auがeSIMに対応！他のeSIM対応キャリアとの違いは？

2021年8月26日よりauがeSIMに対応しました。既にeSIMに対応しているキャリアはあるため、auは後発になりましたが、実はauだけの強みがあります。

auはeSIM導入方法が他キャリアよりも増え、より簡単になりました。また、他の対応キャリアはeSIMを導入することによって使えなくなるサービスがありますが、auではありません。

このようにauのeSIM対応はかなり利便性の高いものになっています。

本記事ではauのeSIM対応の詳細はもちろんのこと、他のeSIM対応キャリアとの違いも紹介していきます。

auのeSIMに興味のある方は、ぜひ最後までチェックしてみて下さい。

auがeSIMに対応

2021年8月26日よりauがeSIMに対応したと、KDDIおよび沖縄セルラーが発表しました。

au オンラインショップはもちろんのこと、auショップ店頭、auを取り扱いしている家電量販店でもeSIMを選べるようになりました。

auの新ブランドpovoではeSIMの取り扱いを行っていますが、auでも本格的に対応した形です。

auが対応した「eSIM」とは

auが対応したeSIM(embedded SIM)とは、スマホ端末に内蔵されたSIMのこと。

プロファイルというデータをダウンロードすることによって、契約者（利用者）の識別番号や電話番号といった個別情報をスマホに入れて回線を使えるようにします。これによって、従来のSIMカードをささなくてもスマホが利用できるように。

つまり、SIMカードが配送されるまでの待ち時間や、SIMカードを挿入する作業が入らなくなるわけです。

eSIM導入はオンラインで全て完結できるため、利便性はSIMカードよりeSIMの方が圧倒的に高くなります。

auのeSIMに対応している機種

auのeSIM対応機種は、iPhone XS以降のiPhoneシリーズです。具体的には以下の通り。

一方、auのeSIMに対応したAndroidスマートフォンは、auで販売した端末だとGoogle「Google Pixel 5」のみです。

その他はドコモやソフトバンクなどで販売されているAndroid端末に関しては、今のところ未検証です。対応しているかどうかは、自ら確かめる必要があります。

確実性を求めるのであれば、iPhoneシリーズを使うのが良いでしょう。

auのeSIMを使うための手順

aueSIMを使うための手順は状況によって多少異なりますが、基本は以下の2ステップです。

ではそれぞれの手順について、詳しく紹介しましょう。

なお、端末の種類や契約時に端末を購入するかどうかで手順が多少異なります。その場合の手順については、以下のページを参照してみて下さい。

⇒eSIM開通手続き

ステップ1.eSIMプロファイルをダウンロードする

eSIM対応機種にeSIMプロファイルをダウンロードします。ダウンロードする方法はauの場合は3つあります。

My auはauが提供しているアプリです。「eSIMプロファイルをダウンロード」という項目を選択していけば、簡単にダウンロード可能です。

自動ダウンロードはauで機種購入時にeSIMを希望した場合に、購入した端末に最初から入っている機能です。

「QRコードから取得」はその名の通り、QRコードを読み込んでプロファイルをダウンロードする方法です。

auを使用する端末以外のデバイスからプロファイルダウンロード用のURLにアクセスします。そして、自分のau IDを入力するとQRコードが表示されます。

それをauのeSIMを使用する端末で読み取り、ダウンロードします。

ちなみに、自動ダウンロードとMy auからダウンロード方法は、auでしか使えない導入方法です。他の対応キャリアはQRコードからの読み込みのみ対応しています(詳しくは後述)。

ステップ2.発信テストを行う

eSIMプロファイルをダウンロードできたら後は発信テストを行うだけです。

テスト用番号「111」(通話料無料)に電話をかけてください。これできちんと電話かかったのであれば、eSIMを導入したスマホ機種を使えます。

auのeSIMは他のeSIM対応キャリアと何が違う？

auのeSIMが他のeSIM対応キャリアと違う点はいくつかあります。具体的な違いを紹介していきましょう。

eSIMにすることで提供不可となるサービスがない

auのeSIMは従来のSIMカードからeSIMに変えることによって、提供不可になるサービスがありません。

先にeSIMを始めたソフトバンクの場合、eSIMを利用すると今まで使えていた「見守りマップ」や「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」が使えなくなります。

