iPhone15 Proの新機能「アクションボタン」気になっていませんか?
「何ができるの?」「使いこなせるかな?」そんな疑問に本記事でお答えします。
今回は、アクションボタンの基本から応用まで、詳しく解説していきます。
ボタンの設定方法、便利な活用例、さらにはショートカット機能を使った高度な使い方まで、実体験も交えながら、あなたのiPhoneライフをより快適にするヒントをお届けします。
この記事を読めば、アクションボタンの魅力を完全に理解し、自分だけの使い方が見つかるはずです。
注意点やトラブルシューティングもカバーしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
アクションボタンとは?
まずは、アクションボタンとは何なのか、基本的なところをおさらいしていきましょう。
アクションボタンは、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxに搭載された新しいボタンのことです。
iPhone15とiPhone16、アクションボタンが便利!iPhone16は、基本モデルでもアクションボタンを搭載し、様々な機能をカスタマイズ可能。自分好みの操作にしたい方におすすめです。
— ゆかり@相互フォロー募集中 (@eucalyptus_7887) October 9, 2024
これまでのiPhoneモデルにあった「着信/サイレントスイッチ」の代わりに導入されました。
位置と外観
アクションボタンは、iPhoneの左側面、音量ボタンのあった箇所に配置されています。
サイズの小さな長方形で、表面にはざらつきのある加工が施されています。
これにより、触っただけでボタンの位置が分かるようになっています。
私が最初にiPhone15 Proを手に取ったとき、このボタンの存在にすぐ気づきました。
長年iPhoneを使ってきた身としては、慣れ親しんだ着信/サイレントスイッチがなくなった違和感もありましたが、新しいボタンの可能性に期待が膨らんだのを覚えています。
機能の概要
アクションボタンの最大の特徴は、ユーザーが自由に機能を割り当てられることです。
例えば、カメラを素早く起動したり、ライトをオン/オフしたり、ボイスメモを録音したりと、様々な操作を一つのボタンで実行できるのです。
初期設定では、従来の着信/サイレントスイッチと同じく、マナーモードのオン/オフ切り替えが割り当てられています。
しかし、これを変更することで、自分の使い方に合わせたカスタマイズが可能になるんです。
あ、ちなみに私の15Proアクションボタンは車のスターターアプリを開けるようになっております
ショートカット1番便利— せい (@sei_031212) October 8, 2024
私は最初、この自由度の高さに戸惑いましたが、使っているうちにその便利さに気づきました。
例えば、取材の日はボイスメモ、休日は写真撮影と、シーンに応じて機能を切り替えて使うようになり、iPhoneの操作が格段に効率的になりました。
アクションボタンの設定方法
では、具体的にアクションボタンをどのように設定すれば良いのでしょうか。
ここでは、基本的な設定方法から、少し踏み込んだカスタマイズまでご紹介します。
基本的な設定手順
アクションボタンの設定は、以下の手順で行います。
まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。
次に、「アクションボタン」という項目をタップします。
ここで、様々な機能の中から好みのものを選択できます。
例えば、「カメラ」を選択すると、アクションボタンを押すだけでカメラアプリが起動するようになります。
「ライト」を選べば、ボタン一つでフラッシュライトのオン/オフが可能になります。
私のおすすめは、最初は基本的な機能から試してみることです。
私も最初は「カメラ」に設定して使い始めました。
写真を撮る機会が多い方なら、この設定だけでもかなり便利になりますよ。
詳細設定とカスタマイズ
基本的な機能に慣れてきたら、より詳細な設定にチャレンジしてみましょう。
例えば、「ショートカット」を選択すると、複雑な操作を一つのボタンに割り当てることができます。
アクションボタンはショートカット割り当てができるので上手くやればそこそこ便利にカスタマイズできそうです。
— みたらい (@mitarai_TDF) October 7, 2024
「ショートカット」アプリを使えば、複数の動作を呼び出すことも可能です。
