楽天モバイルは地方だと電波がつながりにくいのか調査しました。
いよいよプラチナバンドの割り当てが決定し、楽天モバイルユーザーも増加すると予想される一方で「地方では電波悪い」という口コミも気になります。
そこで今回は、楽天モバイル回線は地方や田舎でも快適につながるのか、エリアの確認方法もあわせて解説していきます。
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目次
楽天モバイルは地方でも快適につながる
結論、楽天モバイルは地方や田舎にも通信エリアを網羅しており、快適につながる場所が多いです。
公式サイトでエリアマップを確認すると、全都道府県に楽天回線の対応範囲が広がっているのがわかります。
エリアマップで確認できる範囲は、5G対応エリア、4GLTE対応エリア、パートナー回線エリア(au)の3つに分かれます。
5G・4GLTE・パートナー回線で人口カバー率99.9%
楽天モバイルは、2023年9月時点の調査で、人口カバー率99.9%を達成しました。
5G・4GLTE・パートナー回線全てを含んだ結果ではありますが、数値上は日本に暮らす人の大半が楽天回線エリアに対応していることになります。
さすがに5Gエリアはまだ普及途中ですが、4G LTEは地方の多くを網羅しており、普段使いの負荷程度ならネットワークトラブルは起きにくいと考えられます。
もちろん、高速通信が受けられる5Gエリアと、auに借りているパートナー回線で快適さを比べれば差はあるでしょう。
そのため、一部の地方ではつながりにくい、もしくは遅いと感じられるユーザーもいますが、接続可能な地域は広範囲に及んでいるというのが事実です。
プラチナバンド割り当てにより地方も期待大
2023年10月、楽天モバイルにも念願のプラチナバンド割り当てが決定しました。
プラチナバンドとは、広範囲かつ安定した通信が可能な周波数域のことで、大手3キャリアが持っている強みでもあります。
楽天モバイルでも、何年もかけてプラチナバンド取得を申し込んでいましたが、ついに総務省が正式に割り当てを決めました。
そのため、今後は通信エリアの網羅率だけでなく、ネットワークの安定性や快適さにも大いに期待できることでしょう。
正式に実装される日程は未定ですが、これが運用された暁には、地方でも大いに恩恵が受けられる見込みです。
楽天モバイル地方での対応エリア確認方法
地方における、楽天モバイル対応エリアの確認方法を紹介します。
対応エリアは、公式サイトのトップページ「通信エリア・店舗」メニューから確認可能です。
5Gエリアの確認方法
地方における5Gエリアは、以下の手順で確認できます。
- 公式サイトのトップページ「通信エリア・店舗」メニューを選択
- 「スマートフォン」を選択
- 「サービスエリアマップ」を選択
- 5Gメニューに切り替え、確認したい地方を地図上でチェック
地図上で5Gエリアを確認すると、青色の「5G ミリ波エリア」、緑色の「5G Sub6エリア」を確認できます。
マップを見ると、高速通信が可能な5Gエリアは都市部や、地方でも主要なエリアに集中しているのがわかります。
さらに「5Gサービス拡大予定エリアを見る」を選択すると、今後どの地方をカバーする予定なのかもチェックできます。
2024年3月末までに行われる、ミリ波およびSub6通信の拡大予定がわかるため、これから5G対応スマホに買い替える地方ユーザーも参考にできます。
4G LTEエリアの確認方法
地方における4G LTEエリアは、以下の手順で確認できます。
- 公式サイトのトップページ「通信エリア・店舗」メニューを選択
- 「スマートフォン」を選択
- 「サービスエリアマップ」を選択
- 4G LTEメニューに切り替える
- 地図下部「パートナー回線エリアマップ」を選択
- 濃いピンク色のエリアを確認したい地方でチェック
楽天公式サイトから4G LTEエリアを確認すると、最初はパートナー回線エリアを合わせた普及状況が表示されます。
そのため、さらに「パートナー回線エリアマップ」に進むと、4G LTEエリアは濃いピンク色、パートナー回線エリアは薄いピンク色に分かれます。
あとは、お住まいの地方が、濃いピンク色のエリアに該当しているかどうか確認すればOKです。
