「課金は絶対にさせない」「夜は使わせない」「SNSは制限する」私も子供にスマートフォンを持たせる時、そう決意していました。
でも、実際に持たせてみると、思わぬところに落とし穴があったんです。
子供のスマートフォン利用で後悔してしまうケース、実は意外とパターンが決まっているもの。
残念ながら、私をはじめとする多くの保護者が同じような失敗を繰り返しているんです。
今回は、私自身の失敗談を含め、よくある4つの後悔パターンとその予防法をご紹介します。
これを読んで、賢くスマートフォン導入の準備をしていただければ幸いです。
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目次
課金トラブルによる後悔
最も多い後悔ポイントが、予期せぬ課金トラブルです。
特に、無料で使えると思って始めたゲームでの、高額課金は要注意です。
私の知人のお子さんも、たった1ヶ月で10万円以上の課金をしてしまったとのこと。
もちろん、大変な騒ぎになったそうです。
アプリ内課金の仕組み
ゲームアプリの多くは、基本プレイは無料というものが多いです。
しかし、アイテム購入やガチャなどで課金を促す仕組みになっているため注意が必要です。
例えば、大人気ゲーム「原神」では、欲しいキャラクター1体を入手するために数万円かけてガチャを回す人もいます。
子供は、この「基本無料」の先にある危うさが理解できないことが多いため、注意が必要です。
事前の防止策
iPhoneの場合、「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」から、App Storeでの購入を完全にブロックできます。
また、Androidでは「Playストア」→「設定」→「認証」で、すべての購入に認証を必須にできます。
これらの設定は、スマートフォンを渡す前に必ず行っておくべきですね。
学力低下への不安
2番目によく聞く後悔が、成績への影響です。
1日のスマートフォン使用時間が長くなればなるほど、机に向かって勉強する時間は減少しやすくなるでしょう。
小学生にスマホを持たせるかどうか。要求されるがままに買い与えて、勉強しなくなって後悔している。という親を見たり、
あと、Fortniteのように15歳以上推奨みたいなゲームを小学生に与えて、中毒になって困っていたりなど?
だいたいの親はオンライン対戦の中毒性を知らないしCEROも見ない— 中嶋 謙互 (@ringo) April 30, 2024
特に、受験を控えている親御さんなどは不安でいっぱいのはず。
学習への影響が発生する流れを踏まえて、どのような対策が効果的なのでしょうか。
生活リズムの乱れ
夜遅くまでスマートフォンを使用することで、睡眠時間が削られてしまいますよね。
すると、結果として、授業に集中できなくなるケースも多く、これまでと同じ生活をしていても成績が下がってしまうリスクがあります。
私の子供も、当初はスマホの使い過ぎで夜更かしをして、朝起きられない日々が続きました。
一時的に成績も下がってしまったため、対策を行うことにしたんですよ。
勉強時間の確保
たとえば、スマートフォンでも使える学習アプリ「スタディサプリ」などを活用すれば、学習時間に活用することもできます。
我が家では、1日の学習が子供と決めた時間を超えた場合のみ、好きなアプリの使用を許可する、というルールを設けています。
これにより、学習時間を確保しながら、成績の維持を両立できています。
SNSトラブルによる心配
3番目の後悔が、SNSでのトラブルです。
若者の間で、SNSでの見知らぬ人とのやり取りや、個人情報の流出なども深刻な問題となっているため、注意が必要ですね。
アカウント設定の重要性
LINEやInstagramなどのSNSでは、アカウントを非公開設定にし、友だちの追加を制限することが重要です。
例えば、LINEの「友だち追加の設定」では、QRコードや電話番号での追加を無効にできます。
これにより、知らない人からの接触を防ぐことができるんですよ。
トラブル発生時の対応
万が一トラブルが発生した場合にも備えておきましょう。
それなすぎるわ
まず14歳以下は規則違反で凍結や