一方、auの場合はeSIMに変えたことにより、今まで使えたサービスが使えなくなることはありません。

プロファイルダウンロード方法が多種多様

eSIMは端末にプロファイルをダウンロードする必要があります。

ソフトバンクの場合はQRコードでプロファイルをダウンロードする方法しかありませんが、auの場合はQRコードはもちろんのこと、アプリからの導入も可能です。

端末購入時にeSIMを希望した場合は、初期設定手順の中で自動的にeSIMのプロファイルがダウンロードできる仕組みもあります。

端末購入時もeSIMを導入できる

auのeSIMは端末購入時も導入できます。

ソフトバンクの場合、新規契約や機種変更で端末を購入するならeSIM変更はできません。つまり、いちどSIMカードにしなければならないのです。

一方、auの場合は端末購入時にeSIMに変更できるので、わざわざSIMカードにしてからeSIMにするという手順を踏む必要がありません。

auショップ店舗でeSIM導入をスタッフ対応してくれる

auのeSIMはオンラインショップ及びショップ店頭で導入ができますが、ショップ店頭でeSIM導入する際はスタッフが対応してくれます。

ソフトバンクの場合は、原則自分で対応しなければならないというルールなので、ここは大きな違いといえます。

今ならau オンラインショップSIM乗りかえ特典あり

2020年10月1日（木）より行われている「au オンラインショップSIM乗りかえキャンペーン」にeSIMも対応しました。

期間中auオンラインショップで、ドコモやソフトバンクなど他社からauに乗り換えする際、SIM単体で契約した方を対象にau Pay残高へ10,000円相当をキャッシュバックするキャンペーンです。

これまではSIMカードだけが対象でしたが、2021年8月26日よりeSIMも対象になっています。

なお、auオンラインショップのSIM乗り換え特典はUQ mobile、povoからの移行は対象外です。また、au PAY アプリ（旧au WALLET アプリ）をダウンロードしておく必要があるので注意してください。

aupayはコンビニや家電量販店スーパーなど、様々な場所で使えますほぼ現金のような扱いができるのでキャンペーンによって10,000円分のお小遣いを手に入れることができるわけです。

auのeSIM導入を検討してるのであれば、ぜひこのキャンペーンを利用してみて下さい。

auのeSIM対応：よくある質問

auのeSIM対応に関して、よくある質問をまとめます。

ここまで紹介しなかった情報もまとめていますので、auのeSIMを導入するか検討中であれば、必ず目を通しておいてください。

eSIMは4Gと5Gどちらなの？

申し込み時に4G LTEか5GのeSIMをどちらか選べる仕様になっています。

SIMカードからeSIMへ切り替えは可能？

eSIMで新規契約することもできますし、auユーザーが今まで使っていた物理SIMカードからeSIMへ切り替えることも可能です。

eSIM利用で必要なものは？

auのeSIMを利用する際はau IDが必須です。またQRコードでプロファイルをインストールする場合は、もう1台端末を用意することが必要です。

eSIM発行の費用は？

eSIMを使う際の費用は、My au(オンライン)で手続きをする場合、eSIMの発行費用無料になります。

auがeSIMに対応！他のキャリアとの違い:まとめ

今回はauのeSIM対応についてまとめました。

auは他の対応キャリアに比べて後発になりましたが、よりeSIMを導入しやすくするため、利便性を上げています。

eSIM導入におけるキャンペーンも行っているので、eSIMを使いたいと思うのであれば、ぜひauを使ってみてください。

当サイト人気記事

⇒iPhone13/mini/Pro/MAXのサイズ・大きさ・重さ比較｜どれを買うべきか
⇒auオンラインショップでスマホ端末のみ単体購入する方法
⇒auオンラインショップの支払い方法　クレジットカードなしでも大丈夫？
⇒au 分割審査厳しい 確認方法落ちる原因と対処方法
⇒auショップ予約なし！来店予約 必要？当日受付方法

・「5G機種変更おトク割」とは？最新iPhoneなどが5,500円割引になってお得
・「auスマホ応援割（U22）」が12月1日より開始！最新スマホの機種代金を10,120円割引
・「au Netflix応援割」が12月1日より開始！使い放題MAX 5G/4G Netflixパック（P）が3カ月間1100円引き

・auスマホの買い替え時期いつ？ベストタイミングを解説