Samsungの手頃な価格帯のスマートフォン、Galaxy A21。
2020年に発売されたこの機種は、コストパフォーマンスの高さから多くのユーザーに支持されてきました。
しかし発売から4年以上が経過し、新規販売は既に終了しています。
そんな中、中古市場での需要が依然として高いGalaxy A21について、今後いつまで使えるのか、実際の性能は十分なのか、中古購入時の注意点をまとめてみました。
4G回線のサポート期間やAndroid OSのアップデート状況、実機の性能など、気になる情報を解説していきます。
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目次
サポート期限から寿命を考える
スマートフォンの寿命を考える上で、通信規格のサポート期間は重要なポイントとなります。
まず、Galaxy A21は4G回線の対応端末であり、ネットワークの観点ではしばらくの間は問題なく使えるでしょう。
仕事で使ってたXPERIA XZ1。
6年経過してAndroid 8がサポートされないソフトが増えてきたので引退。
後任のGalaxy A21はエントリーのもっさりスマホだけど、重いことするわけでないので良し。のつもり。(*´-`)ゞ pic.twitter.com/k6fNvRu85p— そうせんやき (@sousenyaki) September 4, 2022
各携帯キャリアでは2024年12月時点で4G回線のサービスを終了するといった旨の案内は行っていません。
4G回線の速度は、動画視聴やSNSの利用には十分だと感じています。
最新の5G端末と比べると確かに速度差はありますが、日常的な使用では大きな支障は出ないでしょう。
しかし、OS更新およびサポートについては、徐々に受けられる恩恵がなくなっているんです。
OSアップデートの状況と見通し
Galaxy A21は出荷時にAndroid 10を搭載し、その後Android 11へのメジャーアップデートが提供されました。
しかし、最新OSへの更新はできず、現在は既にバージョンアップの対象外となっています。
Android 11は比較的新しいOSなので、当面は多くのアプリが問題なく動作するはずです。
そのため、主要なアプリの更新に対応できなくなるまでは、まだ余裕があると考えられます。
現在の使用状況とアプリ対応
LINEやメール、YouTubeなどの主要アプリは、現時点で快適に動作しています。
Androidバージョンの要件を確認したところ、これらのアプリはAndroid 11でも当面サポートが継続される見込みです。
たとえば、LINEアプリの動作環境はAndroid9.0以上なので、まだまだ余裕がありそうですね。
Google PlayストアへのアクセスやGoogleマップなどの基本的なサービスも、問題なく利用可能な状態が続いています。
古いバージョンのOSでも使えるように最適化されたアプリも多いため、日常的な使用にはまだ支障がないでしょう。
セキュリティ面での注意点
セキュリティアップデートが終了している端末の使用には、一定のリスクが伴います。
インターネットバンキングなどの金融サービスの利用は、できるだけ控えめにすることをお勧めします。
不審なサイトへのアクセスは普段から避けるべきであり、アプリのインストールはGoogle Playストアに限定するなど、基本的な対策を心がける必要があります。
定期的なデータバックアップも、トラブル時の備えとして重要になってきますのでぜひ定期的に実施してみてください。
Galaxy A21の主要スペック解説
実際の性能を詳しく見ていきましょう。
最新のフラッグシップモデルと比べると控えめな性能ですが、一般的な使用には十分なスペックを備えています。
特に、大容量バッテリーと手頃な画面サイズは、多くのライトユーザーから好評を得ているポイントです。
基本性能と特徴
Galaxy A21は5.8インチのディスプレイを搭載し、HD+(720×1560ピクセル)の解像度を採用しています。
システムメモリ(RAM)は3GB、ストレージは64GBを搭載し、microSDカードでの拡張にも対応しています。
日常的な写真撮影に使えるメインカメラは1300万画素で、セルフィーカメラは500万画素を備えています。
3600mAhのバッテリーを持ち、基本的な用途ならば1日以上の連続使用も可能です。
処理性能と実用性
プロセッサはExynos 7884Bを採用しており、基本的なアプリの動作には問題ありません。
