iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sのスペックを比較してまとめました。
発売年度も近く、サイズも小型なiPhoneSE(第1世代)とiPhone6sは、何かと比較されがちな機種ですね。
さすがに2024年現在では古いと言わざるを得ませんが、古いiPhoneは「エモい」とZ世代に流行っていますし、サブ機やカメラで使うことも十分可能です。
そこで今回は、この2機種は今でも使えるのか、これから買うのはアリなのか解説していきます。
関連情報
目次
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【発売日】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sのリリース時期を比較してみましょう。
iPhoneSE(第1世代)の発売日は2016年3月31日ですが、iPhone6sの発売日は2015年9月25日です。
約半年のスパンで両機種は発売されており、日付だけを見れば、より新しいのはiPhoneSE(第1世代)です。
しかし、実質半年ほどしか発売時期はあいていませんから、大きなスペックの違いは起こりにくいはず。
さらに、iPhoneSEは「廉価版」という位置づけの機種なので、最新スペックが詰め込まれているわけではありません。
どっちが新しいかというと、スペックの違いによって変わってきますので、次項からはどちらが優れた性能なのかを見ていきましょう。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【カメラ】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sをカメラ性能で比較すると、若干6sに軍配があがります。
どちらもシングルレンズを採用しており、背面カメラは12MPというのも同じです。
しかし、インカメには若干の差があり、iPhone 6sの5MPに対して1.2MPしかないiPhoneSE(第1世代)がわずかに劣ります。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【プロセッサ】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sをプロセッサで比較してみると、どちらもA9チップを採用しており、処理に大きな違いはありません。
ディスプレイの解像度が違うので、厳密には少し差があり、6sがやや優秀という感じですが、使い比べても正直わからないレベルです。
どちらの機種も、ソフトウェアはiOS 15までのサポートで終了しているため、最新機能が使えるわけではありません。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【バッテリー性能】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sをバッテリー性能で比較してみると、iPhoneSEが若干ですが電池持ちは優秀なようです。
第1世代のビデオ再生時間13時間に対し、iPhone6sは11時間なので、廉価版であるSEがバッテリー持ちは少し秀でていることがわかります。
ただし、両機種ともに小さなボディが特徴であり、一般的にスマホは大きいほど大容量バッテリーが搭載できるものですから、両者ともに電池持ちが特段優れているとは言えません。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【サイズ・重量】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sのサイズを比較してみると、前者の方が小型で軽量です。
iPhoneSE(第1世代)は高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mmで、重さは113gです。
一方、iPhone6sは高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mmで、重さは143gあります。
サイズが大きいぶん重さが30gも違いますから、携帯性はSEが圧勝ですね。
ただし、6sはデバイスの厚みが薄く、角は丸く加工されていますから、手に持った時の馴染みやすさは意外にも良好です。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較【ディスプレイ】
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sをディスプレイで比較すると、大きさや性能に違いがあります。
前者は4インチのディスプレイですが、後者は4.7インチと、6sの方が大きな画面で視認性が良いです。
どちらもホームボタンがついている機種なので、必然的にディスプレイは中央部分のみとなります。
なお、SE第1世代の「Retinaディスプレイ」に対して、iPhone6sは「Retina HDディスプレイ」を搭載しているため、若干ですが色鮮やかにみえます。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較して今から買うのはアリ?
ここまでの解説を踏まえて、iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを今から買うのはアリなのでしょうか?
正直に言って、両機種ともにすでに最新iOSのサポートが切れている状況ですので、サブ機ならギリギリ使えるかなという印象です。
たとえば、自宅でWEBページを見たり、カメラ代わりとして使ったりといった、限られた用途ならば、アリと言えるかもしれませんね。
または、仕事で使うために、電話用途だけのサブ機としてSIMを入れて使うといった工夫が必要でしょう。
LINEなどの主要アプリは、すでに最新版が使えなくなっているため、ゲームアプリなど使いたいコンテンツがあっても満足に利用できるかどうか疑問です。
すでに終売しており、キャリアなどの代理店には新品の在庫がないため、これから購入するならば、中古iPhoneを選択するほかありません。
iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sを比較した結果サブ機ならアリ
今回の記事では、iPhoneSE(第1世代)とiPhone6sをさまざまな項目で比較してみました。
iPhoneSE(第1世代)は2016年3月に登場し、iPhone6sは2015年9月にリリースされた機種で、およそ半年の違いがあります。
発売日だけを比較すればiPhoneSE(第1世代)が半年新しいのですが、スペックを見てみると6sの方が若干優秀です。
どちらも2024年現在メインスマホとして使うには心もとないですが、サブ機としてはアリなので、用途を絞って活用してみてください。
関連情報
⇒iPhone 6s・6s Plusいつまで使える?2024年でも現役なのかアップデート・サポート期限・スペックから検証
⇒iPhone6はいつまで使える?iOSアップデート・サポートは?2024年今から購入しても大丈夫なのか解説