中国製スマホ(OPPO/Xiaomi/ZTE/HUAWEI)の安全性についてまとめたページです。
中国製のスマートフォンはコストパフォーマンスの良さから注目を集めており、OPPO, Xiaomi, ZTE, HUAWEIなどの有名メーカーの端末は、世界中のユーザーに利用されています。
しかし、中国製スマートフォンの安全性については、賛否両論が存在するのも確かです。
そこで本記事では、中国製スマートフォンの安全性はどの程度あるのか、情報流出の危険性があるのかを深掘りしていきます。
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中国製スマホとは何か?
中国製スマホとは、その名の通り中国のメーカーで製造されるスマートフォンを指します。
これらは、他の国で製造されるスマートフォンと基本的な機能は同じであり、呼び出し、メッセージ送信、インターネット閲覧、アプリの利用などが可能です。
ここでは、主要な中国製スマートフォンのブランドについて詳しく見ていきましょう。
OPPO, Xiaomi, ZTE, HUAWEIの概要
中国製スマートフォンの中でも特に知名度が高いブランドとして、OPPO、Xiaomi、ZTE、HUAWEIが挙げられます。
これらの企業は、それぞれが独自の技術とデザインを採用し、世界中のユーザーに向けて製品を提供しています。
OPPOは、特にカメラ性能と充電速度に優れたスマートフォンを提供し、低価格で若者を中心に人気があります。
Xiaomiは、ハイエンドモデルに搭載されるような性能をリーズナブルな価格で提供しており、コスパが魅力のメーカーです。
ZTEは、ゲーミングスマホやキッズフォンなど、多才なジャンルの端末を手掛けています。
HUAWEIは最新技術を駆使したスマートフォンに定評があります。
しかし2019年、アメリカによってHUAWEI製品の危険性が指摘されました。
現在は、日本も追随する形で、HUAWEI製のスマホは各通信会社で現状取り扱いがありません。
中国製スマホの市場地位
中国製スマートフォンは、その先進的な機能と圧倒的な低価格により、世界中でシェアを拡大しています。
日本においては、まだまだ馴染みの薄いイメージがあるかもしれませんが、特に、インドやアフリカなどの新興市場ではかなりシェアが増加しています。
価格競争力が評価され、先進国でも多くのユーザーに利用されています。
もちろん、中国国内における中国製スマートフォンのシェアはかなり高いです。
しかし、中国製スマホのメーカーが提供するデバイスの信頼性と安全性については、米中摩擦の問題も踏まえ、ユーザーの間では現在も賛否両論で結論は出ていません。
中国製スマホの危険性:主な懸念事項
スマートフォンは、私たちの個人情報を多く含む重要なデバイスです。
そのため、スマホの安全性は個人情報保護の観点で、ユーザーにとっては無視できない存在です。
中国製スマートフォンに対する主な懸念点としては、プライバシーとデータの安全性、サイバーセキュリティとスパイウェアのリスク、ハードウェアの品質と耐久性があります。
プライバシーとデータの安全性
先述のとおり、中国製スマホに関するアメリカの決定によれば、ユーザーの個人情報が不適切に取り扱われる可能性は完全には否定できません。
スマートフォンは、私たちの生活に密接しており、連絡先、メール、写真、パスワードなどの個人情報がデバイスに記録されています。
しかし、HUAWEI社のデバイスの危険性がアメリカから指摘されて以降、それまで一部のユーザーから噂されていた中国製スマホの危険性がさらに問われる事態となってしまいました。
もちろん、メーカー側は否定していますが、この件について結論は出ておらず、デバイスを使うユーザーの価値観に委ねられているのが現状です。
事実は一概には断定できませんが、少なくとも日本のキャリアでは危険性が指摘されたメーカーはスマホの販売を中止しています。
これを踏まえると、中国製スマホのプライバシーとデータの安全性については、リスクを踏まえておく必要があるでしょう。
サイバーセキュリティとスパイウェアのリスク
スマートフォンのセキュリティレベルは、ユーザーのデータを保護するために非常に重要です。
しかし、先述の流れもあって、「中国製スマホはサイバーセキュリティのリスクが高いのでは?」とユーザーからは疑念を抱かれています。
たとえば、中国製のアプリがユーザー情報を勝手に送信していたという事例や、ダウンロードしたアプリから不正なスパイウェアが検出され、情報が中国へ送信されていたなどの事例から、中国製スマホによる情報漏洩のリスクはぬぐい切れていません。
もちろん、ユーザー自身が不審なアプリをインストールしないこと、セキュリティの意識を持つことなど、スマホの使い方については十分に注意が必要です。
中国製スマホのリスクに対する認識はユーザーの価値観にも大きく左右されるため、一概には結論付けられませんが、危険性を感じているユーザーが多いと言わざるを得ません。
ハードウェアの品質と耐久性
ハードウェアの品質と耐久性も、スマートフォン選択時に重要な要素となります。
安価な中国製スマホを選ぶと、ハードウェアの耐久性が低いものに当たる可能性もあります。
たとえば、短期間で故障したり、予期せぬ問題が発生したりする場合でも、メーカー保証がついていない可能性があります。
もちろん、低品質が全ての中国製スマホに当てはまるわけではありません。
OPPO、Xiaomi、ZTE、HUAWEIなど多くのメーカーは、品質にこだわった製品を提供しており、世界中のユーザーから評価を得ているためシェアが拡大していると見て良いでしょう。
ただし、ハズレを引く可能性もあるため、中国製スマホを選ぶときには、レビューや評価、保証内容を確認した上で判断することが重要です。
中国スマホ実際の安全性はどれくらい?