LINEやメール、SNSアプリは快適に使用できる性能です。
ウェブブラウジングや動画視聴も、特に支障なく楽しめる処理能力を備えています。
Galaxy S21なら888だし最近のゲームだと動作怪しいくらいだけどA21か…
— Kuroya Games@ゲーム好き同士で繋がりたい (@KuroyaS_0223) November 14, 2024
ただしゲームなど、負荷の高いアプリは動作が重くなる可能性が高いです。
バッテリー性能の詳細
3600mAhバッテリーは、このクラスのスマートフォンとしては一般的な特徴です。
一般的な使用なら1日~1日半程度の連続駆動が可能でしょう。
不安な場合は、軽めのモバイルバッテリーを用意しておけば十分事足りるはずです。
バッテリー持ちに関しては、同クラスのスマートフォンと比べて劣るとは言えませんが、突出して優秀というわけでもありません。
カメラ性能について
1300万画素のメインカメラは、日常的な写真撮影に十分な性能を備えています。
オートフォーカス機能も搭載し、手ブレ補正も効いているため、思い出の一枚を簡単に残せます。
夜間撮影は少し苦手ですが、日中の撮影では十分な画質を実現できます。
カメラにこだわりがある方でなければ、日常シーンの撮影には全く問題ありません。
中古Galaxy A21購入時の注意点
中古端末を購入する際は、いくつかの重要なチェックポイントがあります。
ここでは、中古スマホを買うときに、特に注意が必要な点について詳しく解説します。
バッテリーの状態確認
3600mAhのバッテリーは劣化していなければ魅力的ですが、使用期間が長いほど最大容量の低下は避けられません。
部屋の奥からGALAXY A21くんを発掘したので試しに充電器に差したんだけど、画面は点灯するけど微塵も動かない。
過放電で死んでるのか……??? pic.twitter.com/kZ2WzLeI2D— 棒人間 🌐💫 (@yamatodamasii75) December 3, 2024
中古スマホの場合は特に、購入前に最大容量を確認することが重要です。
バッテリーの健康状態は設定メニューから確認可能で、最大容量の80%を下回っている場合は交換を検討する必要があります。
販売店によってはパーセンテージまで公開されていますので、バッテリー絡みの情報は必ず確認しておきましょう。
外装と画面の状態
Galaxy A21は全体的に堅牢な作りですが、落下による傷やヒビには要注意です。
特に画面の端やコーナー部分の状態をよく確認しましょう。
充電端子やイヤホンジャックの状態も重要で、これらの部分が損傷していると防水性能に影響が出る可能性があります。
画面の焼き付きや輝度むらがないかも、実機の確認が可能であればぜひチェックしてみてください。
購入店舗の選定
中古スマホを買うときは、信頼できる販売店での購入が安心です。
保証期間や初期不良対応の有無、返品ポリシーなどをしっかり確認しましょう。
ネット通販やオークションは価格が魅力的ですが、個人間取引の場合は特に実機確認ができないというリスクがあります。
可能であれば、実店舗で現物を確認できる販売店を選ぶことをお勧めします。
もしくは、中古スマートフォン専門店なら、オンラインショップであっても動作確認済みの商品を提供してくれますし、製品状態も細かく記載されているはずですよ。
初期設定の確認
中古端末は必ず初期化済みであることを確認しましょう。
前所有者のGoogleアカウントや個人データが残っていないかチェックが必要です。
また、工場出荷時の状態にリセットされているかどうかも重要なポイントです。
これらの設定が適切でないと、使用開始時にトラブルとなる可能性が高いため、購入前に確認することをお勧めします。
Galaxy A21は用途によってはまだ使える
Galaxy A21は2024年現在でも実用的なスマートフォンと言えます。
Android11までのサポートとなっており、最新機能を使うことはできませんが、基本的なアプリの使用なら当面は問題ありません。
ただし、OSのサポート終了により、セキュリティ面での注意は必要です。
中古で購入する場合は、バッテリー劣化や外装の確認、信頼できる販売店を選びましょう。
今後1-2年程度は実用的に使用できると考えられますが、メインスマホとして使用する場合は、もっと新しい機種への買い替えを検討すべきかもしれません。
どのような用途で使うのかを明確にしたうえで、検討してみてはいかがでしょうか。
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