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歴代iPhoneのバッテリー容量と駆動時間は?寿命を伸ばす方法も解説

歴代iPhoneのバッテリー容量と駆動時間をまとめたページです。

iPhoneは一日の大半にわたり使うものですから、できるだけ電池持ちの良い機種を選びたいという人も多いはず。

そこで今回は、歴代iPhoneのバッテリー容量や駆動時間、電池の寿命を伸ばす方法や、バッテリー交換のタイミングをまとめて解説します。


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歴代iPhoneのバッテリー容量と駆動時間

歴代iPhoneのバッテリー容量と、駆動時間を表にまとめました。

なお、AppleはiPhoneのバッテリー容量を公表しておらず、オーディオ・ビデオの再生時間を参考指標としています。

そのため、本記事のバッテリー容量は、海外リークなど外部の調査データを参考に記載しています。

機種 バッテリー容量(mAh) オーディオ再生時間 ビデオ再生時間
iPhone15 3,349 80時間 20時間
iPhone15 Plus 4,383 100時間 26時間
iPhone15 Pro 3,274 75時間 23時間
iPhone15 ProMax 4,422 95時間 29時間
iPhone14 3,279 80時間 20時間
iPhone14 Plus 4,214 100時間 26時間
iPhone14 Pro 3,200 75時間 23時間
iPhone14 ProMax 4,323 95時間 29時間
iPhoneSE(第三世代) 2,018 50時間 15時間
iPhone13 3,227 75時間 19時間
iPhone13 mini 2,406 55時間 17時間
iPhone13 Pro 3,095 75時間 22時間
iPhone13 ProMax 4,352 95時間 28時間
iPhone12 2,815 65時間 17時間
iPhone12 mini 2,227 50時間 15時間
iPhone12 Pro 2,815 65時間 17時間
iPhone12 ProMax 3,687 80時間 20時間
iPhoneSE(第二世代) 1,821 40時間 13時間
iPhone11 3,110 65時間 17時間
iPhone11 Pro 3,046 65時間 18時間
iPhone11 ProMax 3,969 80時間 20時間
iPhone XS 2,658 60時間 14時間
iPhone XS Max 3,174 65時間 15時間
iPhone XR 2,942 65時間 16時間
iPhone X 2,716 60時間 13時間
iPhone 8 1,821 40時間 13時間
iPhone 8 Plus 2,675 60時間 14時間
iPhone 7 1,960 40時間 13時間
iPhone 7 Plus 2,900 60時間 14時間
iPhone 6s 1,715 50時間 11時間
iPhone 6s Plus 2,750 80時間 14時間
iPhone 6 1,810 50時間 11時間
iPhone 6 Plus 2,915 80時間 14時間
iPhoneSE(第一世代) 1,624 50時間 13時間

シリーズにもよりますが、大きなサイズのPlus/ProMaxなどは、ベースモデルの無印やProよりもバッテリー容量や駆動時間が長い傾向がわかります。

また、古い機種よりも新しい機種のほうが、オーディオやビデオの再生時間が長いです。

ただし、1世代くらいの変化では大幅に駆動時間が変わらないため、新しい機種が絶対に優秀という意味ではない点には注意が必要です。

iPhoneのバッテリー容量・サイズ・電池持ちの関係性

続いて、iPhoneのバッテリー容量と本体サイズ、電池持ちの良さについて関係性をまとめました。

電池持ちの良いiPhoneを買いたいあなたは、以下の点を参考にしてみてください。

iPhoneのバッテリー容量と本体サイズ

基本的な考え方としては、iPhoneのサイズが大きければ、そのぶん大きな電池を搭載できるため、バッテリー容量が大きくなります。

つまり、バッテリー容量の大きい端末が欲しければ、原則サイズの大きいiPhoneを選ぶべきです。

たとえば、大画面を持つPlusやProMaxなどは、iPhoneの中でも大型モデルに位置づけられます。

ただし、一概にバッテリー容量が大きければ電池が長持ちするわけではありません。

iPhoneの本体サイズと電池持ち

iPhoneの電池持ちの長さは、本体サイズに比例するとは限りません。

先述のとおり、大型モデルのiPhoneならば、搭載されるバッテリー容量も大きくなる傾向があります。

しかし、それで電池持ちが良くなるわけではなく、省エネ効果はプロセッサなどiPhoneの処理性能や、端末の設定にも大きく影響されます。

極端なことを言えば、サイズの大きなiPhoneを選んだとしても、古い機種で処理性能が低ければ、バッテリー持ちが良いとは限りません。

iPhoneのバッテリーは本体より早く劣化しやすい

基本的にiPhoneは、約3年程度は問題なく動作するというのがApple公式の見解です。

ただし性質上、iPhone本体が壊れるよりも先にバッテリーは消耗しやすいです。

普段からバッテリー劣化をうながすような使い方をしていると、端末には問題がなくても、電池持ちが悪くなり使い勝手に影響します。

普段からバッテリー周りの最適化に配慮してiPhoneを使えば、電池持ちを維持することにつながります。

iPhoneのバッテリー容量を節約する設定

iPhoneのバッテリー容量を節約しながら使う設定方法を紹介します。

具体的には、以下のように設定メニューを調整すると、バッテリーを節約しながらiPhoneを活用できます。

  • 低電力モードON
  • 画面の明度を下げる
  • ダークモードON
  • 自動ロックまでの時間を短くする
  • 位置情報の設定を最適化
  • アプリのバックグラウンド更新をOFF