パートナー回線エリアの確認方法
地方におけるパートナー回線エリアは、以下の手順で確認できます。
- 公式サイトのトップページ「通信エリア・店舗」メニューを選択
- 「スマートフォン」を選択
- 「サービスエリアマップ」を選択
- 4G LTEメニューに切り替える
- 地図下部「パートナー回線エリアマップ」を選択
- 薄いピンク色のエリアを確認したい地方でチェック
先述のとおり、楽天公式サイトからエリアマップを確認すると、最初は4G LTEとパートナー回線エリアを合わせた普及状況が表示されます。
そのため、地図下部の「パートナー回線エリアマップ」に進み、4G LTEエリアとの住み分けをチェックしましょう。
パートナー回線エリアは、薄いピンク色に該当している箇所です。
この地域に該当した場合は、auが提供するパートナー回線で楽天モバイルが使えるという意味になります。
楽天モバイルの地方ユーザーの口コミ評判
楽天モバイルの地方ユーザーからは、実際どのような口コミ評判があるのでしょうか。
実は、楽天モバイルの公式サイトでは都道府県別にエリア情報をチェックすることが可能です。
これを使って各地の情報を見てみると、青森市の人口普及率は99.67%、大阪市では100%、長崎市では99.97%というように、普及状況やカバー率の違いがわかります。
さらに、都道府県別エリア情報では、ユーザーアンケートを載せており、通信速度や安定性の口コミも確認できます。
岡山県や滋賀県、北海道などさまざまな場所で問題なく接続できたという口コミがあり、先ほどの都道府県別人口普及率の裏付けとも言えるでしょう。
一方、悪い口コミが全く無いわけではなく、ネットやSNSでは一部地方や屋内・地下などの環境でつながりにくいという意見もあります。
状況によっては電波が悪いこともあるようですが、プラチナバンドの割り当てや5Gエリアの普及予定からも、今後改善されていく可能性は十分高いのではないでしょうか。
これから契約する人で心配な場合は、あらかじめ楽天モバイルの回線エリアを確認しておけば、地方ユーザーであっても大きな失敗は避けられるはずです。
楽天モバイル地方で電波悪いときの対処法
最後に、楽天モバイルを地方で使っていて電波が悪いときの対処法を解説します。
通信状況を確認する
楽天回線に接続しているはずなのに、なぜか電波が悪いというときは、スマホの通信状況を確認してみましょう。
iPhoneとAndroidで若干表記の違いはありますが、設定からモバイル通信またはネットワークの欄をチェックすると、楽天回線に接続しているかどうかがわかります。
また、ディスプレイ表示を確認すると、Wi-Fiもしくは5G、4GLTEなどの接続している回線の種類もわかります。
楽天回線のつもりがWi-Fiに接続していたという基本的なケースもあるため、なぜか電波が悪いときは、まず通信状況を確認してみてください。
機内モードやデバイスの再起動
圏外になってから接続が復旧しない場合などは、まず機内モードのオンオフを試してみましょう。
特に屋内や地下、公共交通機関など電波のつながりにくい状態で接続が中断したあとには、すぐに電波が戻らないケースが見られます。
そんなときは機内モードのオンオフを行うと、近くの電波を拾って接続し直せることがあります。
また、機内モードのオンオフでは改善されない場合、デバイスの電源を切って再起動を行うと、立ち上がりと同時に電波が戻ることもあります。
楽天モバイルは地方でも普及しており今後も拡大予定
本記事では、楽天モバイルは地方だとつながりにくいのか、対応エリア確認方法などをまとめました。
2023年9月時点で、楽天モバイルの人口カバー率は99.9%あり、地方でも十分につながりやすいと判明しています。
しかし、一部地域や屋内などではつながりにくいケースも報告されていますから、あらかじめ使用する地方のエリア状況を確認しておくと、失敗しにくいでしょう。
楽天モバイルはプラチナバンドの割り当てが正式決定したため、今後はより多くの地方で快適に使えるようになるはずです。
お得な楽天モバイルで通信費を節約したいあなたは、ぜひお住まいのエリアでの普及状況を確認してみてください。
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