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スマホの買い替え、2年ごとは正解か?それとも間違い?

スマートフォンの買い替えについて「2年ごとに買い替えるのが一般的」なんて言葉をよく耳にしますよね。

でも、本当にそれって正解なのでしょうか?それとも、2年以上長く使い続けるべきなのでしょうか?

今回は、このようなユーザーの疑問に対して、詳しく解説していきます。

スマートフォンの進化のスピードや、私たちの使い方の変化など、さまざまな観点から考えてみましょう。

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スマートフォン市場の現状

まずは、スマートフォン市場の現状について見ていきましょう。

IDCのWorldwide Quarterly Mobile Phone Trackerの速報データによると、2023年の世界スマートフォン出荷台数は約11億6,000万台で、前年比3.2%減となりました。

日本国内では、2023年の出荷台数が約3,001万台で、前年比11.0%減となっています。

市場が飽和状態にある中で、各メーカーは新機能や性能向上を武器に、買い替え需要を喚起しようと必死です。

例えば、Appleは毎年秋に新型iPhoneを発表し、Samsungも春と秋に新モデルを投入しています。

私個人としては、このような頻繁なモデルチェンジに少し疑問を感じています。

本当に毎年、大きな進化があるのでしょうか。

ユーザーにとって、それほど頻繁な買い替えは必要なのでしょうか?

スマートフォンの性能進化

次に、スマートフォンの性能進化について詳しく見ていきましょう。

プロセッサの進化

スマートフォンの頭脳とも言えるプロセッサ(SoC)の進化は目覚ましいものがあります。

例えば、2022年に登場したApple A16 Bionicチップは、4nmプロセスで製造され、約160億個のトランジスタを搭載しています。

2年前のA14 Bionicと比べると、CPU性能で約10%、GPU性能で約50%の向上が見られます。

AndroidスマートフォンでよくQualcomm社のSnapdragonプロセッサが使われていますが、最新のSnapdragon 8 Gen 3は、前世代と比べてCPU性能・GPU性能ともに向上しています。

しかし、ユーザーがその使い心地からスペックの差を体感するのは、非常に難しいでしょう。

私の個人的な意見では、確かに2年で大きな進化はあるものの、日常的な使用では体感できる差はそれほど大きくないのではないかと思います。

LINEやメール、Webブラウジングといった基本的な操作なら、2年前のモデルでも十分快適にこなせるはずです。

カメラ性能の向上

カメラ性能の向上も、スマートフォンの進化を語る上で欠かせません。

最新のiPhone 15 Proは4800万画素のメインカメラを搭載し、2年前のiPhone 13 Proの1200万画素から大幅に向上しています。

また、画素数だけでなく、センサーサイズも大型化しており、暗所での撮影性能も格段に良くなっています。

Android陣営では、Sonyの最新フラッグシップXperia 1 Vが、1/1.35型の大型センサーを採用し、暗所でのノイズを大幅に低減しています。

また、AIを活用した画像処理技術の進化により、より自然で美しい写真が撮れるようになってきました。

しかし、ここで少し冷静になってみると、確かにカメラ性能は向上していますが、みなさんは本当にプロ並みの写真を撮る必要があるのでしょうか?

私の周りを見ていると、SNSに投稿する程度なら、2年前のスマートフォンでも十分きれいに撮れているように感じます。

バッテリー技術の進歩

バッテリー技術も着実に進歩しています。

最新のスマートフォンでは、より大容量のバッテリーを搭載しつつ、省電力技術の向上により1回の充電で長時間使用できるようになっています。

例えば、iPhone 15 Proは、前モデルと比べてバッテリー容量は変わりませんが、より効率的なA17 Proチップの採用により処理効率が良くなりました。

Android陣営では、Samsung Galaxy S23 Ultraが5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1日中使用しても余裕がある電池持ちを実現しています。

