最近、円安などの影響でiPadの価格が上がっていることがあります。そんなとき、お得にiPadを手に入れたい方には中古のiPadがおすすめです。
でも、中古端末には少し不安を感じるかもしれませんね。
この記事では、中古iPadを検討している方向けに、中古iPadの良い点と気をつけたい点、そして安心して購入する方法についてご紹介します。
購入時に確認すべき事項もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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目次
中古iPadを選ぶメリット
中古iPadを選ぶ際の大きなメリットは、主に3つです。
中古のiPadは新品に比べてずっとお手頃な価格で手に入れることができます。
中古市場では、既に製造が終了しているモデルも見つかることがあります。
iPadは耐久性が高いデバイスとして知られており、適切に扱えば中古であっても長く使い続けることが可能です。
これらのメリットを活かせば、お得かつ賢くiPadを手に入れることができます。
初期費用が安い
円安などの影響で、iPadの価格が上昇している現在、コストを抑えてiPadを手に入れたい方には、中古のiPadがとてもおすすめです。
たとえば、「iPad(第10世代)」の価格を見てみましょう。新品の価格はApple Storeで68,800円からですが、中古市場では56,000円からとなっています。これはかなりの節約になりますね。
特にiPadの上位モデルになると、新品と中古の価格差がさらに大きくなる傾向があります。
この差額を利用して、必要なアクセサリー類を揃えることもできそうです。
中古を選ぶことで、予算内でより多くのものを手に入れることが可能になり、賢い選択と言えるでしょう。
幅広い選択肢がある
中古iPadのもう一つの魅力は、選択肢の広さです。
新品のiPadを購入する場合、ほとんどの場合、現行機種のみで選ぶことになります。
しかし、iPadの上位機種は、Macにも使われている高性能なM1やM2チップが採用されており、非常にパワフルです。
これらの最新モデルは、SNSのチェックや動画鑑賞などがメインのライトユーザーにとっては、必要以上の性能かもしれません。
その結果、機能を十分に活用しきれずに持て余してしまうことがあります。
一方で、中古iPadを選ぶ場合、型落ち機種から最新モデルまで、さまざまな選択肢から選ぶことができます。
特に型落ちのiPadは、新品に比べてさらにお得な価格で手に入れることが可能です。
このように、中古市場では自分の用途や予算に合わせて最適なiPadを選べるため、非常に便利です。
自分にぴったりのiPadを見つけるためにも、中古の選択肢を検討してみる価値は大いにあります。
意外に長く使える
iPadはその高い基本性能と長いサポート期間のため、数年前のモデルでも今でも快適に使えることが多いです。
特に上位機種のiPadは、性能が非常に高く、発売から時間が経過してもスムーズに動作することが多いです。
例えば、2018年に発売された「iPad Pro 11インチ(第1世代)」は、2020年に発売された「iPhone 12 Pro」と同等の性能を持っています。
このiPad Pro 11インチ(第1世代)は、A12X Bionicチップを搭載し、その処理能力は当時としても非常に高かったです。
実際にベンチマークスコアを見ると、シングルコアでは1,318、マルチコアでは4,583と高性能であり、そのGPUスコアは16,561に達しています。
これに対して、iPhone 12 Proのシングルコアスコアは2,015、マルチコアスコアは4,492、GPUスコアは15,869です。
Appleのサポートも長く、たとえば2023年9月にリリースされたiPadOS 17は、「iPad Pro 11インチ(第1世代)」を含む多くの旧モデルでも対応しています。
これにより、発売から5、6年後も最新のオペレーティングシステムを利用できるため、長期間にわたってiPadを活用することが可能です。
しかし、サポートが終了してから時間が経つと、非対応アプリが増えるなどのデメリットが顕著になるため、購入する際は使用予定の年数を考慮すると良いでしょう。
