楽天モバイルの通話なしデータ専用プランをまとめました。
楽天モバイルは、2023年7月3日に通話なしデータ専用プランとして、新たな料金プラン「Rakuten最強プラン(データタイプ)」の申し込みをスタートしました。
通話なしのデータ専用だと料金・申し込み方法は変わるのかもまとめますので、是非参考にしてみてください。
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目次
楽天モバイルが通話なしデータ専用プランを開始
楽天モバイルは、7月3日に通話なしデータ専用プランとして、新たな料金プラン「Rakuten最強プラン(データタイプ)」の申し込みをスタートしました。
このプランはデータ通信に特化しており、音声通話のサービスは含まれていません。
楽天モバイルショップでは、この新プランの対応を8月上旬から開始する予定となっています。
この新プランは、データ通信を主に活用するユーザーにとって魅力的な選択肢となります。
音声通話よりもデータ通信を重視する方、または主にインターネットやアプリの利用が中心の方にとっては、このプランが最適かもしれません。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランはRakuten Linkが使用不可
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランでは、090/080/070で始まる携帯電話番号は提供されますが、発着信機能を持つアプリ「Rakuten Link」は利用できません。
また、他社からの電話番号をMNPで引き継いで「Rakuten最強プラン(データタイプ)」に切り替えることも可能ではありません。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランはキャリアメールも使えない
さらに、「楽メール」と呼ばれるキャリアメールサービスやキャリア決済機能も、このプランでは利用することができません。
一方で、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は、携帯電話番号が提供されるため、SMSには対応しています。
これにより、各種アプリケーションで利用する認証コードの受信などが可能となります。
この点については、MVNOが提供するSMS対応SIMカードと同様の仕様と言えるでしょう。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランの料金
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」という名称からはデータ特化型プランを想像しがちですが、料金面での特典や割引は一切存在せず、通常の「Rakuten最強プラン」と全く同額です。
具体的な料金は、使用したデータ容量に応じて段階制となっています。
3GBまでが1078円、3GBを超えて20GBまでが2178円、20GBを超えると無制限で3278円となります。
他社のサブブランドと比較しても、3GB以下の低容量帯は同じ料金水準ですが、無制限プランを3278円で提供しているのは楽天モバイルだけです。
自社の設備を持つMNOとしては、他社に比べて格段に安価と言えるでしょう。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランは割引なし
音声通話や「Rakuten Link」の利用ができないにも関わらず、それに対する割引はありません。
従って、このプランはタブレットやパソコンのような音声通話非対応デバイス向けの料金プランというわけではありません(ただし、これらの端末に利用すること自体は可能です)。
楽天モバイルデータ専用プランの料金を他社と比較
通常、データ専用のSIMカードは音声通話機能を含むプランよりも価格が安い傾向にあります。
例えば、ソフトバンクの「データ通信専用3GBプラン」は5年間990円で利用可能です。
また、「データ通信専用50GBプラン」も提供しており、無制限プラン「メリハリ無制限」よりも価格が安い5280円で利用が可能です。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランの申し込み方法
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」の主なメリットは契約の手続きが非常に簡易化されていることにあります。
「ワンクリックお申し込み」とeSIMの組み合わせにより、申し込みから開通までの時間が数分という非常に短い時間に短縮されています。
これにより、思い立った時にすぐに楽天モバイルの回線を利用開始することが可能になっています。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランの本人確認
通常の「Rakuten最強プラン」の申し込みには、「携帯電話不正利用防止法」に基づく本人確認が必要となります。
オンラインでeSIMを選んでも、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書を画像としてアップロードし、「AIかんたん本人確認」(eKYC)により自身の顔をカメラに映して確認するというプロセスが必要です。
この準備とeKYCには一定の時間が必要となります。
これに対して、「ワンクリックお申し込み」では、身分証明書のアップロードやeKYCのプロセスが省略され、より迅速な契約が可能になります。