リサイクルの現状

使用済みのスマートフォンのリサイクルも重要な課題です。

日本では、「小型家電リサイクル法」に基づき、スマートフォンを含む小型家電のリサイクルが行われています。

しかし、2021年度の小型家電の回収量は約10万トンで、目標の14万トンには届いていません。

スマートフォンに使用されている希少金属は、適切にリサイクルすれば再利用が可能です。

例えば、金はほぼ100%、銀は92.8%、パラジウムは98.9%の回収率でリサイクルできるとされています。

しかし、実際にはまだまだ多くのスマートフォンが適切にリサイクルされずに廃棄されているのが現状です。

私は、この状況を改善するためには、消費者である私たちの意識から変える必要があると考えています。

使い終わったスマートフォンを適切に回収場所に持ち込むことで、資源の有効活用に貢献できるはずですね。

省エネルギー技術の進歩

一方で、スマートフォンの省エネルギー技術も日々進歩しています。

最新のプロセッサは、高性能化と同時に消費電力の低減も実現しています。

例えば、Apple A17 Proチップは、前世代のA16 Bionicと比べて20%の省電力化を達成しています。

さらに、低電力モードを使えば、より電池持ちを良くすることができます。

バッテリーの充電残量が少なくなったら、低電力モードを使って iPhone や iPad の消費電力量を抑えることができます。低電力モードのオンとオフを切り替えるには、「設定」>「バッテリー」の順に選択します。

(引用元:Appleサポート

また、ディスプレイ技術の進歩も省エネに貢献しています。

有機ELディスプレイの採用により、必要な部分だけを発光させることで消費電力を抑えられるようになりました。

さらに、可変リフレッシュレート技術により、状況に応じて画面の更新頻度を変更し、不要な電力消費を抑えることができます。

これらの技術進歩を考えると、最新モデルへの買い替えにはメリットがあるかもしれません。

ただし、製造時の環境負荷を考えると、やはり長く使い続けることのほうがまだまだ環境に優しいと言えるでしょう。

個人的には、環境への配慮と最新技術の恩恵のバランスを取ることが重要だと考えています。

例えば、3〜4年サイクルで買い替えるなど、適度な期間で更新するのがちょうどよいかもしれませんね。

ここまで、環境への影響について詳しく見てきましたが、次は個人のニーズと使用状況について考えてみましょう。

個人のニーズと使用状況

スマートフォンの買い替えを考える上で、最も重要なのは個人のニーズと使用状況です。

人それぞれのライフスタイルや仕事の内容によって、求められる機能や性能は大きく異なります。

基本的な使用の場合

LINEやメール、インターネット閲覧、SNSの利用など、基本的な機能しか使わない場合は、最新モデルへの買い替えの必要性は低いと言えるでしょう。

2年前のモデルでも、これらの機能は十分快適に使用することができます。

例えば、2021年に発売されたiPhone 13は、A15 Bionicチップを搭載し、現在でも十分な処理能力を持っています。


Android陣営でも、2021年発売のPixel 6は、Google独自のTensorチップを搭載し、AIを活用した様々な機能を快適に使用できます。

私の親世代を見ていると、スマートフォンを3年以上使い続けている人も多いですが、日常的な使用には全く問題がないようです。

むしろ、使い慣れた端末を長く使うことで、操作にストレスを感じずに済むというメリットもあるようです。

高度な使用の場合

一方で、写真や動画の編集、3Dゲームのプレイ、AR/VRアプリの使用など、高度な処理を必要とする場合は、最新モデルへの買い替えにメリットがあるかもしれません。

例えば、最新のiPhone 15 Proは、A17 Proチップを搭載し、複雑な画像処理や3Dレンダリングを高速で行うことができます。

また、USB 3.0規格のUSB-C端子を採用し、高速なデータ転送が可能になりました。

Android陣営では、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したモデルが、AI処理や高度なゲーミング性能を実現しています。

私の周りにも、仕事で動画編集やグラフィックデザインを行っている友人がいますが、彼らはヘビーユーザーなので、2年ごとの買い替えがむしろコスト削減になると言います。

最新モデルの高い処理能力により作業効率が上がり、時間当たりの生産性が向上するからだそうです。

このように、用途に合わせた買い替えサイクルを検討することが、結果としてベストな選択になることがわかります。

バッテリー消費の激しい使用の場合

頻繁に外出先で長時間スマートフォンを使用する方にとっては、バッテリー性能の良し悪しも重要なポイントになってきますよね。

最新モデルは、大容量バッテリーと省電力技術の進歩により、長時間の使用が可能になっています。

例えば、iPhone 15 Pro Maxは、最大29時間のビデオ再生が可能とされています。

Android陣営では、Samsung Galaxy S23 Ultraが5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1日中の使用に耐える電池持ちを実現しています。

ゲームや動画視聴の用途にも最適なスペックですよね。

ゲームを勝利に導く長持ちバッテリー。5,000mAh(標準)の大容量バッテリーが使用電力を効率化するので、途切れることなくゲームやストリーミングを楽しめます。

(引用元:Samsung公式

私自身、以前は外出時にモバイルバッテリーを持ち歩いていましたが、最新のスマートフォンに買い替えてからは、その必要がなくなりました。

バッテリー性能の向上は、日々の使い勝手をより快適にしてくれる要素だと実感しています。

では、ここまで個人のニーズと使用状況について詳しく見てきましたが、最後にここまでの結果を踏まえて、適切な買い替えサイクルについて考えてみましょう。

スマホの適切な買い替えサイクルは?