だから絵下手判定bot？は晒してたんよな
Twitterは小学生が手に出すようなものじゃないよ
小学生は友達と外に遊びに行ったりしてSNSの無い時代を楽しまないと、まじで大きくなってから後悔するって…
親も親でその年齢でもうスマホ渡してるのえぐい。— みくっち (@Star_Mikutti601) March 30, 2024
スクリーンショットの保存方法や、問題のある投稿の報告手順を子供と一緒に確認しておくことをお勧めします。
また、警察庁の「サイバー犯罪相談窓口」の電話番号も、親御さんが控えておくと安心です。
また、このようなトラブルが生じた際に、速やかに報告してもらえる親子関係を日ごろから構築しておくことも重要です。
健康面での影響
最後の後悔が、子供の健康への影響です。
特に、視力低下や姿勢の悪化は、多くの保護者が心配している問題ですね。
目の健康管理
ブルーライトカット機能の活用は必須です。
iPhoneの場合「設定」→「画面表示と明るさ」から「True Tone」をオンにすることで、環境光に応じて画面の色味を自動調整してくれます。
また、20分に1回は20秒以上遠くを見る「20-20-20ルール」の実践も効果的ですよ。
私の家では、子供がスマホやタブレットを使う時はタイマーを設定して、定期的に目を休ませる習慣をつけています。
運動不足の解消
スマートフォンの使用時間が増えると、その分外で遊ぶ時間が減少する傾向にあります。
やっぱ普通にあんまり子供の時にスマホ持たせるのはどうかなって思いますね…
いろいろ鈍りますし…
親も小学生の妹にスマホ渡したの後悔してますしw— うるう【スカイドドンパ】🧪☃️ (@uruukoto229) May 13, 2024
しかし、外遊びの時間が少なくなると、運動不足や日光不足によるビタミンDの不足など、さまざまな健康への懸念も増えてしまいます。
家でスマートフォンばかり触っているのではなく、外で遊ぶ時間も確保して、子供の健康状態を適切に維持したいものですね。
効果的な対策と予防法
これらの後悔を防ぐために、事前に準備できることがたくさんあります。
ここからは、私自身の経験も交えながら、具体的な対策方法をご紹介していきましょう。
使用時間の管理方法
スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングなどの機能を活用し、アプリごとの使用時間制限を設定しましょう。
例えば、平日はゲームアプリを1日1時間まで、SNSは2時間までといった具体的な制限を設けることができます。
我が家では、宿題が終わってから夕食までの時間帯に限定して、アプリの使用を許可しているんですよ。
フィルタリングの設定
携帯電話会社が提供するフィルタリングサービスは必須です。
小学生の娘のスマホ。フィルタリングかけてなかったから私の好きそうな宜しく無いサイト見ててマジで後悔。検索結果見てたら結構ドギツいのも見てたっぽい（小学生には早すぎ）あー母ちゃんやらかしたーと思って、夫には娘ちゃん何見てたかは分からないんだけどフィルタリングかけましたと言いました。
— ヤマ🏔もと山 (@yamamotogachi) June 2, 2024
ドコモやauの「あんしんフィルター」は、年齢に応じて制限レベルを選べます。
これらのフィルタリングサービスの月額料金は無料です。
通信事業者によっては申し込みが必要ですが、18歳未満は法律で義務付けられていますから、必ず手続きしておきましょう。
スマートフォンを持たせて後悔しないために
スマートフォンを子供に持たせることは、確かにリスクを伴います。
しかし、これらの後悔は、適切な準備と対策があれば、十分に防ぐことができるんです。
私自身、最初は試行錯誤の連続でしたが、子供と一緒にルールを考え、定期的に見直しを行うことで、より良い使用環境を作ることができました。
大切なのは、「与えっぱなし」にせず、継続的な関わりを持ち続けることなのです。
この記事で紹介した対策を参考に、みなさんも後悔のない、安全なスマートフォン活用を実現していただければ幸いです。
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