「スマホを分割で買いたいけど、クレジットカードを持っていない…」そんな悩みはありませんか?
本記事では、デビットカードでのスマホ分割購入の可能性を徹底解説します。
結論から言うと、デビットカードは即時支払という特性上、原則として分割払いの選択ができません。
今回は、デビットカードの特徴から、スマホの分割購入の仕組み、そしてスマホ代にデビットカードを使う方法まで、具体例を交えてわかりやすくお伝えします。
さらに、実体験も織り交ぜながら、注意点やアドバイスもご紹介していきます。
この記事を読めば、デビットカードしか持っていなくても、賢明なスマホ購入の道が見えてくるはずですので、一緒に見ていきましょう。
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目次
デビットカードとは?
まずは、デビットカードとは何かおさらいしておきましょう。
デビットカードは、銀行口座と直接リンクしたカードで、利用と同時に口座から即時に引き落としが行われる決済方法です。
クレジットカードとの違い
クレジットカードが「後払い」なのに対し、デビットカードは「即時払い」という点が大きな違いです。
例えば、1万円の買い物をした場合、クレジットカードでは翌月や翌々月の支払いになりますが、デビットカードでは購入と同時に口座から1万円が引き落とされます。
私も学生時代、アルバイト収入で生活していた頃はデビットカードしか持っていませんでした。
その時は、「即時引き落とし」という特性が、支出管理には便利だと感じていました。
ただ、高額な買い物となると、一度に引き落とされるのは厳しいと感じることもありましたね。
主なデビットカードの種類
日本で主に使われているデビットカードには、以下のようなものがあります。
- JCBデビットカード
- Visa デビットカード
- Mastercard デビットカード
私が最初に使っていたのは、地元の信用金庫が発行していたJCBデビットカードでした。
コンビニやスーパーでの買い物には十分でしたが、高額な買い物や分割払いとなると、使えない場面も多かったのを覚えています。
スマホの分割購入の仕組み
では、スマホの分割購入はどのような仕組みで行われるのでしょうか。
通常、スマホの分割購入には以下のような方法があります。
キャリアでの分割購入
NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、スマホを24回や36回などの分割払いで購入できるプランを提供しています。
例えば、12万円のiPhoneを24回払いで購入すると、毎月5,000円ずつ支払うようなイメージです。
この方法のメリットは、初期費用をかけずに高額なスマホを手に入れられることです。
ただし、プランと端末代金をセットで申し込むと安くなる仕組みが多く、途中で乗り換えた場合は残債の一括支払いが必要になるなど、注意点もあります。
私の友人は、大学生の時にこの方法でiPhoneを購入していました。
毎月の支払いは楽でしたが、卒業後に別のキャリアに乗り換えようとした時、まだ残債が残っていたのでまとめて支払っていました。
月々の支払は少ないので忘れがちですが、残債を清算する可能性に備えて、計画的な運用を心がける必要があるでしょう。
ショッピングクレジット
家電量販店やオンラインショップでスマホを購入する際、ショッピングクレジットを利用する方法もあります。
これは、その場で簡単な審査を受け、通過すれば分割払いで購入できるシステムです。
例えば、AppleStoreでiPhoneを購入する場合、ペイディあと払いプランや、オリコショッピングローンを使うことができます。
貧乏だし金利0円なのでオリコショッピングローン24回払いでiPhone SE買った
— ゆでたろう (@ShikaruDogg) March 19, 2021
年齢や職業、年収などの条件を満たせば、その場で分割払いでの購入ができます。
私も一度、このシステムを利用してタブレットを購入したことがあります。
審査はスムーズに完了し、驚くほど簡単に購入できた記憶があります。
ただし、使うサービスによっては金利が加算されるので、総支払額は現金購入よりも高くなる可能性があります。
デビットカードでの分割購入は可能か?
ここからが本題です。デビットカードでスマホの分割購入は可能なのでしょうか?