例えば「今日の予定をチェックして、それを音声で読み上げる」といった多工程の動作を、アクションボタン一つで開けるようになります。
このように、カスタマイズ次第でiPhoneをあなたの相棒のように使いこなすことが可能なんです。
ただし、ショートカットの作成には少し慣れが必要で、上級者向けの設定とも言えます。
最初は簡単なものから始めて、徐々に複雑なものにチャレンジしていくのがおすすめですよ。
アクションボタンの活用例
アクションボタンの魅力は、その多様な使い方にあります。
ここでは、具体的な活用例をいくつかご紹介します。
これらを参考に、自分なりの使い方を見つけてみてください。
カメラ起動とクイック撮影
カメラ機能を割り当てると、瞬間的な写真撮影が可能になります。
アクションボタンを押すとすぐにカメラアプリが起動し、もう一度押すとシャッターを切れる設定にできます。
iPhone15、アクションボタンですぐにカメラ起動できるの便利すぎる。お願いだからダブルクリックとかでTwitter起動させて
— アメシ (@_IF3) April 30, 2024
例えば、子供やペットの可愛い仕草を逃さず撮影したい時、この機能が大活躍します。
私も、姪っ子の運動会で、この機能のおかげで決定的瞬間を逃さず撮影できました。
スマホを取り出してホーム画面からカメラアプリを起動する従来の方法と比べると、その速さは歴然です。
写真撮影が趣味の方や、SNSによく写真を投稿する方には、特におすすめの設定です。
ボイスメモ即時録音
ボイスメモ機能を割り当てると、アイデアやメモを素早く音声で記録できます。
アクションボタンを押すと「長押しで録音」という表示が出ますから、その通り長押しすれば録音がはじまります。
この機能は、アイデアが頭に浮かんだ瞬間や、重要な会話を記録したい時に非常に便利です。
私も、通勤中にふと思いついたアイデアを録音するのに活用しています。
従来の方法だと、スマホのロックを解除し、ボイスメモアプリを起動して…と、いくつかのステップを踏む必要がありました。
その間に、せっかくのアイデアを忘れてしまうこともありましたが、アクションボタンのおかげでそんな心配もなくなりました。
マナーモード切り替え
従来の着信/サイレントスイッチと同じく、マナーモードの切り替えにも使えます。
会議中や映画館でのマナーモード設定、家に帰ってきたときの解除など、状況に応じて素早く切り替えられます。
私は、仕事モードと私生活モードの切り替えにこの機能を使っています。
オフィスに着いたらアクションボタンでマナーモードにし、退社時に解除する。
この簡単な習慣が、仕事とプライベートの切り替えにも一役買っているんです。
ショートカットによる複雑な操作
アクションボタンの真価は、「ショートカット」機能と組み合わせたときに発揮されます。
ここでは、より高度な使い方をいくつかご紹介します。
機能を複数呼び出すオリジナル設定
私のおすすめは、頻繁に使う機能のみに特化したオリジナルショートカットを作成することです。
iPhone15からできたアクションボタンでショートカットで作ったリスト呼び出してる。これがすごい便利なんだわ。物理ボタンっていいよね。 pic.twitter.com/PXtxfeUbUV
— t11 (@taiichi_tashiro) October 1, 2024
たとえば、マナーモードだけでなく、低電力モードの設定やフラッシュライトを含めたショートカットを作成するとしましょう。
仕事の帰宅時にマナーモードから通常モードに切り替え、なおかつ低電力モードに変更して帰り道の充電を節約。
帰宅したらフラッシュライトをつけて、暗い玄関の鍵を開ける際にも重宝する、といった具合です。
このように、動線に合わせたショートカットを作成し、アクションボタンと組み合わせることで、よりiPhoneを日常生活で活用することができます。
私の場合、残業で帰りが遅くなる日などは、このショートカットが特に活躍しています。
仕事効率化のためのショートカット
仕事でiPhoneを使う方なら、ショートカットにビジネス系機能をまとめるのが便利です。
アクションボタンを押すと、メールアプリやドキュメント、ボイスメモやリマインダーアプリの表示が出るように、ショートカットを作成してみてはいかがでしょうか。
はじめに今日のタスクを確認し、こなしたらリマインダーをクリアしていくといった使い方も可能ですね。
私は、朝のタスク確認が煩雑なので、仕事用のショートカットを使っています。
