなりの開発費用と時間がかかりそうです。
コストと販売利益を天秤にかけた場合、Apple社の開発方針上なかなかGOサインは出にくいのではないでしょうか。
FaceIDの操作性
iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、4つめの理由としてはFaceIDの操作性が挙げられます。
指紋認証のように画面をタッチしなくても、FaceIDならカメラに顔をかざすだけでロックが解除できます。
マスクを着用していてもロックが解除できるという優れた操作性なので、顔認証を実装していれば、ユーサビリティは大いに向上するでしょう。
Apple社の製品はいずれも、直感的な操作を可能にすることに重きをおいているため、FaceIDはまさにiPhoneにうってつけの機能と言えます。
iPhoneの指紋認証はなぜなくなった?TouchIDが戻る可能性
iPhoneの指紋認証機能がなぜなくなったのかという原因を踏まえると、現状TouchIDが最新シリーズで戻る確率は低いと言わざるを得ません。
直近リリースされたiPhone15では、Lightningの廃止・USB-Cの実装という大きな改良が加えられています。
この理由としては、欧州議会による決定が色濃く反映されたと言われていますが、実際にUSB-Cを望むユーザーの声はこれまでも非常に大きなものでした。
一方、指紋認証を望む意見は未だにありますが主流の考え方ではなく、USB-Cの事例ほどユーザーの声が大きいとは言えません。
そのため、iPhoneの今後リリースされるモデルに指紋認証が実装されることは、直近では考えにくいのではないでしょうか。
可能性があるとすれば、指紋認証対応機種であるiPhoneSE(第三世代)の後継機がリリースされるタイミングでしょう。
仮に、iPhoneSE(第四世代)に再びホームボタンが搭載される場合は、TouchIDも現存することになりそうです。
iPhoneの指紋認証(TouchID)が使える機種
iPhoneの指紋認証(TouchID)が使える機種は、現行機ではiPhoneSE(第三世代)のみです。
過去のシリーズでは、2017年発売のiPhone8がTouchIDを搭載した最後の機種となっています。
iPhone8以前、もしくはiPhoneSE(第二世代)でも指紋認証は使えますが、こちらは5G通信に対応していないため要注意。
さらに、2023年リリースされたiOS17において、iPhoneXまでの機種はiOSアップデートのサポート外となりました。
これを踏まえると、iPhone8などの指紋認証対応モデルを今から購入するのはおすすめしません。
指紋認証ができるiPhoneを購入したいならば、実質iPhoneSE(第三世代)の一択となるでしょう。
iPhoneの指紋認証はなぜなくなった?まとめ
今回は、iPhoneの指紋認証機能はなぜなくなったのか、TouchIDは復活するのかを深掘りしてみました。
iPhoneの指紋認証機能がなぜなくなったのかというと、セキュリティレベル、コロナ禍による顔認証の需要、Apple社の開発方針、FaceIDの操作性などの理由が考えられます。
この背景を踏まえると、直近発売されるiPhoneシリーズで指紋認証が再登場する確率は低いでしょう。
指紋認証対応のiPhoneが欲しいならば、5G対応の現行機iPhoneSE(第三世代)を選ぶのがおすすめです。
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