結論から言うと、一般的には難しいのが現状です。
基本的に不可能な理由
デビットカードは即時引き落としが基本のため、分割払いのような後払いシステムとは相性が悪いのです。
スマホ購入急に一括は厳しいから分割にしようと思ったけどデビットカードが使えないのでクレジットカード作ろうと思ったら確認に電話が必要らしい 無理のループに入ってる
— 大丈夫⁉️・・・・↑ここのハートかわいいよ (@oDd_sub) March 21, 2022
また、デビットカードは与信審査がないため、分割払いのリスク管理が難しいという側面もあります。
極論、12万円のスマホを24回払いで購入しようとした場合、デビットカードでは一度に12万円を引き落とすことになってしまいますよね。
これでは分割購入とは言えません。
私も若いころ、デビットカードしか持っていなかったときにスマホを買い替えようとして、この壁にぶつかりました。
結局、親に頼んでクレジットカードを作ってもらうことになったのを覚えています。
デビットカードをスマホ代に使うには
ただし、一部のデビットカードでは、機種代金には使えなくても月々の通信費には適用可能な場合もあります。
例えば、楽天モバイルでは自社グループのサービス「楽天銀行デビットカード」が、月額料金や手数料の支払に使えると公表されています。
このように、格安SIMやMVNOにて、デビットカードでの利用料金支払いに対応しているケースはあります。
まだまだ取り扱い可能な通信事業者は豊富ではありませんが、どうしてもデビットカードをスマホ代に使いたい場合は、これらの利用料金に充てるといった方法があるでしょう。
デビットカードでスマホを購入する方法
デビットカードで直接分割購入が難しいとなると、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、デビットカード利用者がスマホを購入する際の選択肢をいくつか紹介します。
一括払いでの購入
最も確実な方法は、デビットカードで一括払いをすることです。
事前に必要な金額を口座に貯めておき、一度に購入するのです。
20,000円ちょっとでスマホを購入、格安SIMで月額1000円ちょいのSiMにすることにした。
デビットカードでも月額払いができる楽天感謝。まぁ端末代は一括しか無理だけど……貯金してたから大丈夫— あい中将 (@zgmf_x09a_zaft) November 19, 2023
引き落とせる予算が口座にあれば、デビットカードの即時引落にも対応できます。
例えば、毎月1万円ずつ6ヶ月間貯金すれば、半年待てば6万円のスマホなら購入できますよ。
このくらいの予算が準備できるならば、ミッドレンジモデルのスマホも十分に購入可能です。
私も学生時代、この方法でAndroidスマホを購入しました。
確かに大変でしたが、計画的に貯金する習慣がつき、金銭管理の良い経験になったと感じています。
ただし、最新のフラッグシップモデルとなると10万円を超えるものも多いので、貯金には時間がかかりますね。
iPhone ProMaxモデルのような高級機種だと、20万近いコストが発生します。
スマホメーカーでペイディを利用する
AppleやSamsungなど、一部のスマホメーカーは公式サイトでの購入で「あと払いペイディ」に対応しています。
スマホはiPhone買うならペイディの36分割払いにしたらすぐ買える
— アテん☀️✋ (@user99pazu) April 13, 2024
一般的な分割払いほどの回数や機種の幅はありませんが、これを使えばクレジットカードがなくてもスマホが買える可能性があります。
ペイディならば口座振替・銀行振込で機種代金が支払い可能なので、デビットカードが使えなくても、クレジットカードを持っていなくても、好きな機種を分割でゲットできます。
毎月の支払いは確実に行う必要がありますが、分割でスマホを購入するために1つの方法として、覚えておいてみてはいかがでしょうか。
注意点とアドバイス
ここまで、デビットカードでのスマホ購入方法について見てきました。
最後に、注意点といくつかのアドバイスをお伝えします。
計画的な資金管理の重要性
デビットカードは即時引き落としが基本なので、計画的な資金管理が非常に重要です。
スマホ料金に限らず、デビットカードを利用する場合は、必ず毎月の引き落とし額以上の残高を確保しておく必要があります。
デビットカードを使うときには、給料やアルバイト代を、自動的にその口座に振り込むように設定しておくのが有効です。
他の口座から移していると、残金が足りなくなる可能性があるので、自動でプールできる仕組みにしておくと、支払が止まる心配はなくなります。
将来の支払い能力の考慮
分割払いを選択したいと思っている場合は、将来の支払い能力をよく考慮する必要があります。
特に学生の方は、卒業後の就職や収入の変化を見据えて判断することが大切です。
仮に、ショッピングローンやペイディを使う場合でも、支払方法の違いはあれど、支払義務は同様です。
私の経験から言えば、やはり無理のない範囲で購入することが一番大切です。
必要以上に高価なスマホを選んで、毎月の支払いに苦しむよりも、少し控えめな機種を選んでストレスなく使う方が、結果的には満足度が高いと感じています。
まとめ
ここまで、スマホの分割購入をデビットカードで行う方法について詳しく解説してきました。
基本的には難しいものの、一部のデビットカードではスマホの利用料金に充てられる場合もあります。
そして、代替手段としてどのような選択肢があるかもお伝えしてきました。
私自身、学生時代にこの問題で悩んだ経験から、スマホ購入の方法は人それぞれの状況に応じて最適なものを選ぶことが大切だと感じています。
必ずしも最新・最高スペックのスマホである必要はありませんし、自分の経済状況とニーズをよく考え、賢明な選択をすることが重要です。
最後に、スマホ購入を検討している皆さんへのアドバイスです。
まず、本当に新しくて高額なスマホが必要なのかどうか、よく考えてみてください。
現在使っているスマホでまだ十分に用が足りるのであれば、無理に買い替える必要はありません。
次に、複数の購入方法を比較検討してみてください。
キャリアでの購入、量販店での購入、メーカーからの直接購入など、それぞれメリット・デメリットがあります。
そして、将来の支払い能力をよく考慮してください。
特に分割払いを選択する場合、数ヶ月、数年間の支払いが続くことになります。
スマホは私たちの生活に欠かせない重要なツールですから、慎重に、そして賢く選びたいものですよね。
この記事が、皆さんのスマホ購入の参考になれば幸いです。
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