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5G通信はオフにした方がいいって本当?iPhone・アンドロイド電池持ちはどうなのか

「5Gを使うとすぐにバッテリーが無くなる」とか「5Gはオフにした方がいい」といった話を耳にすることがあります。

でも、本当にそうなのでしょうか?

今回は、5G通信が電池持ちに与える影響について、iPhoneとアンドロイドの両方の視点から詳しく解説していきたいと思います。

そもそも5G通信とは何か?

5Gについて理解するには、まず通信規格の歴史を振り返ってみるのが良いでしょう。

携帯電話の通信規格は、第1世代(1G)のアナログ方式から始まり、第2世代(2G)でデジタル方式に移行しました。

その後、第3世代(3G)で高速データ通信が可能になり、第4世代(4G)ではさらに高速化が進みました。

そして現在、第5世代(5G)の通信サービスが普及し始めています。

5Gは4Gと比べて、最大20Gbpsという超高速通信を実現します。

これは、2時間の映画を約3秒でダウンロードできるほどの速さです。

また、5Gは低遅延性にも優れ、リモート手術や自動運転などの分野への応用が期待されています。

5G通信はバッテリーの消耗が早いのか?

さて、本題の5G通信とバッテリー消耗の関係について見ていきましょう。

まずはiPhoneについてです。

iPhoneの場合

アップルが公開しているiPhoneシリーズの技術仕様を見ると、5G通信時のバッテリー持続時間は、4G通信時と比べて約2時間短くなっています。

例えば、iPhone 12 Proでは、4G通信時のビデオ再生時間が最大17時間なのに対し、5G通信時は最大15時間となっています。

これは、5Gの高速通信を実現するために、より多くの電力を必要とするためです。

5Gは高周波数帯域を使用するため、電波が届きにくく、アンテナの数を増やす必要があります。

また、5Gの電波は直進性が強いため、障害物を回り込みにくく、建物の中では電波が届きにくいという特性があります。

こうした5Gの特性を補うために、iPhoneでは5Gと4Gを状況に応じて自動的に切り替える「スマート データモード」という機能が搭載されています。

これにより、5Gエリア外では4Gに切り替わることで、バッテリーの消耗を抑えることができます。

ただし、5Gエリアが限定的な現状では、常に5G通信を維持するメリットは少ないかもしれません。

必要な時だけ5Gを使うようにすれば、バッテリーの持ちを改善できるでしょう。

アンドロイドの場合

次に、アンドロイドスマホについて見てみましょう。

Samsungの「Galaxy S」シリーズの公式スペックを確認すると、5G通信時のバッテリー持続時間は、4G通信時よりも約10〜20%短くなっています。

例えば、Galaxy S21 Ultraの場合、4G通信時の連続インターネット使用時間が最大14時間なのに対し、5G通信時は最大13時間となっています。

アンドロイドスマホでも、iPhoneと同様に5Gの高速通信によるバッテリー消耗の影響が見られます。

ただし、機種によっては5Gモデムの省電力化が進んでおり、5GとWi-Fiを同時に使う「デュアルコネクト」機能により、バッテリー持ちを改善できるものもあります。

また、多くのアンドロイドスマホには、5Gと4Gを手動で切り替える設定オプションが用意されています。

自分の使い方に合わせて、5Gを必要な時だけオンにするのも一つの方法です。

5G通信をオフにするべきか?

ここまで見てきたように、現状では5G通信を常時オンにしておくと、バッテリーの消耗が早くなる傾向にあります。

では、5Gをオフにするべきなのでしょうか?

結論から言うと、それぞれの状況に応じて判断することが大切だと思います。

5Gエリアが広く整備されていて、高速通信が必要な場面では、5Gを活用するメリットは大きいでしょう。

一方で、5Gエリアが限定的で、高速通信があまり必要でない場合は、5Gをオフにしてバッテリーを節約するのも賢明な選択肢です。

私のおすすめは、普段は5Gをオフにしておき、必要な時だけオンにするという使い方です。

例えば、大容量のデータをダウンロードする時や、高画質の動画を視聴する時など、高速通信が求められる場面で5Gを活用するのです。

そうすることで、バッテリーの持ちを改善しつつ、5Gの恩恵も受けることができるでしょう。

ただし、機種やキャリアによって、5Gのオン・オフ設定方法は異なります。

自分のスマホの設定方法を確認して、うまく活用していきたいですね。

まとめ

今回は、5G通信がバッテリー消耗に与える影響について、iPhoneとアンドロイドの両面から詳しく解説しました。

5Gは超高速・低遅延という大きなメリットがある一方で、バッテリーの持ちには課題があります。

しかし、5Gの省電力化は着実に進んでおり、今後はバッテリー持ちの改善が期待できるでしょう。

当面は、5Gを必要な時だけ賢く使うことで、高速通信とバッテリー持ちのバランスを取ることが大切だと思います。

みなさんも、自分のスマホの特性を理解し、うまく5Gを活用していただければと思います。

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