2019年リリースのXperia 1が、いつまで使えるのかサポート期間などをまとめたページです。
結論、すでにOS更新がAndroid10で終了しているため、なかなか現役で使うには厳しいものがあります。
本記事では、サポート終了時期やセキュリティアップデート、買い替えにおすすめのモデルも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
Xperia 1いつまで使える?まだ現役か?
結論、Xperia 1がいつまで使えるかというと、2024年現在も一応は使えますが、現役で使うには少しスペック的に心もとないと言わざるを得ません。
というのも、2019年リリースのXperia 1は2020年の「Android10」をもってOS更新を終了しています。
さらに、セキュリティ更新に関しても2021年以降は実施されていません。
そのため、今後は徐々に脆弱性が増していくうえに、スペック的にも5年経過ということで、使い勝手にも支障が出てくる頃でしょう。
OSアップデートは終わっている
Xperia 1は2019年6月にAndroid9を搭載してリリースされ、2020年の「Android10」をもってOS更新は終わっています(ソフトバンク版)。
近年、Android端末でも長めのOS保証がトレンドになりつつありますが、当時はまだ1~2年程度のサポートが常でした。
OSのバージョンが古くなると、さまざまなアプリが動作対象外となったり、動作が最適化されないため使い勝手が悪くなったりします。
2024年6月現在の、最新OSは「Android14」です。
この世代差を考慮すると、現在使っているユーザーにとっては、Xperia 1の使い心地に結構なストレスが生じているかもしれません。
セキュリティアップデートも配信終了
Xperia 1のセキュリティアップデートに関しても、2021年の更新を最後に配信停止している状態です。
2024年まで音沙汰無しという現状や、一般的な傾向から見ても、今後セキュリティ更新が行われる可能性は限りなく低いです。
実際、取り扱いキャリアであるドコモやauにおいても、公式ページにアップデートの配信停止の旨が記載されています。
2021年以降、セキュリティパッチが最新状態でないということは、情報漏えいなどさまざまなリスクに対する脆弱性が増しているということです。
そのため、たとえ現在スマホの動作には支障がなかったとしても、安全性の観点では難ありと言わざるを得ません。
スマホ本体やスペック的にも限界が来る頃
ドコモの修理受付は2023年12月に終了しており、auに関しては2023年9月で修理対応を終えています。
そのため、今端末が壊れた場合は、一般のスマホ修理店などに持ち込むほかありませんが、修理代を捻出するくらいなら買い替えた方が効率的でしょう。
一般的に、スマートフォンは4~5年もハードが持てばまだ良い方で、バッテリーはもっと早く消耗しますから、すでにメンテ代がかかっているかもしれませんね。
さらに、スペック的にも問題があり、Xperia 1は5G通信に対応していません。
当時はまだ5G非対応の機種が目立ったものの、2024年現在では5G通信はスタンダードな性能になっており、高速通信が使えないのは不便ですね。
Xperia 1を現役で使っても大丈夫な人・やめたほうがいい人
では、引き続きXperia 1を現役で使っても大丈夫な人はどのようなユーザーなのでしょうか?
そろそろ買い替えるべき人の特徴も踏まえて、解説していきます。
Xperia 1を現役で使っても大丈夫な人
Xperia 1を現役で使っても大丈夫な人は、ずばり「最低限の性能でサブ機扱いしたい人」です。
正直に言って、メインスマホとしてフル活用するには、Xperia 1はあまりに古い機種です。
たとえば、ネットやメールなど必要最低限の機能しか使わない、もしくは通話でしか使わないといった人なら、まだ使い道があるかもしれません。
しかし、先述のとおり、セキュリティ更新が数年行われていないことからも、スマホの脆弱性がかなり増している状態です。
なおかつ、経年劣化による故障のリスクも高まっていることから、メインスマホとして使い続けるのはおすすめできません。
Xperia 1を買い替えるべき人
Xperia 1を買い替えるべき人は、これまでメインスマホとして使ってきた人、高速通信を使いたい人、スペック的に不満のある人です。
Xperia 1は当時最高峰のフラッグシップモデルであったため、「せっかく高額なモデルを買ったのに」と買い替えに乗り気でないユーザーもいるかもしれませんね。
しかし、さすがに2024年現在のスマホラインナップと見比べた場合、まだミドルレンジモデルの方が良いスペックと言わざるを得ません。
今買い替えるなら、高速通信5Gに対応しているモデルばかりですから、お住まいの地域によってはこれまでにはない速さでネットを楽しめます。
チップ性能も大幅に良くなりますから、アプリや重たいゲームなどもさくさく動いて快適に使えるはずですよ。
Xperia 1の買い替えにおすすめモデル3選
最後に、Xperia 1を買い替えるのにおすすめモデルを3つ紹介します。
具体的には、Xperia 1 V、Xperia 5 V、そしてGoogle Pixel 8もおすすめです。
さっそく、それぞれのモデルの特徴を解説していきますね。
【Xperia 1 V】
まずおすすめなのがXperia 1 Vです。
こちらは同じXperia 1シリーズでも最新から1世代落ちのモデルなので、最新機種を選ぶよりはコストカットできます。
さらに、高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2」を採用しているため、Xperia 1と比較するとサクサク動いてびっくりするはずですよ。
もちろん5G通信に対応しているため、ネットも快適です。
「次もフラッグシップモデルが良いな」と考えているあなたにはぴったりです。
【Xperia 5 V】
次におすすめするのはXperia 5 Vです。
1シリーズよりもコンパクトに高性能なスペックを詰め込んだ人気シリーズです。
1シリーズを使ってみたけど、次のスマホはもっとスマートに扱いたいなと考えている方に最適な機種です。
大容量バッテリーや高性能チップ・高品質な音響からゲーム向きの縦長ディスプレイなど、Xperiaの強みをぎゅっと濃縮した1台。
わりと小型なので、携帯性にも優れておりアクティブに持ち運ぶ人にもおすすめのスマートフォンです。
【Google Pixel 8】
最後におすすめするのは、AndroidOSの開発元であるGoogleがリリースした最新スマホ「Pixel8」です。
これまで国産スマホを使っていた方も、続々と乗り換え始めているのがPixelシリーズ。
近年話題になった「消しゴムマジック」をはじめ、GoogleならではのユニークなAI機能が光る人気機種です。
さらに、Pixel8は価格も控えめなのが特徴で、なおかつOSサポート期間が長いのがメリット。
なんとAndroidOSが7年間もアップデート保証されるので、安心して長く使えそうですね。
Xperia 1は一応使えるがサブ機程度で買い替えた方が無難
本記事では、Xperia 1はいつまで使えるか、OSアップデート期間やスマホの買い替え時について解説してきました。
Xperia 1はすでにOS更新・セキュリティアップデート共に終了しており、キャリアの修理対応もクローズしてしまいました。
安全性の観点からも、2024年現在は、サブ機程度にとどめるくらいしか使い道はなさそうです。
Xperiaシリーズからはここ数年の間に5G対応の素晴らしいモデルがたくさん発売されています。
最新機種でなくても十分に使い心地は良くなりますので、ぜひ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
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