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小5にiPhoneを持たせるのは早い?いつからもたせるべきなのか

「もう小5だし、友達もみんな持ってるから...」「まだ早すぎるのでは?」子供にiPhoneを導入するときには、多くの保護者がこんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

実は、2023年の調査結果によると、小学5年生のスマートフォン所持率は約42%ですから、決して特別なことではありませんよね。

大切なのは、「いつから」ではなく「どのように」iPhoneを持たせるかということです。

適切な準備と指導があれば、この時期のiPhoneデビューはむしろベストなタイミングとなり得るかもしれません。

今回は、実際に子供にiPhoneを持たせた経験を持つ筆者が、成功のポイントをお伝えします。

統計から見る子供のスマートフォン所持率

まずは、実際の数字を見てみましょう。

NTTモバイル研究所の調査結果によると、小学生のスマートフォン所持率は学年とともに大きく上昇しています。

特に注目したいのが、小学校高学年での変化なんです。

学年別の所持率推移

2023年11月の調査結果によると、小学4年生では約17%だったスマホ所持率が、小学5年生で約42%、小学6年生では65%近くまで上昇しています。

スマホ・キッズケータイの所有率を学年別に見ると、図2の通り、小学6年生で半数を超えます。また、中学生になると、7割を超え、3年生では8割に達します。

(引用元:NTTモバイル研究所

つまり、小学5年生というのは、多くの子供たちがスマートフォンデビューを迎える重要な時期と言えるんですね。

地域による違い

地域による違いも考えられます。

具体的には、都市部の方が、よりスマートフォン所持率が高いと言えるかもしれません。

今回参照した資料は、関東1都6県を調査対象にしています。

都市部では、塾や習い事での連絡手段として必要性が高い傾向があるため、地方と比べた場合には少し状況が異なるかもしれません。

子供の発達段階とスマートフォン利用

では、子供の成長の観点から見ると、小学5年生という時期はどうなのでしょうか。

発達心理学の視点から見ると、この時期には重要な特徴があるんです。

認知能力の発達状況

10歳から11歳頃になると、論理的思考力や判断力が大きく発達します。

例えば、「このアプリは安全かどうか」「この情報は信頼できるのか」といった判断が、ある程度自分でもできるようになってきます。

私の子供も、この年齢になってから、ネット上の情報を鵜呑みにしなくなってきたのを感じています。

デジタルリテラシーを育てるのには適切な時期と言えるかもしれません。

コミュニケーション能力の成長

小学5年生になると、友人関係も深まり、グループでの活動も増えてきます。

LINEなどのメッセージアプリを使ったコミュニケーションも、この頃から必要性が高まってくるんです。

スマホを持っている子・持っていない子でコミュニティの差異が生じるかもしれません。

ただし、これには十分な指導と見守りが必要となるため、一概に進めれば良いとも言い切れませんね。

適切な機種選びのポイント

iPhoneを選ぶ際は、子供の年齢に応じた適切な機種選択が重要です。

小5にとって、必ずしも最新のiPhoneが必要なわけではありません。

むしろ、必要な機能を見極めて選んだほうが、子供にとってはシンプルで扱いやすい端末となるでしょう。

初めてのiPhoneに適した機種

私がお勧めするのは、iPhone SEシリーズです。

価格は、新品で約6万円前後と、iPhoneの中では手頃です。

画面サイズも4.7インチと、小学生の手でも扱いやすい大きさです。

また、最新のiOS 18に対応しているため、セキュリティ面でも安心ですね。

Touch IDによる指紋認証も、パスワード入力が苦手な子供には使いやすい機能です。

保護ケースと画面保護の選び方

可能であれば、耐衝撃性能が高く、グリップ感のあるケースを選びましょう。

例えば、若者に人気のあるiFaceや、Spigenなど、耐衝撃に強いカバーを付けておくと安心ですね。