このように、iPadの選び方一つで、長く快適に使えるタブレットライフが保証されます。
中古や型落ちのiPadを購入する際は、このような点を踏まえて選ぶと失敗が少なくなるはずです。
中古iPadを選ぶデメリット
中古のiPadを購入するときは、いくつか注意するべきデメリットがあります。
まず、中古のiPadは状態が悪いことがあります。
例えば、画面に傷があるかもしれませんし、内部の部品が正常に動かないことも考えられます。
また、新品のiPadと比べると、十分な保証が受けられない場合が多いです。
これは、もしiPadに問題が発生したときに、修理や交換が難しくなる可能性があるからです。
このようなトラブルを避けるためにも、中古iPadを購入するときは信頼できる販売店を選ぶことがとても大切です。
信頼できる店なら、商品の状態をしっかりと説明してくれるし、何か問題があったときのサポートも期待できます。
状態が悪いこともある
中古のiPadを選ぶときは、本当にさまざまな種類があることを覚えておきましょう。
新品みたいにきれいなものもあれば、傷や汚れが目立つものもあるということです。
中には外から見ただけではわからない不具合もあります。
たとえば、水に濡れてしまっているかもしれませんし、中の部品が壊れていることもあります。
ですから中古のiPadを買うときは、見た目だけでなく、ちゃんと動くかどうかもしっかりチェックしているお店で買うのがおすすめです。
商品の状態が写真で見られると、さらに安心ですね。
その写真をよく見て、どんな傷があるのか、全体の状態はどうかを確認することが大切です。
信頼できるお店なら、商品の説明も丁寧にしてくれるはずですから、安心して購入できます。
保証が十分に受けられないケースも
中古のiPadを購入する場所によって、保証の内容や期間はさまざまです。
しっかりとした保証があるかどうかを、購入する前に確かめることが大切です。
特に、フリマアプリでの購入は、基本的に保証が付いていないことが多いので、少し経験が必要かもしれません。
保証がしっかりしていると、iPadに何か問題が起きたときに修理や交換をしてもらえることがあります。
そのため、安心して使い続けることができますね。
購入するお店がどんな保証を提供しているのか、どんなサポートが受けられるのかをよく調べて、自分に合ったお店を選びましょう。
これで、中古のiPadも長く楽しく使うことができますよ。
中古iPadを安心して買うためのチェックポイント
中古のiPadを安心して購入するためには、いくつか確認しておくべき大切なポイントがあります。これらのポイントをしっかりチェックすることで、トラブルを避けることができますよ。
まずiPadの表面に傷や汚れがないかをよく見ましょう。iPadがちゃんと起動するか、アプリがスムーズに動くかなど、動作の確認をしましょう。
中古のiPadがネットワーク利用制限で使えなくなっていないかも確認が必要です。
前のユーザー情報が残っていないか、しっかりと初期化されているかを確認しましょう。
購入したiPadに何か問題があった場合に備えて、保証の内容と期間を確認しておきましょう。
これらのポイントをしっかりチェックすることで、中古のiPadを安心して購入でき、長く快適に使い続けることができるでしょう。
キズや汚れは外観で確認できるか
中古iPadを選ぶとき、販売店では傷や汚れの程度によってランク分けされていることがよくあります。こうすることで、私たちがiPadの状態を簡単に理解できるようになっています。
例えば、ランク分けはABCのように分けられていることが多いです。
たとえばAならば、外見に傷がほとんどなく、非常に状態の良いiPadです。新品に近い状態を期待できます。
Bの場合、少しの擦り傷や打痕があるものの、全体的には良好な状態のiPadです。Cになると、外装にはっきりとした打痕や傷が見られるiPadである可能性が高いです。
これらのグレードは、iPadの状態を把握する一つの目安となりますが、注意が必要な点もあります。
たとえば、同じグレード内でもiPad個々に状態の違いがあることや、販売店ごとにランクの基準が異なるため、比較が難しいことがあります。
中古iPadを購入する際は、傷や汚れの状態を画像で確認できるととても安心です。
