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iPhoneを売却するなら自分でSIMロック解除手続きすべき?

中古スマートフォン市場が人気ですが、いらないiPhoneの下取りや売却を考えている方も多いのではないでしょうか。

初めて自分で端末を売却するときは、SIMロック解除すべきなのかわからなくて困りますよね。

そこで、本記事では「SIMロック解除ってどうやってする?」「やってないと売却できないの?」という疑問にお答えします。

iPhoneのSIMロック解除について、メリットやデメリット、具体的な手順まで詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

SIMロック規制の変更:2021年以降購入のiPhoneは要確認

そもそも、2021年10月1日以降に購入されたiPhoneには、基本的にSIMロックがかかっていません。

これは総務省の規制により、携帯電話キャリアがSIMロックを原則として設定できなくなったためです。

例えば、ドコモで2022年に購入したiPhone 14シリーズは、購入時からSIMフリーの状態となっています。

ただし、これ以前の機種では注意が必要です。

ただ、使用中の携帯電話が次のどちらにも当てはまる場合、携帯電話に「SIMロック」という制限がかかっている可能性があり、この場合は、「SIMロック解除」という手続きが必要になります。

  • 大手携帯会社3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)から購入している
  • 2021年9月30日以前に発売されている

(引用元:総務省携帯電話ポータルサイト

規制以前に購入した機種では、依然としてSIMロックがかかっている可能性があります。

「いつ購入したiPhoneかわからない」「ずっと使っていてわからない」という声もよく寄せられますが、Appleのサポートページで確認することができますよ。

購入日を確認して、SIMロック規制解除後であれば問題ないはずです。

また、iPhoneの「設定」アプリ内から、「一般」→「情報」に進み、直接SIMロックの有無を確認することも可能です。

SIMロック無しと表示されていれば、解除の必要はありません。

SIMロックとは?買取価格への影響

皆さんは「SIMロック」がかかったままでも、売却には影響がないと思いますか?

私も以前は全く知らなかったのですが、実はとても重要なことなんです。

SIMロックとは、特定の通信事業者のSIMカードしか使用できないように制限をかけることを指します。

例えば、過去にドコモで購入したiPhoneは、基本的にドコモのSIMカードしか使えない状態ということ。

この制限がかかったままでも、売却に応じてもらえることはあります。

しかし、これが買取価格にどう影響するかというと、驚くべきことに最大で20%程度、数千円から1万円ほど、売却価格が変わることがあるんです。

この差額は決して小さくありませんよね。

SIMロック解除のメリットとデメリット

ここからは、実際の経験を踏まえて、SIMロック解除のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

私自身、迷った経験があるので、皆さんの判断材料になれば嬉しいです。

高値での売却が可能に

先ほども触れましたが、SIMロック解除をすることで買取価格が上昇します。

これは、購入者の選択肢が広がるためです。

例えば、ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除すれば、ドコモユーザーでも安心して購入できるようになります。

中古スマートフォン販売店での需要も高まり、結果として高値での売却が期待できるのです。

買取価格の上昇幅は機種や状態にもよりますが、見過ごせない価格差が生まれることが多いです。

手続きの手間と時間がかかる

SIMロック解除には、いくつかの手続きが必要です。

まず、キャリアのウェブサイトにアクセスして本人確認を行い、必要事項を入力します。

その後、実際の解除作業に入りますが、手順が複雑で戸惑う方も多いようです。

SIMロック解除方法は一般的にキャリアのマイページなどにFAQが記載されていますので、参考にしてみるのも良いですね。

また、手続き完了まで少し待機時間が必要になることもあります。

このように、いくつかの手間がかかりますが、解除が完了すれば査定金額に影響しますから、頑張って自力で作業したいところです。

各キャリアのサポート体制も充実してきており、分からない点があればオンラインチャットや電話で丁寧に教えてもらえますので、必要以上に心配はいりません。

解除費用がかかる場合も

SIMロック解除をキャリアで頼んだ場合は手数料がかかります。

自力では作業できない場合、ドコモショップなどに持ち込んでロック解除してもらうことが可能ですが、スタッフにやってもらった場合は手数料が発生してしまうんです。

私の知人も、うっかりiPhoneを持ち込んでロック解除してもらい、結果として手数料が請求されてしまったケースがありました。

マイページからWeb手続きをすれば無料でSIMロック解除できるため、せっかく買取の査定額を挙げたいならば、余計なコストはできるだけ排除したいですね。

SIMロック解除の具体的な手順と注意点

実際の手続きについて、私も最近経験したばかりなので、詳しくご説明します。

意外と簡単にできるので心配いりませんよ。

事前準備の重要性

まずはSIMロック状況の確認です。

冒頭で述べたように、購入時期やiPhoneの設定アプリから、SIMロック状況を確認しましょう。

事前にMy docomo(ドコモの場合)など、マイページで契約状況を確認しておくと安心ですね。

作業前には、iPhoneのOSも最新版にアップデートしておくことをお勧めします。

オンラインでの申請手順

キャリアのマイページにログインし、「各種手続き」のような名称のメニューを探して「SIMロック解除」を選択します。

本人確認として、契約者情報や電話番号、二段階認証などの入力が求められます。

意外にログイン時のID入力ミスが多いので、私は手続き前にアカウント情報を確認しておくようにしていますよ。

SIMロック解除には端末のIMEI番号が必要になるため、こちらもiPhoneの「設定」アプリで確認しておきましょう。

売却時の価格交渉のコツ

ここからは、実際の売却時に役立つ情報をお伝えします。

これまでの経験から得たコツをシェアさせていただきますね。

買取価格の相場を把握しよう

SIMロック解除済みのiPhoneは、未解除の端末と比べて高値で売却できます。

ただし、これはあくまで平均的な価格の傾向であり、端末の状態や付属品の有無、市場の需給バランスによって変動することがあります。

私は最低でも2社以上で査定を受けるようにしています。

最も高く買い取ってもらえるところで売却するのが賢い方法ですよ。

SIMロック解除が必要ならばやっておくのがおすすめ

ここまで詳しく解説してきましたが、結論としては「売却予定のiPhoneは、できるだけSIMロック解除しておく」ことをお勧めします。

確かに、手続きには多少の手間がかかりますが、得られるメリットの方が大きいと考えられるためです。

ただし、解除していなくても売却自体は可能ですが、査定額に影響するため、可能であればぜひやってみてください。

また、解除手続きは、売却の1週間前までには済ませておくことをお勧めします。

これにより、万が一の不具合にも余裕を持って対応できます。

この記事を参考にiPhoneを賢く売却して、新しいスマートフォンの費用に充ててみてくださいね。

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