通信制限じゃないのに遅いau回線の原因は？簡単な対処法も解説

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因と対処法をまとめました。

auもしくはUQモバイルなどのau回線を使うとき、通信制限じゃないのに遅いと、スマホが使い物にならないため不便です。

そこで今回は、au回線で通信制限じゃないのに遅いときの原因は何か、自分で簡単にできる対処法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

各キャリアで端末をチェックする方は

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因は？

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因をあげてみました。

auスマホの通信速度は、2023年11月時点の公式発表によると、5G回線の上りで最大1.1Gbps・下りで最大4.2Gbpsと決して悪い数値ではありません。

これは最大速度のため、実測値は環境によって下がりますが、他社とも遜色ない速度と言えるでしょう。

しかし、au回線ではさまざまな原因によって、明らかな通信制限じゃないのに遅いと感じられる場合があります。

5Gでなく4G LTEになっている

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因の1つめとして、スマホが5Gでなく4G LTEに接続している可能性があります。

たとえば、普段は都市部にいるため5G通信でau回線を使っている人が、仕事で地方に移動し、4G LTEのエリアでスマホを使う場合は速度が遅く感じられるでしょう。

お使いのスマホが5G対応機種であったとしても、5G対象外のエリアで使おうとすれば、自動的に4G LTE回線に切り替わってしまいます。

auの公式サイトからサービスエリアマップが見られるので、お使いの場所が5G回線対象となっているか確認してみてください。

ネットワークが混雑している

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因の2つめとして、ネットワークが混雑している時間帯と被っているかもしれません。

お昼休みや夜の余暇時間など、多くの人がスマホを使いがちなタイミングには、当然au回線も混雑しやすいです。

au回線が空いている時間帯には問題なくつながるという場合は、混雑するタイミングゆえの一時的な速度低下と考えてよいでしょう。

動作が不安定になっている

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因の3つめとして、端末側の動作が不安定になっているかもしれません。

たとえば、地下などの圏外エリアで一旦電波が途切れたとき、通常は電波が届く場所に移動すれば再接続されます。

しかし、動作が停滞してしまい、電波の届く場所に移動したにもかかわらず自動でau回線に再接続されない不具合も起こり得るでしょう。

通信処理が途中で停止したり、スマホが電波を掴み直さなかったりするときは、機内モードのON・OFFなど強制的に再接続すると有効な場合があります。

通信障害が起きている

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因の4つめとして、何らかの大規模な通信障害が起きている可能性もあります。

通信障害の最新情報は、随時auの公式サイトでチェックできます。

頻度は珍しいものですが、同時に他のauユーザーも接続不具合を訴えているならば、通信障害の可能性が高いでしょう。

この場合は、auネットワークの復旧を待つしかないため、一時的にWi-Fi環境に切り替えるなどの代替案が必要になります。

知らないうちに通信制限がかかった

通信制限じゃないのに遅いau回線の原因の5つめとして、自分でも知らないうちに通信制限がかかっているかもしれません。

たとえば、Wi-Fi環境だと認識したまま、誤ってモバイルデータ通信で長時間YouTubeを見てしまった場合などは、すぐに通信量が上限に達してしまうでしょう。

データ上限による通信制限は、そのまま締め日まで我慢するか、有料でデータチャージを行うしか改善方法はありません。

また、普段から接続中のネットワークの種類に気を付けたり、データ容量の大きいプランに切り替えたりしなければ、根本的な解決にはならないため注意が必要です。

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通信制限じゃないのに遅いau回線の簡単な対処法

通信制限じゃないのに遅いau回線で困ったときに、自分でも簡単にできる対処法をまとめました。

通信障害や混雑など、自分ではどうしようもない不具合でなければ、以下の方法で電波状況が改善する場合があります。

場所を移動する

通信制限じゃないのに遅いau回線の対処法1つめは、今いる場所から移動することです。

特に、屋内や地下などのつながりにくい場所にいるときは、エリアを少し移動するだけで問題なく再接続することもあります。

また、4GLTE通信に自動で切り替わっている場合は、5Gエリアまで移動してみて、問題なくつながるか確認してみるのもおすすめです。

エリアマップ上は5G通信区域であっても、電波状況によっては勝手に4G LTE接続になることがあるため、場所を変えて試してみてください。

機内モードのON・OFF

通信制限じゃないのに遅いau回線の対処法2つめは、機内モードのON・OFFです。

機内モードを活用すれば、電波を一時的に切った後に再接続できるため、リセットのように強制的にau回線へ再接続できることがあります。

電源オフよりも簡単に切り替えられるので、うまくネットワークにつながらない場合は、まず機内モードのON・OFFを試してみましょう。

端末を再起動

通信制限じゃないのに遅いau回線の対処法3つめは、端末の電源を切って再起動することです。

先述の機内モードを使っても直らない場合には、スマホ本体を再起動することで、動作のビジー状態が改善することもあります。

スマホにかかわらず、どんなデバイスでもトラブルがあったときの対処法として有効なのが再起動です。

コツとしては、端末が熱かったり、動作がカクついたり明らかな処理不足が起こっているならば、少し時間をあけてから再度電源を入れてみてください。

OSやアプリを最新版にアップデート

通信制限じゃないのに遅いau回線の対処法4つめは、OSやアプリを最新版にアップデートすることです。

OSが古いまま放置されていると、処理機能が最適化されていないために、遅いと感じることがあります。

特に、OSの自動アップデート設定を行っていない場合は、その都度手動で最新版に更新する必要があるので忘れがちです。

iPhoneでは、iOSアップデートは設定メニューから一般に進み、ソフトウェアアップデートで最新版に更新できます。

Androidスマホは、機種によって表記の違いはありますが、設定メニューからシステムに進み、システムアップデートを行いましょう。

また、使っているアプリのバージョンが古い場合も、動作が遅いと感じることがあります。

iPhoneユーザーは、App Storeから該当アプリを最新版に更新しましょう。

Androidスマホでは、Google Play Storeからマイプロフィールを選択し、「アプリとデバイスの管理」メニューから更新すればOKです。

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通信制限じゃないのに遅いau回線が困るなら乗り換えもアリ

本記事では、通信制限じゃないのに遅いau回線の原因や対処法をまとめて紹介しました。

au回線は基本的に、大手キャリア特有の高速で安定したネットワークを提供していますが、場合によってはデータ通信が遅いこともあります。

通信制限じゃないのに遅いならば、通信障害が起きていないか、回線が混雑している時間帯でないか、さまざまな角度から原因を探って対処しましょう。

エリアなどの問題で、どうしてもau回線の通信状況が改善されないなら、利用地域でつながりやすい他社サービスへ乗り換えるのも一案です。

各社の公式サイトではサービスエリアが確認できますので、お住まいの地域のつながりやすさをチェックしてみてはいかがでしょうか。

各キャリアで端末をチェックする方は