画面保護フィルムは、ブルーライトカット機能付きのものがお勧めです。

子供の目の健康を考えると、この機能は重要なポイントとなります。

安全対策と利用制限の設定

iPhoneには、子供の安全を守るための機能が数多く搭載されています。

これらの機能を適切に設定することで、安心して持たせることができるんです。

ただし、設定項目が多いため、保護者の方々からは「どこから手をつければいいの?」という声もよく聞かれますので、一つずつ見ていきましょう。

スクリーンタイムの詳細設定

私が特に重視しているのが、アプリごとの使用時間制限です。

スクリーンタイムを使うと、例えば「平日はゲームアプリを1日30分まで」「SNSは夜8時以降は使用不可」といった具体的な制限を設けることができます。

また、宿題や勉強に必要なアプリは、時間制限から除外することも可能ですよ。

フィルタリングサービスの活用

携帯電話会社が提供するフィルタリングサービスは、基本的に無料で利用できます。

例えば、ドコモの「あんしんフィルター for docomo」やauの「あんしんフィルター for au」は、無料で使えますよ。

子供の年齢に応じて制限レベルを選べますし、保護者の端末から遠隔での許可・制限が可能です。

これらのサービスは、18歳未満の未成年には、法律で加入が義務付けられているんですよ。

家族でのルール作りと約束事

技術的な制限と同じくらい重要なのが、家族での明確なルール作りです。

実は、このルール作りこそが、スマートフォンを健全に使う能力を育てるのに大切なんです。

私の家庭でも、子供と話し合いながらルール決めをしましたよ。

基本的な使用ルールの設定

使用時間や場所について、具体的なルールを決めましょう。

例えば、「食事中は使用しない」「宿題前には使用しない」「10時以降は自分の部屋に持ち込まない」といった基本ルールです。

また、充電は必ずリビングで行うようにすれば、夜間の使用も自然と制限できます。

このようなルールは、一方的な決めつけではなく、親子で共に作りあげることでより効果を発揮してくれますよ。

課金と個人情報に関する約束

アプリ内課金や個人情報の取り扱いについては、特にしっかりとルールを決めておく必要があります。

例えば、「課金が必要な場合は必ず相談する」「SNSでの個人情報公開は禁止」といった具体的な約束事です。

さらに、これらのルールは非常に重要度が高いです。

定期的に見直しを行い、子供の成長に合わせて調整していくことをおすすめします。

段階的な責任と自由の拡大

ゆくゆくは、子供の成長に合わせて少しずつ制限を緩和し、自己管理能力を育てていくことも大切です。

この過程で、子供自身がスマートフォンとの適切な付き合い方を学んでいくでしょう。

利用時間の段階的な調整

例えば、iPhoneを与えてから最初の3ヶ月は、少し厳しめの制限をかけてみてはいかがでしょうか。

その後、宿題や手伝いをきちんとこなせているなど、約束が守れている様子を見ながら、少しずつ使用時間を延ばしていきます。

我が家では、学期ごとに見直しを行い、子供と話し合いながら調整していますよ。

アプリ利用範囲の拡大

初めは基本的なアプリを数個だけに制限し、適切に使用できている様子を確認してみましょう。

徐々に、使用できるアプリを増やしていくのがお勧めです。

特に、SNSについては慎重な判断が必要です。

まずはファミリー向けのメッセージアプリから始めて、使い方を学んでもらうといいでしょう。

小5でのiPhoneは準備が大切

小学5年生でのiPhone所持は、決して早すぎるわけではありません。

むしろ、適切な準備と指導があれば、デジタル社会を生きる力を育むための良いタイミングとなり得ます。

大切なのは、子供の発達段階や生活環境を考慮しながら、段階的に責任と自由を与えていくことです。

そして何より、保護者が子供と一緒にルールを考え、対話を重ねながら、適切な使用習慣を育んでいく姿勢を持ちたいですね。

みなさんも、この記事を参考に、お子さんにとって最適なiPhoneデビューのタイミングと方法を見つけていただければ嬉しく思います。

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