インターネットの普及に伴い、Wi-Fiが生活に欠かせない存在となっています。
光を使用したWi-Fiルーターは、設置や管理が手間だと感じることもありますが、ドコモからコンセントに挿すだけでWi-Fiが使える画期的な製品が登場しました。
この記事では、ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターについて解説し、製品の特徴や設定方法、メリット・デメリットについて詳しく紹介します。
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目次
なぜコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるのか?
まず、コンセントに挿すだけでWi-Fiが使える理由を解説します。光回線タイプのWi-Fiルーターは工事が必要ですし、LANケーブルの接続もあり、設置場所や配線が煩わしいものでした。
しかし、ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターは、コンパクトな本体に必要な機能を詰め込み、無線で使えるようになっています。
そのため、コンセントに挿すだけで、好きな場所で直接電源をとって利用できます。
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターの仕組み
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターは、無線を使って通信するため、直接電源コードをコンセントに挿すだけで動作する設計です。
ルーター本体には、無線通信用のアンテナや電源回路、制御用のチップなどが搭載されており、これらの機能がコンパクトにまとめられて4Gや5G回線を使えるようになっています。
また、通信速度や安定性を保つための最適化技術も搭載されています。
コンセント型Wi-Fiルーターと従来型Wi-Fiルーターの違い
コンセント型Wi-Fiルーターと従来型Wi-Fiルーターの大きな違いは、設置方法とケーブルの有無です。
従来型Wi-Fiルーター(光)は工事が必要で、有線になるためLANケーブルが場所を取りやすく、配線の処理も煩わしいものでした。
一方、コンセント型Wi-Fiルーターは直接コンセントに挿すだけで動作し、LANケーブルがなくても動きます。
工事が不要なので設置の手間もありません。場所を選ばず使えて、煩わしい配線処理も必要なく、手軽にWi-Fi環境を構築できます。
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーター製品ラインナップ
現在、ドコモで販売されているコンセント型Wi-Fiルーターは1種類です。
新モデルhome 5G HR02:高性能で安定した通信を実現
2023年3月7日にリリースされた新モデル「HR02」は、旧モデルよりも、室内での高速で安定したインターネット環境が求められるユーザーにぴったりです。
サイズ感や製品の特徴は、基本的に前モデルと同じです。2つの違いは屋内での通信において、より最適な環境を構築できるように、アンテナを自動で選んで効率よく高速通信を行うという機能です。
最新の「Wi-Fi6」という規格を採用し、たくさんの製品を1度に繋いでも混雑しにくく改良されています。
一般的に屋内では、障害物や設置場所などによって電波の強さに影響がありますが、その対策として「Wi-Fi Easy Mesh」が実装されました。
今まで影響を受けがちだった死角や、離れた場所でも、より電波が入りやすくなります。
旧モデルhome 5G HR01:速さとコスパを追求した製品
従来からドコモで販売されていたhome 5G HR01は、旧モデルではあるものの、十分にスペックの高いルーターです。現在では販売終了しています。
このモデルは、必要十分な通信速度を実現しつつ、価格を抑えたコストパフォーマンスに優れた製品です。
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターの設定方法
コンセント型Wi-Fiルーターは、設定が簡単で手間取らず、誰でも簡単にインターネット環境を構築できます。次に、設定方法を紹介します。
製品をコンセントに挿すだけの簡単セットアップ
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターは、設定が非常に簡単です。
まずは、ルーターに同梱されているSIMカードを本体に挿入し、電源をコンセントに挿し込んでください。すると、自動的に電源が入り、無線通信が開始されます。
その後、スマートフォンやパソコンのWi-Fi設定画面から、ルーターのSSID(本体裏面に記載)を選択し、パスワードを入力することで接続が完了します。
セットアップが終了したら、普段使っているブラウザを開いて、設定したWi-Fiが繋がっているか確認してみてください。
ドコモのdアカウント設定で管理が楽々
ドコモは、コンセント型Wi-Fiルーターを購入した方に、専用の新しいdアカウントを発行しています。
導入したルーターのデータ使用量や料金など、管理を行うためにはdアカウントにメールアドレスを設定しましょう。
ルーターを購入した際に「dアカウント通知書」などという名称で、申込日やID・パスワードなどが記載された書類が発行されているはずです。
dアカウント通知書に載っているIDなどを使ってdアカウントへログインしましょう。あとはメールアドレスを登録すれば、Myドコモというユーザー専用サービスが使えるようになります。
ルーターの契約内容や月額料金の確認などにお役立てください。
・通信制限じゃないのに遅いau回線の原因は?簡単な対処法も解説
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターのメリットとデメリット
ここでは、ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターのメリットとデメリットを紹介します。
メリット:手軽で場所を取らない、簡単設定
コンセント型Wi-Fiルーターの最大のメリットは、手軽さと場所を取らない点です。
コンセントに挿すだけで利用できるため、工事が不要で設置が簡単です。無線で通信できるので、LANケーブルが不要です。
また、コンパクトなサイズのため、場所を選ばず、インテリアを損なわずに設置できます。
セットアップの作業も、本体にSIMカードを入れて電源をつなぐだけなので、インターネットに詳しくなくても手軽にWi-Fi環境を整えることができます。
デメリット:電源コンセントの位置によって通信状況が変わる
コンセント型Wi-Fiルーターのデメリットは、電源コンセントの位置によって配置が決まるため、場合によっては通信状況が変わります。
使いたいコンセントが壁際にある場合や、電波が届きにくい場所にある場合には、十分な通信速度を発揮できない可能性があります。
ただし、ルーターとはそもそも設置される環境によっては、通信速度が変わるという性質があるものです。
これはドコモの製品に限ったことではありませんから、自宅のWi-Fi環境をチェックしてみて、最適な配置場所を考えるのが良いでしょう。
コンセントに挿すだけWi-Fiルーターで快適なネット環境を実現できる
ドコモのコンセント型Wi-Fiルーターは、設置が手間なく、場所を取らず、簡単にインターネット環境を構築できる画期的な製品です。
さまざまなニーズに応える製品ラインナップは2種類で、とりあえずWi-Fi環境を作りたい人から、がっつりテレワークで使いたい人まで満足できる性能を提供しています。
ただし、電源コンセントの位置によっては通信状況が変わることがあるため、自宅の環境を考慮して選ぶことが重要です。
また、ルーターを設置した際には、dアカウントのメールアドレス登録を忘れずに行いましょう。普段から料金やデータの通信量を把握しておくことは大切です。
この記事を参考に、ドコモでお好みのコンセント型ルーターを選んで、快適なWi-Fi生活を始めてみてください。
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