ただし、現状ではこの「ワンクリックお申し込み」は楽天カード会員のみが利用可能となっています。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プラン申し込みにかかる時間
本人確認のアップロードとeKYCを通過すれば、音声通話対応の「Rakuten最強プラン」の契約は可能です。
これらの手続きにかかる時間は約10分となります。
しかし、現状の楽天モバイルでは従来の申し込み方法でも申し込み時間は約13分とされており、大きな時間差はありません。
店舗で端末を選んで物理SIMを発行するケースと比べれば、ワンクリックお申し込みやeSIMによる申し込みは短時間で完了すると言えます。
しかし、その手続きが簡素化されているメリット以上に、通話料無料の「Rakuten Link」などを利用できないというデメリットが目立つと言えます。
したがって、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を選ぶメリットは限定的であるという見方もできます。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランのメリット・デメリット
ここからは、楽天モバイルの通話なしデータ専用プランの特徴やその利点と欠点を詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランのメリット
メリットとしては、データ通信を重視するユーザーにとっては非常に魅力的なプランであると言えます。
音声通話を必要としない方、主にインターネットやアプリの利用が中心の方々には、これまで以上に価格面での利便性を提供します。
さらに、SMSに対応しているため、アプリケーションで必要となる認証コードの受信など、一部の通信機能も利用することができます。
楽天モバイルの通話なしデータ専用プランのデメリット
一方、デメリットとしては、音声通話ができない点や「Rakuten Link」の非対応、他社からの電話番号のMNPによる切り替えが不可能な点などが挙げられます。
また、「楽メール」やキャリア決済など、一部の楽天モバイルサービスが利用できないという制約もあります。
以上の特性を踏まえ、自身の通信ニーズに合わせて、適切なプランを選ぶことが重要です。
Rakuten最強プラン(データタイプ)が向いている人・向いていない人
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は、特定のニーズや状況を持つ人々に特に適している一方で、一部の人々にとっては適さない可能性があります。
以下に具体的な例を挙げます。
Rakuten最強プラン(データタイプ)が向いている人
音声通話をあまり必要としない人は向いています。
データタイプのプランは、音声通話をあまり必要としない人にとって適しています。
通話は、LINEやWhatsAppなどのインターネットを利用するアプリを通じて行うことができます。
迅速な申し込みを希望する人も向いています。
eSIMと「ワンクリックお申し込み」により、開通までの時間が大幅に短縮されます。
思い立ったらすぐに楽天モバイルの回線を利用できるようになります。
タブレットやパソコンなど、音声通話に対応していないデバイスのユーザー:も向いています。
データ専用SIMが、音声通話機能が必要ないデバイスの利用者に適しています。
Rakuten最強プラン(データタイプ)が向いていない人
頻繁に音声通話を利用する人は向いていません。
データタイプのプランでは、一般的な音声通話やRakuten Linkを利用することができません。
頻繁に音声通話を利用する人には、音声通話付きのプランが適しています。
緊急通報が必要な人も向いていません。
データタイプのプランでは、110や119などの緊急通報を行うことができません。
緊急時に電話が必要な人にとっては、音声通話付きのプランが必要です。
楽天カードを持っていない人も向いていません。
「ワンクリックお申し込み」は現状、楽天カード会員のみが利用できます。
楽天カードを持っていない人には、通常の申し込み方法を利用する必要があります。
このように、ニーズや利用状況により、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」が適しているか否かが異なります。
そのため、プランを選ぶ際は、自身の通信状況や必要性を考慮することが重要です。
楽天モバイルデータ専用プランを使ってみよう
楽天モバイルデータ専用プランは音声通話機能は提供されませんが、LINEなどのアプリを利用すれば通話が可能です。
また、050番号が提供されるIP電話アプリを利用すれば、音声通話の代替となります。
ただし、この場合、110や119への緊急通報ができない点には留意が必要です。
この制約が問題ないというのであれば、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」と通常の「Rakuten最強プラン」のどちらを選んでも問題ありません。
一方、詐欺や迷惑電話から免れることをプラスポイントとするユーザーもいるでしょう。
これらの点を踏まえた上で、楽天モバイルデータ専用プランに魅力を感じるのであれば是非 申し込みをしてみてください。
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