iPhoneには一時的に電池の消耗を抑える「低電力モード」があり、設定をONにするとメール受信などのバックグラウンド動作を一時的に制限できます。

画面の明度を下げる・明るさの自動調整機能を外すことで、ディスプレイで必要以上の光量を使うことを防げます。

画面表示自体を「ダークモード」にすれば、さらに光量を減らせるでしょう。

画面の自動ロック機能は、30秒から5分間隔まで選べますが、今よりも短い設定にすれば余計な点灯時間を節約できます。

さらに、位置情報を常にONにすると電力を消費しやすいため、アプリごとに許可したり、使用中のみ許可したりと最適化しましょう。

アプリの新しいバージョンが出たときのバックグラウンド更新は電力も消耗しますし、通信量もかかるため、自動更新設定をOFFしておくのがおすすめです。

iPhoneのバッテリー寿命を伸ばす方法

iPhoneの消費電力を節約するのも大切ですが、バッテリー自体の寿命を伸ばすことも重要です。

ここでは、iPhoneのバッテリー寿命を伸ばす方法を紹介します。

バッテリー充電の最適化をONにする

iPhoneにはもともと「バッテリー充電の最適化」という機能があります。

これは、バッテリーの劣化を防ぐために充電スケジュールを自動学習する機能で、次にiPhoneを使う直前まで80%以上の充電を控え、バッテリーの過充電を防いでくれます。

最初からONになっていることもありますが、もしあなたのiPhoneで設定されていなければ、この機会にONにしておきましょう。

正規品の充電ケーブルを使う

iPhoneを充電するときは、正規品のケーブルを使うことでバッテリーへの負荷を軽減することが可能です。

規格の合わない充電ケーブルを使うと、充電自体は可能かもしれませんが、知らない間にバッテリーに負荷がかかってしまうこともあります。

バッテリー寿命を最適化するなら、正規品のケーブルで充電するのをおすすめします。

過充電・過放電しない

iPhoneを充電するときは、100%を超えて過充電にならないように、適度なタイミングでケーブルを外しましょう。

特に、充電ケーブルを刺したまま就寝する場合は要注意です。

バッテリーの寿命を伸ばすには、充電を80%程度までに調整することで、電池を劣化させにくくなります。

さらに、充電が0%のまま放置する「過放電」も、バッテリーが劣化する原因になるため避けましょう。

高温な環境を避ける

iPhoneにかかわらず、バッテリー電池は高温の環境に弱い性質があります。

バッテリーを長持ちさせたければ、高温になる環境にiPhoneを置かないように注意しましょう。

たとえば、真夏の車内や暖房器具の近く、直射日光に当たる場所には特に配慮してみてください。

iPhoneのバッテリー容量はどれくらいで交換すべき?

iPhoneのバッテリー容量を確認し、目安として最大容量が80%以下になっている場合は、他の症状がないか気をつける必要があるでしょう。

iPhoneのバッテリーは、設定アプリからバッテリーを選択し、「バッテリーの状態と充電」をタップすれば最大容量が確認できます。

すぐ交換しなくてもiPhoneは一応使えますが、以下のような問題が同時に発生している場合は、すみやかにバッテリーを交換すべきです。

異常な速度でバッテリー容量が減る

iPhoneの充電が異常な速度で減る場合、バッテリーに何らかの問題が発生している可能性が高いです。

たとえば、フル充電したにもかかわらず、数時間で赤ゲージに到達するような場合は明らかに異常です。

普段どおりの使用状況や設定にもかかわらず、異常な速度で電池が無くなる場合は、発熱など他のトラブルが起きるリスクもあるので早めに交換を検討しましょう。

バッテリーが発熱・膨張する

バッテリーが発熱または膨張するという場合は、電池がかなり危険な状態である可能性があります。

そのまま使い続けて、本体が壊れてしまうと取り返しがつきませんから、すみやかにバッテリーを交換する必要があるでしょう。

バッテリーの発熱や膨張は、電池が急速に減るなど、他の症状と並行して現れることも多いです。

バッテリー周りに不自然な動きがあれば、早めにメンテナンスに出すのもおすすめです。

電源が突然落ちる・再起動する

充電のパーセンテージが残っているにもかかわらず、iPhoneの電源が急に落ちたり、再起動したりするときには、バッテリー性能の劣化が考えられます。

ゲームなど重たいアプリを使っていない場合や、複数のタスクを開いていない場合にも同様の現象が起こるなら、何らかの内部異常が発生しているかもしれません。

この場合は、バッテリーではなく本体のトラブルの可能性もありますので、完全に故障する前に修理業者へ点検に出してみてください。

歴代iPhoneのバッテリー容量を参考に機種を選ぼう

本記事では、歴代iPhoneのバッテリー容量や駆動時間、充電を節約する方法などをまとめて解説しました。

iPhoneのサイズが大きいほど、搭載しているバッテリー容量は大きくなる傾向にあります。

ただし、バッテリー容量が大きければ一概に電池が長持ちするわけではなく、処理性能やiPhoneの設定にも影響されるものだと知っておいてください。

iPhoneを長持ちさせるには、普段から電池を節約しつつ、バッテリー寿命を伸ばす工夫を行うことが大切です。

本記事を参考に、ご自身の利用状況に最適なバッテリー容量のiPhoneを選んでみてください。

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