ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠についてまとめたページです。
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠は、最大で4年間も支払うことになること・追加の支払いが発生することがあること・郵送で返送された場合一括清算はできないことです。
ドコモのいつでもカエドキプログラムは本当にお得なのか本記事で解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠をまとめます。罠といっても、そんなに仰々しいものではなく、「こんなはずではなかった」と思わないための"注意点"と言った方が良いでしょう。
そんなドコモのいつでもカエドキプログラムの罠は以下の通りになります。
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠
罠1.最大で4年間も支払うことになる
罠2.追加の支払いが発生することがある
罠3.郵送で返送された場合一括清算はできない
それぞれのデメリットの内容を詳しく紹介していきますので、ドコモのいつでもカエドキプログラムを使いたい方は、きちんと理解しておいてください。
罠1.最大で4年間も支払うことになる
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠1つ目は、最大で4年間も支払うことになる、ということです。もちろん回線の違約金もなくなりましたので、今の新プランのままであれば、他社に乗り換えても違約金はほとんどかかりません。
ただし、端末の支払いに関しては、完済するか返品しない限り、約4年間は手元に残ります。スマホを買い替えることが多い人だと、分割払いとは非常に相性が悪いです。
罠2.追加の支払いが発生することがある
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠2つ目は、追加の支払いが発生することがあることです。同じ携帯電話を1年、2年と使うのであれば、一度も落とさずにそのまま使える可能性の方が低いです。
このいつでもカエドキプログラムでは、ドコモが定める「使用不可品」でない限り、携帯電話を返却することができますが、「機能不良品」と判断された場合は、別途故障料金を請求されます。
この「機能的欠陥品」の基準は不明ですが、目に見えるへこみやひび割れがあれば請求されると考えておいた方が良いかもしれません。
インターネット上でクレームに関する報告がほとんどないため、過度に心配する必要はないかもしれませんが、この点は留意しておく必要があります。
補償に加入していない場合は22,000円、携帯電話の補償などに加入している場合は2,200円なので、オプション料金を含めると、どちらも実際の費用より2万円ほど多く支払うことになりますね。
また、ドコモ次第ではありますが、経年劣化で浮いた場合、「機能不良品」として扱われる可能性もあり、通常のスマートフォンよりも故障料金を請求されるリスクが高くなります。
罠3.郵送で返送された場合一括清算はできない
ドコモのいつでもカエドキプログラムの罠3つ目は、郵送で返送された場合一括清算はできないことです。ドコモの公式サイトによると、このいつでもカエドキプログラムによる端末の返却は、ドコモショップまたは郵送(Web)で行うことができます。
ただし、早期に端末を返却した場合、残債の一括清算に応じることができるのは、旧ドコモショップのみとなるようです。また、家電量販店ではそもそも受け付けてもらえない可能性もあります。
したがって、購入から1年後に郵送で返却した場合、残り1年未満で手元にない端末は、多少の減額があっても必ず継続して支払わなければならないことになります。早期返却のため、店頭でのご利用をお勧めします。
いつでもカエドキプログラムとは何か
参考までに「いつでもカエドキプログラム」について説明します。いつでもカエドキプログラムは、一言で言えば「残価設定型24回分割払い」で、24回払いまでに端末をドコモに返却すれば残価が免除されるというものです。
それまでにスマホが返却されない場合は、残価を再度分割し、47回の分割払いの合計額をお支払いいただきます。
23回目の分割払い前に車両を返却した場合、「早期利用手当」が適用されます。分割払いの残額から毎月一定の割引が適用され、早く返却すればするほど総所有コストが安くなります。
ちなみに分割払いは必ずしも記載されている金額ではなく、契約者の与信枠によって異なる場合があるとのことです。
いつでもカエドキプログラムがおすすめな人
「いつでもカエドキプログラム」は早めに返却するよりも、2年間使用した方がお得な場合もあります。2年以上使えば、上も下もなく、数ヶ月で買い換える人は使わない方がいいです。
月々の負担が24回払いから48回払いに相当するのは良いのですが、その反面、システムが複雑になり、損得の計算が難しくなっています。
近年では、一般ユーザーが2年以内に端末を買い替えることは稀で、3年以上同じ端末を使い続けることが非常に多くなっていると言っても過言ではありません。
本いつでもカエドキプログラムを2年以上利用した場合、47回払い(残価なし)のみとなるため、本いつでもカエドキプログラムの分割払いである必要はないです。
むしろ、複雑で無意味な分割払いを利用する意味がないので、通常の36回払いや48回払いを利用した方が無難です。ただし、メリットがないわけではなく、2年程度で必ず返品できる方にはお勧めできるシステムです。
いつでもカエドキプログラムの罠を知って検討を
いつでもカエドキプログラムは、一見お得に感じることもありますが、その利用には罠が潜んでいることを理解しておく必要があります。
購入から1年経過しても、プログラムを利用した方がお得なケースが少なくない一方で、Androidスマートフォンの価格が全般的に下がっていることから、2年後にはさらにお得になる可能性も高いです。
そのため、1年目から2年半の間に携帯電話を返却することがベストな選択となるかもしれません。しかし、いつでもカエドキプログラムには以下のようなデメリットも存在します。
返却時の端末の状態: 端末を返却する際には、その状態が良好である必要があります。キズや故障がある場合、返却ができないか、追加料金が発生することがあります。
近年、スマートフォンは高価になっており、分割払いを設定したいと考える人が増えています。そのため、いつでもカエドキプログラムを検討する際は、これらのデメリットをしっかりと考慮し、最適な選択を行ってください。
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