みなさん、メールや文書作成で全角スペースの入力に困ったことはありませんか?
特に履歴書やビジネス文書では、全角スペースの使用が求められることが多いですよね。
今回は、Androidスマートフォンでの全角スペースの入力方法を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
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目次
全角スペースとは何か?
日本語入力において、スペースには全角と半角の2種類があり、見た目や用途が異なります。
普段何気なく使っているスペースですが、全角・半角には若干の違いがあります。
全角スペースと半角スペースの違い
全角スペースは漢字と同じ幅を持つ空白文字です。
一方、半角スペースは英数字と同じ幅の空白文字です。
文書作成ソフトで表示される罫線やグリッド線を基準にすると、全角スペースは2マス分、半角スペースは1マス分の幅を占めることが分かります。
Gboardでの全角スペース入力方法
まずはGoogleが提供する標準キーボードアプリ「Gboard」での入力方法です。
キーボードをGboardに変えてみた。
スペースが全角! うれしい— 2440/交流用 (@2440_S) February 5, 2024
Gboardの場合、スペースと入力すれば候補から全角スペースを簡単に入力できる機能が備わっています。
Gboardの基本的な設定確認
まずGboardが最新版にアップデートされていることを確認しましょう。
Google Playストアで「Gboard」を検索し、アップデートが利用可能な場合は実行します。
私の経験上、最新版を使用することで入力精度が向上し、全角スペースの入力もスムーズになることが多いです。
また、日本語入力が有効になっていることも確認が必要です。
誤って英語入力モードになっていると、全角スペースが入力できない場合があります。
ATOK for Androidでの入力方法
ジャストシステムが提供する有料キーボードアプリ「ATOK for Android」での入力方法も紹介します。
ATOKは日本語入力に特化した機能を多く備えており、全角スペースの入力も直感的に行えます。
ATOKの全角スペース専用ボタン
ATOK for Androidでは、キーボード上に全角スペース専用のボタンが配置されています。
ATOKの初期設定では、このボタンを1回タップするだけで全角スペースが入力できるようになっています。
スペースは半角で出力
文字種がひらがなの場合に、スペースを半角で入力するか全角で入力するかを設定します。
(引用元:ジャストシステム公式)
反対に、半角で出力するような設定も可能です。
専用ボタンがあるので、ビジネス文書を頻繁に作成する方にとっても便利なキーボードだと思いますね。
もちろんフリック入力する方も、スペース用のボタンを上にスワイプすれば入力できます。
Simejiでの全角スペース入力設定
バイドゥが提供する人気キーボードアプリ「Simeji」での入力方法について説明します。
Simejiは豊富なカスタマイズ機能で知られていますが、全角スペースの入力は比較的簡単に行えます。
Simejiの全角スペース専用ボタン
Simejiではテンキーモードであれば、空白専用のキーを使って全角スペースを入力できます。
Q5.全角スペースを入力したい
キーボードがテンキーモードの際、空白キー(Androidはスペースキー)を左フリックする
(引用元:Simeji公式)
また、フリック入力を使用している場合は、スペースキーを左にフリックすることで全角スペースを入力することも可能です。
なお、設定メニューで「入力補助」から「共通変換設定」に進み、日本語でスペース入力するときは半角になる設定がONになっていたら、OFFにしてくださいね。
全角スペース入力のトラブルシューティング
全角スペースが入力できない場合の対処法についても説明していきましょう。
実は、ちょっとした設定で解決できることが多いんです。
入力モードの確認方法
キーボードの入力モードが正しく設定されているか確認します。
日本語入力モードがオンになっていること、また変換モードが「ひらがな」または「全角」に設定されていることを確認しましょう。
使っているキーボードアプリにもよりますが、地球儀マークやあ/A表示をタップすることで、入力モードを切り替えることができます。
私の経験では、この基本的な確認だけで問題が解決することが多いです。
また、アプリを再起動することで入力モードが正常に戻ることもあります。
キーボードアプリのキャッシュクリア方法
キーボードアプリの動作が不安定な場合は、キャッシュのクリアが効果的です。
設定アプリから「アプリと通知」を開き、使用しているキーボードアプリを選択します。
そこから「ストレージ」を選び、「キャッシュを削除」をタップしてください。
この操作により、キーボードの学習データは残したまま、一時的なデータだけを削除することができます。
アプリの競合による問題の解決方法
複数のキーボードアプリをインストールしている場合、アプリ同士が競合して正常に動作しないことがあります。
使用していないキーボードアプリを無効化するか、アンインストールすることで問題が解決する場合があります。
システム設定の「言語と入力」から、デフォルトのキーボードを1つだけ有効にして動作を確認してみましょう。
また、サードパーティ製の入力支援アプリが入っている場合は、それらも一時的に無効化して動作確認をすることをおすすめします。
快適な日本語入力のために
全角スペースの入力は、一見些細なことのように思えますが、ビジネス文書やSNSでの投稿など、様々な場面で必要となる重要な機能です。
各キーボードアプリには、それぞれ特徴的な入力方法が用意されていますので、自分の使い方に合わせて最適な方法を選んでください。
定期的にキーボードアプリのアップデートを確認し、新機能や改善点をチェックすることも大切です。
また、文書作成時は事前に入力モードを確認する習慣をつけることで、スムーズな文章作成が可能になります。
最後に、全角スペースの入力に困ったときは、この記事を参考に設定を見直してみてください。
きっと、より快適な文字入力環境が実現できるはずです。
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