この記事では、iPhone mini復活の可能性はあるのか、完全に廃止されたのかまとめてみました。
小さなモデル「mini」ですが、やはりiPhone15においても復活しませんでしたよね。
「復活して欲しい!」というユーザーの声も根強いiPhone mini、このまま完全に廃止されてしまうのでしょうか?
iPhone mini復活の可能性や、iPhone16のラインナップに加わる見込みはあるのか、今後の展開を予想していきましょう。
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目次
iPhone mini復活する可能性はある?
結論、現時点では、iPhone mini復活の可能性はかなり低いと言わざるを得ません。
iPhone14において新規格「Plus」が登場し、世界的にも大画面モデルがトレンドとなっている今を裏付けるように、iPhone15でも「mini」は復活しませんでした。
もちろん、数年後に復活する可能性はゼロではありません。
しかし、今の時点で入っているリーク情報を踏まえても、2024年秋に予定されるiPhone16では、まだ復活の見込みは無さそうです。
iPhone15ではmini復活ならず
先述のとおり、15シリーズでも引き続き「Plus」モデルが採用され、「mini」の復活はなりませんでした。
13シリーズを最後に姿を消した小型モデルですが、いよいよ2世代にわたり復活なしという結果に。
おそらく、iPhone14で登場した「Plus」が好調であったため、引き続きiPhone15でも採用されたのでしょうね。
とは言え、一縷の望みをかけていたユーザーにとっては、残念なラインナップとなってしまいました。
iPhone16でmini復活は微妙そう
正直に言って、iPhone16においても、mini復活の兆しはなかなか見えてきません。
ナンバリングシリーズは例年9~10月の秋ごろ登場するため、事前にリーク情報が出まわるものですが、2024年7月時点でも小型モデルの噂は聞こえてきません。
どちらかというと、廉価版である「iPhone SE4」のリリースが2025年頃に見込まれるとの声が多いです。
SEは比較的小さなサイズですから、大きさだけで言えばminiの需要と被ってしまいますよね。
これらの情報から、やはりiPhone16においてもmini復活の確率は低そうです。
iPhone miniが復活しなかったワケ
では、iPhone miniが復活しなかった理由とは何なのでしょうか?
これには、いくつかの要因が複合的に絡んでいるものと思われます。
ニーズ不足
iPhone miniが復活しなかった理由の1つめは、シンプルにユーザーニーズが不足していたからでしょう。
世界的にもスマホはどんどん大画面化していますし、小型モデルは欧米人の手にはサイズ的に使いにくく感じるかもしれません。
また、昨今のトレンドとして「折りたたみスマホ」の存在も見逃せませんね。
世間のニーズが無ければ、商品開発が行われないのは世の常です。
「Plus」が2世代にわたって発売されたのも、大きなデバイスの方がより需要が大きかったからではないでしょうか。
収益との兼ね合い
iPhone miniが復活しなかった理由の2つめは、収益との兼ね合いもあるかもしれません。
先述のとおり、ニーズが少ないものは売れないのが当然で、日本で人気の「mini」モデルはトータルで見ると売れ行きが良くなかったのです。
大きな売上を狙いに行くのはビジネスでは当然のことですし、Apple社の経営方針もあるのでしょう。
結果として、iPhone14でminiを無くしてもApple社の売上には影響が少なかったので、Plusを優先したという考え方もできますね。
開発リソースの問題
iPhone miniが復活しなかった理由の3つめとして、開発リソースの問題も考えられます。
これまで、iPhone miniは最新ナンバリングシリーズに並ぶスペックを搭載してきましたが、小さなボディに高性能を詰め込むというのは、とても技術のいることです。
ましてや、ここ数年は大画面モデルの「Plus」を取り扱い続けているので、ここから小型化の開発にはかなりのリソースが必要でしょう。
そのため、仮に復活するとなっても、発売にこぎつけるまでには長い時間や開発費用がかかりそうです。
iPhone miniは完全に廃止?今後はどうなるのか
iPhone miniは完全に廃止されてしまったのでしょうか?
Apple社からの明言がないため、完全に廃止されたとまでは断定できませんが、今後復活する可能性はかなり低そうです。
新しい規格としてはむしろ、「折りたたみiPhone」が登場する可能性のほうが高く、これは「9to5Mac」が報じたニュースによっても明らかです。
競合他社のSamsungは折りたたみスマホとして「Galaxy Foldシリーズ」を、Googleは「Pixel Fold」をすでに取り扱い、シェアを拡大しています。
Apple社も、このトレンドは見過ごせず、遅ればせながら追随する流れのようですね。
そのため、miniは優先順位的にかなり低くなっており、SE4の存在もあって完全廃止はやむ無しかもしれません。
miniユーザーは今後、どのような端末を選んでいけば良いのでしょうか?
iPhone miniが復活して欲しい人におすすめモデル
iPhone miniが復活して欲しい人におすすめのモデルとしては、現状「iPhone SE3(第三世代)」もしくは「iPhone15」の2つが有力です。
復活の可能性が低い今、できるだけサイズの小さい機種を選ぶならばこの二択でしょう。
とにかくサイズありき、携帯性を重要視するならばiPhone SE3(第三世代)がおすすめです。
miniシリーズと異なり、ホームボタンやTouchIDなどがついているものの、内蔵チップはiPhone14と同じA15を採用しているので操作はさくさく快適です。
大きさよりは性能重視という場合は、iPhone15ベースモデルがおすすめです。
待望のUSB-C規格を採用したモデルで、高価な15シリーズの中では最も安いうえに、秋のiPhone16発売に向けて値下がりする可能性もあります。
本当はminiが復活して欲しいところですが、その確率は著しく低いため、ぜひ別の選択肢も考えてみてくださいね。
iPhone mini復活は今のところ望み薄か
本記事では、iPhone mini復活の可能性や、完全廃止されたのかについて考察してきました。
開発リソースや販売実績、ユーザーニーズの問題があるため、iPhone mini復活は近年ますます現実的では無くなっています。
復活は望み薄と言わざるを得ないので、小さいモデルが欲しいならば現行ラインナップ、もしくは今後の発売機種から選ぶ必要があるでしょう。
いつの日かmini復活の吉報が入ることを心待ちに、あなたの希望に沿えるiPhoneを探してみてはいかがでしょうか。
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