「iPhoneを使うと親に居場所がバレる」なんて気がかりな話を耳にすることがありますよね。
実は、これは完全な誤解でも、完全な真実でもないんです。
iPhoneには確かにファミリー共有や探す機能といった位置情報の共有メニューが搭載されていますが、これらは適切な設定が必要となります。
そこで今回は、iPhoneの位置情報共有の仕組みと、プライバシーを守るための設定について詳しく解説していきます。
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目次
位置情報共有の基本的な仕組み
iPhoneの位置情報共有には、いくつかの方法が存在します。
それぞれの仕組みについて、詳しく見ていきましょう。
特に重要なのは、これらの機能は必ず本人の同意が必要だということです。
ファミリー共有の仕組み
ファミリー共有は、最大6人までのファミリーメンバーでAppleのサービスや購入したコンテンツを共有できる機能です。
位置情報の共有は、ファミリー共有の設定項目の一つであり、必ずしも有効にする必要はありません。
ほかの家族はそれぞれ、自分の位置情報を共有するかどうかを選択できます。共有することにした場合、ほかの家族があなたの位置情報を「探す」アプリやメッセージアプリで確認できるようになります。
(引用元:Appleサポート)
しかし、保護者と子供の間でファミリー共有設定を行っている場合、大多数が位置情報の管理が目的の一つであるはず。
このような場合、共有設定を変更することで、かえってあらぬ疑いをかけられてしまうことがあるかもしれません。
Find My(探す)アプリの機能
Find My(探す)アプリは、紛失したiPhoneを探すための機能として開発されました。
このアプリを通じて位置情報を共有する場合も、必ず本人がiPhoneの設定トグルをONにしておく必要があります。
ファミリー共有をしていなくても、AppleIDなどを使って端末を探せるため、位置情報がバレる原因になります。
位置情報の精度は、GPSの受信状況により異なりますが、通常は5~10メートル程度の誤差で位置を特定することができます。
この機能は本人がいつでもオフにできる仕組みになっていますが、急に設定を切ってしまうと逆に怪しまれる可能性もあるでしょう。
意図しない位置情報共有の可能性
位置情報が知られてしまう心配があるのは、実は正規の共有機能だけではありません。
知らないうちに位置情報を共有してしまうケースについても、理解しておく必要があります。
写真の位置情報について
iPhoneで撮影した写真には、位置情報(ジオタグ)が自動的に記録される設定になっています。
メッセージで送信した写真などに、この位置情報が含まれている可能性があるのです。
ただし、この機能はカメラアプリの設定から簡単にオフにすることができます。
また、「正確な位置情報」をOFFにすると、撮影する写真の位置情報を曖昧にすることも可能です。
アプリの位置情報アクセス
インストールしたアプリの中には、位置情報へのアクセスを要求するものがあります。
iPhone、防災アプリとかで位置情報を常にオンにしてると定期的に常にオンにしてて大丈夫?って聞いてくるのめちゃめちゃうざい、切れないのかこれ?
— ACT Ωi(アクトベル) / ***ER (@act_bell) May 30, 2023
たとえば、地図アプリやフードデリバリーアプリはもちろん、ペアレンタル用のサードパーティ製アプリなども含まれます。
各アプリの位置情報アクセス権限は、設定アプリから個別に管理することができます。
故意に入れたアプリでなければ、「許可しない」を選択すると位置情報の共有はされなくなります。
位置情報の設定を確認する方法
iPhoneの位置情報設定は、意外と奥が深いんです。
でも、基本的な確認方法を知っておけば、自分のプライバシーを守ることができます。
それでは、具体的な確認方法を見ていきましょう。
システム設定の確認方法
設定アプリから「プライバシーとセキュリティ」を開き、「位置情報サービス」をタップすることで、iPhoneに入っているアプリ全体の位置情報設定を確認できます。
ここでは、位置情報サービスの完全なオン/オフの切り替えが可能です。
アプリによっては使用中のみ許可という設定もできますから、サードパーティ製アプリの場合はここで設定を調節すると良いでしょう。
もちろん、位置情報の共有目的でいれているアプリであれば、黙って設定を変更するのではなく、保護者への事前の相談が望ましいです。
プライバシーを守るための具体的な対策
位置情報の共有は、時として便利な機能となりますが、プライバシーの観点からは慎重に管理する必要があります。
ここからは、実践的な対策方法についてお話ししていきましょう。
アプリごとの設定見直し
各アプリの位置情報アクセス権限は、「常に許可」「App使用中は許可」「一度のみ許可」「許可しない」から選択できます。
地図アプリなど、常に位置情報が必要なアプリ以外は、「App使用中は許可」を選択することをお勧めします。
不要なアプリの権限は積極的に「許可しない」に設定しましょう。
特に、保護者に関わらず不要な位置情報を公開することはセキュリティリスクになり得ますので、最低限の許可にとどめることをおすすめします。
緊急時の位置情報共有
位置情報の共有を制限することは大切ですが、緊急時には位置情報が命を救う可能性もあります。
適切なバランスを取ることが重要ではないでしょうか。
SOS機能の設定方法
iPhoneには緊急SOSという機能が搭載されており、緊急時に自動で位置情報を緊急連絡先に送信することができます。
緊急時には、iPhoneまたはApple Watchを使って、素早く助けを求める電話をかけたりテキストを送信したりできます。
(引用元:Appleサポート)
サイドボタンを5回素早く押すことで作動し、警察や消防などの宛先に緊急電話をかけられる機能です。
設定アプリの「緊急SOS」から、緊急連絡先の追加や通知設定の変更が可能です。
このように、位置情報の共有設定は必ずしも悪ではなく、必要なときにはあなたを守る大切な機能でもあるのです。
そのため、緊急SOS機能は普段から位置情報をオフにしていても、不測の事態として位置情報が使われるため、完全なOFFにはできません。
iPhoneの位置情報設定は賢く使おう
iPhoneの位置情報共有は、決して親に一方的に監視される機能ではありません。
すべての共有設定は設定のON・OFFが可能であり、いつでも設定を変更することができます。
ただし、アプリによっては意図しない形で位置情報が共有されてしまう可能性もあるため、定期的な設定の確認が重要でしょう。
アプリごとの権限設定や写真の位置情報、緊急時の共有機能など、状況に応じて適切な設定を選択することで、プライバシーを守りながら便利な機能を活用することができます。
位置情報の共有は、使い方次第で便利にも不安の種にもなり得ますね。
成長に伴い、これまでなかったプライバシーへの配慮を求めるというケースも出てくるでしょう。
そんなときは、保護者と子供との間で建設的な相談が必要になってくるのではないでしょうか。
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