画像をしっかりとチェックすることで、実際の状態がよく分かり、満足のいく買い物ができるでしょう。
電源を入れて正常に動くか
中古iPadを選ぶときは、見た目だけで判断するのはちょっと危険です。外見がとてもきれいでも、中には水没したり、動作不良があるかもしれません。これらの問題は外からは見えないので、注意が必要です。
中古iPadを安全に購入するためには、ディスプレイの表示が正常か、ボタンがちゃんと機能するか、カメラやスピーカーなどが正しく動作するかを確認することが大切です。
これらのチェックをしっかり行っている販売店から買うことをおすすめします。
動作チェックがされている中古iPadを選ぶことで、購入後に思わぬトラブルに遭遇するリスクを減らすことができます。
ですので、買うときはこれらの点をしっかりと確認しましょう。
ネットワーク利用制限の対象ではないか
中古の「Wi-Fi+Cellularモデル」のiPadを買う場合、特に注意しなければならないのが「ネットワーク利用制限」です。
この制限がかかっていると、iPadは「赤ロム」と呼ばれ、元のキャリア回線で通話やデータ通信が使えなくなってしまいます。
これは主に、前の持ち主が端末代金を完全に払い終えていないなどのトラブルが原因で発生します。
一方、「Wi-Fiモデル」のiPadでは、このネットワーク利用制限を心配する必要はありません。
ネットワーク利用制限の状態は、「〇」、「△」、「×」のマークで示されることが多く、その意味は以下の通りです。
「〇」は端末代金が全て支払われており、問題なく使用できる状態です。「△」は端末代金がまだ完全には支払われておらず、将来的に通信が使えなくなるリスクがあります。「×」赤ロム状態で、通話やデータ通信が利用できなくなっています。
このように、中古iPadを安心して使うためには、ネットワーク利用制限の有無を確認することがとても大切です。
販売店にはこの情報が表示されていることが多いですが、IMEI/MEID(識別番号)を事前にチェックすることで、自分でこの状態を調べることもできます。
さらに、「Wi-Fi+Cellularモデル」を選ぶ場合は、SIMロックがかかっていないかも確認しておくと安心です。
このようにしっかりと確認を行うことで、中古iPadをより良い状態で購入できるでしょう。
きちんと初期化されているか
フリマアプリで中古のiPadを買う時は、ちゃんと初期化されているかを確かめることがすごく大事です。
初期化がうまく行われていないと、「アクティベーションロック」というものがかかってしまい、iPadが使えなくなることがありますよ。
「アクティベーションロック」って何?と思うかもしれませんね。
これは、iPhoneやiPadがなくなったり盗まれたりした時に、他の人がそのiPadを使えないようにするための特別な保護機能なんです。
このロックを解除するには、前の持ち主のApple IDとパスワードが必要になります。
だから、iPadを買う時は、前の持ち主がきちんとアクティベーションロックを解除してから渡してくれているかを、しっかりと確認しておくことが大切です。
これを忘れずにチェックすれば、中古のiPadも安心して使うことができますよ。
サポート内容・期間は十分あるか
中古iPadを購入する際、保証内容と期間についてもしっかりと確認することが大切です。
中古iPadの保証は主に三つのタイプに分けられます。
まず、「赤ロム保証」は、もしiPadが赤ロムになった場合、つまり通信ができなくなった場合に、交換や返金を受けられる保証です。
このタイプの保証は無制限で提供されることが多いです。
次に「通常保証」は、初期不良や自然故障に対して提供される保証で、新品端末に付いてくるメーカー保証に相当します。
そして最後に「独自保証・補償」は、販売店が独自に提供する保証や補償で、iPadが落下したり水没したりした場合など、幅広いトラブルに対応しています。
これらの保証内容と期間は、販売店や商品の状態によって異なるため、中古iPadを選ぶ際には、どのような保証がついているのかを事前によく確認することが重要です。
確実に保証内容を理解し、安心して購入できるようにしましょう。
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