スマートフォンの安全性は、その使用方法や設定、購入地域や保証などによっても大きく変わります。
中国製スマホは特定のリスクを伴う可能性がありますが、必ずしも全てのユーザーやデバイスに当てはまるわけではありません。
事実とデータ:中国製スマホの日本におけるリスク
中国製スマホに対する懸念は、諸外国の決定や一部の事例、専門家やユーザーの意見に基づいていますが、日本で使用する場合のリスクにも賛否両論があります。
たとえば、日本で発売される全てのデバイスには「技適マーク」が発行されている必要があります。
これは、総務省の設定する条件をクリアした端末にのみ付与されるもので、日本で発売するスマホには必ず必要になるマークです。
日本のキャリアで販売されている中国製スマホなら、技適マークを承認されているから安全、と捉えているユーザーも多いです。
しかし、HUAWEI製品は実際に販売されていたものの、結果として発売中止となったことから、中国製スマホは安心できないと考えるユーザーも一定数います。
中国スマホに対するリスクは端末次第
中国製スマホに対する具体的なリスクは、使用しているアプリや、WEBサービス、スマホの設定、個々のデバイスによって大きく異なります。
サイバーセキュリティのリスクも同様で、不正なスパイウェアがプリインストールされるような状況は、ユーザー自身の操作により引き起こされる場合もあります。
そのため、製品だけでなくスマホの使い方そのものにも配慮する必要があるでしょう。
製品のハードウェアにも端末差があるため、一概に故障リスクが高いとも言えません。
したがって、中国製スマホが全体的にリスクが高いとは言いきれず、使用可否はユーザーの判断に委ねられます。
中国製スマホの使用に当たっての注意点
最後に、中国製スマホの使用に当たっては、以下のような点に注意することが重要です。
デバイスのセキュリティ設定を確認する
スマートフォンのセキュリティ設定は、データ漏洩や不正アクセスを防ぐために重要です。
たとえば、セキュリティアップデートを常に最新の状態に保つこと、不要なアプリは削除することがおすすめです。
基本的なセキュリティ対策をこまめに行えば、スマホの安全性を高めることが可能です。
信頼性のあるアプリを使用する
アプリは、データ漏洩の主な原因となることがあります。
公式のアプリストアからのみアプリをダウンロードするようにしましょう。
なお、アプリをダウンロードする際にはレビューを確認し、信頼性のある開発者から提供されるアプリを選ぶことが重要です。
個人情報の共有を制限する
スマートフォンは、ユーザーの個人情報を多く扱うため、データ共有の設定を見直すことが重要です。
たとえば位置情報などは、どのデバイスと共有するか、どのアプリにどの程度のアクセス権を与えるかを注意深く設定することが必要です。
スマホ選択時の下調べ
中国製スマホを購入するなら、製品を選ぶ前にレビューを読んだり、ユーザーの評価を確認したりすることで、デバイスの信頼性や品質を判断することができます。
価格だけでなく性能や製造メーカーを踏まえた上で、納得できる端末を選ぶようにしましょう。
まとめ:中国製スマホを上手に使いこなそう
中国製スマホは、その先進的な技術とリーズナブルな価格から、世界中のユーザーから人気があり、シェアを拡大しています。
しかし中国製スマホには、情報漏えいなど特定のリスクが伴うと考えるユーザーが多いのも事実です。
もちろん、このリスクは必ずしも全ての中国製スマホに当てはまるわけではなく、ユーザー自身の使用方法やデバイスの設定によっても危険性は大きく変わります。
したがって、中国製スマホを選ぶときには、リスクが生じる可能性を踏まえた上で、ユーザー自身がスマホの使い方にも注意を払うようにしましょう。
中国製スマホには、安くて高品質なデバイスも多いので、セキュリティ面や適切な情報管理を考慮したうえで選択肢に入れてみてください。
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