Todoリストを見る習慣が身につき、仕事の効率が格段に上がったと感じています。
注意点とトラブルシューティング
アクションボタンは非常に便利な機能ですが、使い方によってはトラブルの原因にもなり得ます。
ここでは、使用時の注意点といくつかのトラブルシューティングをご紹介します。
誤作動・操作ミスを防ぐには
アクションボタンは、ポケットやカバンの中で意図せず押されてしまう可能性がありますね。
また、スマホカバーが適していない場合も、誤って長押ししてしまうリスクがあるでしょう。
PeakDesign の iPhone 15 pro max 用ケース試したが、今公式サイトから高いの買うのはおすすめ出来ないかも
・アクションボタンが切り欠きになってるので押しにくい
・ボリュームボタンの誤作動が発生する。下を押しても上で反応したりする
・カメラレンズ保護をつけてると干渉する修正版待つべき
— ぽぽ️ (@pxpopo123) October 3, 2023
アクションボタンを覆わないタイプのカバーを選び、ボタンが押しにくくなるようなつくりのスマホケースは避けましょう。
そして、さまざまな機能を使ってみたいがゆえに、頻繁に設定を変更している場合、何を登録しているのか失念してしまうという基本的なパターンも考えられます。
私のおすすめは、いくつかの機能をアクションボタンで使ってみて、一番しっくり来る機能を採用するのがおすすめです。
反応しない場合の対処法
ごくまれに、アクションボタンがうまく反応しなくなることがあります。
その場合は、まずiPhoneの再起動を試してみてください。
それでも改善しない場合は、「設定」アプリからアクションボタンの設定を見直してみましょう。
iOSが最新バージョンでなければ、更新するのも有効な手段です。
私も一度、アクションボタンが反応しなくなった経験がありますが、再起動で問題が解決しました。
技術的な問題はたいてい、再起動で解決するものです。
それでも問題が続く場合は、Apple製品の修理サービス「Apple Genius Bar」への相談をおすすめします。
ボタンゆえに物理的な故障の可能性もあるので、専門家のチェックを受けるのが安心ですね。
バッテリー消費への影響
アクションボタンの使用頻度が高いと、わずかながらバッテリー消費への影響がある可能性があります。
特に、GPSを使用するショートカットなど、電池を食いやすいメニューを設定している場合は注意が必要です。
アクションボタンに設定していると、呼び出しが楽なのでついつい開いてしまいがちです。
これまでの私の経験では、通常の使用くらいではバッテリーへの影響はほとんど感じられませんでした。
しかし、登録した機能を頻繁に開いてしまう場合は、もちろん電池は減りやすくなるはずです。
アクションボタンは便利な機能ではありますが、バッテリー消費が気になる方は、登録している機能の見直しを定期的に行うのも大切でしょう。
まとめ
ここまで、iPhone15 Proのアクションボタンについて詳しく解説してきました。
単なる物理ボタンの追加ではなく、iPhoneの使い勝手を大きく向上させる可能性を秘めた機能であることがお分かりいただけたでしょうか。
私自身、アクションボタンを使いこなすことで、iPhoneの操作が格段に効率的になりました。
写真撮影やボイスメモの録音、そして複雑なショートカットの実行など、これまで数タップ必要だった操作が、ボタン一つで完結するようになったのです。
最後に、アクションボタンを最大限に活用するためのアドバイスをいくつか挙げておきます。
まず、自分の生活パターンやニーズをよく観察し、最も頻繁に使う機能を割り当てることをおすすめします。
毎日の生活の中で、「あ、ここでアクションボタンが使えると便利だな」と思う場面があれば、メモしておきましょう。
次に、ショートカットの作成に挑戦してみてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なものから始めて徐々に複雑なものに挑戦していくことで、驚くほど多彩な使い方ができるようになります。
そして、定期的に設定を見直すことも大切です。
生活スタイルの変化に合わせて、割り当てる機能を変更してみるのも良いでしょう。
アクションボタンは、iPhoneの可能性を大きく広げる新機能です。
この記事を参考に、皆さんも自分なりのアクションボタンの使い方を見つけてみてください。
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