ドコモメールをiPhoneに引き継ぎする方法をまとめました。
機種変更後にiPhoneへドコモメールを引き継ぎするには「iPhoneドコモメール利用設定」を行う必要があります。
本記事では、ドコモメールをiPhoneに引き継ぎする手順や、うまくできない原因と対処法について具体的に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎする方法
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎするには「iPhoneドコモメール利用設定」を行う必要があります。
具体的な引き継ぎ手順は以下のとおりです。
- dアカウントのID・パスワードを確認
- Wi-Fiをオフにする
- Safariブラウザで専用ページにアクセス
- プロファイルをインストール
- iPhoneの設定を完了させる
それでは、機種変更後に新しいiPhoneへドコモメールを引き継ぎする手順をステップごとに解説していきます。
dアカウントのID・パスワードを確認
ドコモメール利用設定をするには、dアカウントのIDとパスワードが必要です。
ドコモのマイページ「My docomo」などで、各種手続きや料金の確認を行う際に使っているはずですが、普段から利用状況を確認していない人は失念している可能性もあります。
dアカウントのID・パスワードを忘れてしまった場合は、dアカウントのポータルサイトにて確認可能です。
ドコモメールの引き継ぎ作業前に、dアカウントのID・パスワードを控えておきましょう。
Wi-Fiをオフにする
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎするには、Wi-Fi接続ではなくモバイルデータ通信にて作業する必要があります。
iPhoneのホーム画面右上の接続マークを確認し、Wi-Fi接続になっていたら通信を切りかえましょう。
コントロールセンターまたは設定アプリから、Wi-FiをOFFにして、モバイルデータ通信をONにします。
iPhoneのホーム画面右上を確認し、4GLTE、5Gなどと表記が変わっていればモバイルデータ通信に切り替えられています。
Safariブラウザで専用ページにアクセス
iPhoneの標準ブラウザ「Safari」を開き、ドコモのマイページ「My docomo」にアクセスします。
設定メニューから「iPhoneドコモメール利用設定」を開き、設定サイトにアクセスします。
もしくは、iPhoneドコモメール利用設定の専用ページへ直接アクセスしてもOKです。
ただし、どちらの場合でもSafariブラウザで開くことが必須条件です。
プロファイルをインストール
iPhoneドコモメール利用設定にアクセスしたら、ネットワーク暗証番号もしくはdアカウントのIDとパスワード、二段階認証を入力してログインします。
パスキー認証設定済の人はFaceIDによる認証となりますので、画面の案内に沿って進めましょう。
注意事項を読んで確認し「次へ」をタップすると、設定対象のメールアドレスの確認画面へ移行します。
内容に問題なければ、さらに「次へ」をタップしましょう。
構成プロファイルをダウンロードするかどうか、確認のポップアップ表示が出ますので、「許可」を押せば自動でインストールがはじまります。
iPhoneの設定を完了させる
インストールが完了したらポップアップを閉じてSafariブラウザは終了し、iPhoneの設定メニューを開きましょう。
「プロファイルがダウンロードされました」の表示をタップして、画面右上にある「インストール」を押します。
iPhone本体にパスコードを設定している場合は、入力すると画面下部にインストールボタンが表示されます。
あとはインストールボタンをタップすれば完了です。
これでドコモメールの引き継ぎが完了ですが、このままではメールは届くものの、アプリを開いたときしか通知されないため同時に設定しておきましょう。
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎ後の設定
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎ後には、データの自動受信とメールの通知設定を行いましょう。
これにより、メールが届いた時に即座にiPhoneへデータを受信し、画面上に好きな方法で通知することが可能です。
データの自動受信
新着データを自動受信するには、iPhoneの設定メニューから「メール」へ進みます。
「アカウント」をタップして、データの取得方法が「プッシュ」になっているか確認しましょう。
さらに、アカウント内の「ドコモメール」をタップして、プッシュ通知を許可するメールフォルダを個別に選択することもできます。
これで、メールデータを即時受信することが可能になります。
メールの通知設定
さらに、iPhoneの設定メニューから「メール」内で通知設定を行うことも可能です。
画面上部に赤いベルマークの「通知」メニューがありますので、タップしましょう。
「通知を許可」が緑色に選択されているのを確認したら、ロック画面や通知センター、バナーなど好みの方法でメール通知設定を行います。
通知音やアイコンへのバッジなども、このメニューで設定できます。
あとは画面下部「通知をカスタマイズ」をタップし、「ドコモメール」を選んで通知をONにすれば、設定完了です。
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎできない原因と解決策
ドコモメールをiPhoneにうまく引き継ぎできない場合の原因と解決策を解説します。
ドコモメールの引き継ぎ作業は、特に複雑なものではありません。
しかし、いずれかの手順が抜けていたり、設定モレがあったりすると、うまく行かない場合もあるため注意しましょう。
Wi-Fiを切っているか?
ドコモメールの引き継ぎ作業は、ドコモ回線を使用する必要があるため、Wi-Fi接続でネットに繋いでいるとできません。
必ず、作業前にWi-Fiを切断してモバイルネットワークに接続してから作業開始しましょう。
特に、新しいiPhoneを購入した場合などはWi-Fi接続を使って初期設定をしたままの流れで作業する場合も多いでしょうから、注意が必要です。
Safariブラウザで作業しているか?
ドコモメールの引き継ぎ作業は、iPhoneデフォルトのSafariブラウザで行う必要があります。
たとえば、GoogleChromeなど他のブラウザで「iPhoneドコモメール利用設定」を開いていると、プロファイル設定がうまく完了しません。
構成プロファイルのインストールが進まない場合は、専用ページを開いているブラウザがSafariかどうか、再度確認してみてください。
キャリアを変えていないか?
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎできない場合、ドコモから他の通信会社へキャリアを変更していませんか。
たとえば、ドコモからソフトバンクへ乗り換える場合などは「メール持ち運びサービス」に登録しておかないと、ドコモメールを引き続き使うことはできません。
メール持ち運びサービスは月額税込330円のオプションとなり、他社の回線を使う場合でもドコモのクラウドに保存した過去のメールデータをそのまま利用できます。
ただし、乗り換えから31日以内に申し込む必要がありますから、早めの手続きをおすすめします。
ドコモからahamoに変更していないか?
ドコモから格安プラン「ahamo」へ料金契約を変更した場合も「ドコモメール持ち運びサービス」に申し込んでおかないと、ドコモメールは使えません。
さらに、ahamoにプラン変更する場合は、契約変更手続きと同時にオプションに申し込んでおかないと、自動で旧メールアドレスやデータは失効してしまいます。
キャリア変更のように31日間の猶予期間がないため、必ずプラン変更前にドコモメールを使い続けるかどうか決めておきましょう。
一度失効したドコモメールのアドレスやデータは、復元不可能となるため注意が必要です。
ドコモメールをiPhoneに引き継ぎするのは簡単
今回は、ドコモメールをiPhoneに引き継ぎする手順や設定方法を解説しました。
ドコモメールの引き継ぎは、特別難しくはありませんが、作業環境や手順をミスするとうまくいかない場合もあります。
また、ドコモから他社に乗り換えた場合や、ahamoに料金プランを変更したときは、メール持ち運びサービスへ申し込んでおかないと旧アドレスは使えません。
本記事の手順を参考に、iPhoneにドコモメールを引き継ぎしてみてください。
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