これまでの内容を踏まえて、スマートフォンの適切な買い替えサイクルについて考えてみましょう。

一概に「2年」と決めるのではなく、個人の状況に応じて柔軟に考えることが大切です。

3〜4年サイクルの提案

多くの人にとって、3〜4年サイクルでの買い替えが適切ではないかと私は考えています。

この期間であれば、以下のメリットがあります。

3〜4年あれば、プロセッサやカメラ、バッテリー技術などに十分な進歩が見られますので、新しい機能を適度に使えます。

また、2年サイクルに比べて総支出が抑えられますので、コストパフォーマンスが良いです。

製造時の環境負荷を考えると、より長く使用することが環境に優しいとも言えますね。

多くのメーカーが3〜4年のソフトウェアサポートを提供しているため、セキュリティ面でも安心です。

例えば、2020年に発売されたiPhone 12を使っている場合、2023年や2024年に買い替えを検討するのが良いでしょう。

この間に、カメラ性能やプロセッサ性能、バッテリー技術などが大きく進歩しているはずです。

私の友人にも、3年サイクルで買い替えている人が多いです。

彼らが買い替えたときの感想を聞くと、「十分な進化を感じられる」「コストと性能のバランスが取れているのが良い」という意見が多かったです。

状況に応じた柔軟な対応

ただし、先述の目安はあくまで一般的なものであり、一人ひとりの状況に応じて、買い替え時は柔軟に検討することが重要です。

例えば、以下のような場合は、買い替えのタイミングを早めたり遅らせたりする必要があるかもしれません。

まずは、仕事で高度な処理が必要な場合です。

たとえば、動画編集やAR開発などを行う場合は、2年サイクルでの買い替えが効率的かもしれません。

LINEやWeb閲覧程度の基本的な使用なら、4年以上使い続けても問題ないでしょう。

バッテリーの劣化が進んだ場合、電池交換で対応できる場合もありますが、他の部分の劣化も考慮して買い替えを検討しましょう。

大きな機能追加があった場合は悩みどころです。

例えば、5Gへの対応など、ライフスタイルを大きく変える可能性のある機能が追加された場合は、買い替えを検討する価値があるでしょう。

私自身、スマートフォンの買い替えを考える時は、「今の端末に不満はないか」「新しい端末で何ができるようになるか」「買い替えにかかるコストに見合うメリットがあるか」などを慎重に検討します。

この観点で検討すれば、本当に必要な買い替えかどうかを見極められると思います。

結論:2年ごとは必ずしも正解ではない

ここまでの検討を踏まえると、「スマホの買い替え、2年ごとは正解か?」という問いに対する答えは、「必ずしも正解ではない」となるでしょう。

確かに、2年ごとの買い替えには以下のメリットがあります。

  • 常に最新の技術を利用できる
  • バッテリー劣化の問題を回避できる
  • キャリアの割引プランを最大限に活用できる

しかし、以下のデメリットも考慮する必要があります。

  • コストがかかる
  • 環境負荷が大きい
  • 使い慣れた端末を手放すストレス

私見では、多くの人にとって3〜4年サイクルでの買い替えが最適解になるのではないかと考えています。

この期間であれば、技術の進歩を適度に享受しつつ、コストと環境への配慮のバランスを取ることができるからです。

ただし、最終的には個人の状況やニーズに応じて判断することが大切です。

自分にとって本当に必要な機能は何か、現在の端末にどの程度不満があるか、買い替えにかかるコストは妥当かなど、さまざまな観点で検討することをおすすめします。

スマートフォンは私たちの生活に欠かせない存在となっていますが、だからこそ、買い替えのタイミングや選び方・使い方には工夫が必要ですね。

その都度ベストな選択をすることが、結果的に満足度の高いガジェットライフにつながるのではないでしょうか。

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