2025年2月、Appleが新たにリリースした「Appleインビテーション」というアプリが話題ですが、Androidでも使えるって知っていましたか?
Appleインビテーションとは、イベントの計画や招待、管理を簡単に行えるiPhoneユーザー向けのアプリですが、実はAndroidを使っている人にも招待を送ることができるんです。
しかし、Androidユーザーが使える機能はあくまで限定的ですから、できること・できないことがあります。
そこで本記事では、Appleインビテーションの説明を含め、Androidデバイスで利用できる機能・利用できない機能について詳しく解説していきます。
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目次
AppleインビテーションはAndroidでも一部機能が使える
Appleインビテーションからの招待は、Androidでも受け取ることができます。
Appleアカウントの所持やApple製デバイスの有無を問わず、誰でもイベントに参加したり拒否したりできるんです。
やり取りはWebブラウザを通じて行われるため、Androidユーザーも一部の機能は問題なく使えます。
参加可否の連絡
AndroidユーザーがAppleインビテーションでできることの1つめは、受け取ったイベントの参加依頼に対する回答です。
この作業はWeb上で行われるため、参加するか否かの返事も問題なくできますよ。
Appleインビテーションはどなたでもご利用いただけます。ゲストのイベントへの参加可否の連絡に、アプリ、Appleデバイス、またはアカウントは不要です。
(引用元:iCloud公式)
具体的には、参加、辞退、仮承認のいずれかの選択が可能です。
これにより、主催者はゲストの出欠状況を把握しやすくなりますので、アカウントを持っていない方でもきちんと返事をしてあげることが望ましいです。
共有アルバムへの投稿
AndroidユーザーがAppleインビテーションでできることの2つめは、共有アルバムに写真やビデオを投稿することです。
ただし、写真やビデオを投稿したい場合は、AppleIDが必要になります。
Apple Accountをお持ちでない場合、iCloud.comで参加可否の連絡を行うことはできますが、共有写真アルバムやミュージックプレイリストに項目を追加することはできません。
(引用元:Appleサポート)
Androidユーザーであっても、AppleIDを持っている方(AppleMusicのサブスクリプション契約など)であれば、それを使えばOKです。
Webブラウザを通じて、共有アルバムにアクセスし、思い出の写真やビデオをアップロードして参加者全員で楽しむことができますよ。
共有プレイリストへの投稿
AndroidユーザーがAppleインビテーションでできることの3つめは、Apple Musicのサブスクリプションに登録している人は、共有プレイリストへの投稿が可能です。
Androidを使っている人であっても、AppleMusicを契約中でプロフィールをすでに設定していれば、この機能を使って皆でプレイリスト作成を楽しむことができますよ。
これにより、テーマに沿ったプレイリストを参加者全員で作り上げたり、シェアしたりできます。
イベントからの退出
AndroidユーザーがAppleインビテーションでできることの4つめは、参加しているイベントから退出することです。
Web上で詳細を確認し、「イベントから退出」の項目をタップすることで、離脱できますよ。
参加者は自身の状況に応じて柔軟に入退室の対応が可能です。
しかし、注意点もあります。
退出したイベントに再度参加したい場合は、主催者に参加依頼を再送してもらってください。
(引用元:Appleサポート)
一度退出したあとにまた復帰したいという場合は、再び運営者に参加依頼を送ってもらわなくてはならないので、いつでも入退室できるというわけではありません。
AppleインビテーションでAndroidができないこと
一方で、Appleインビテーションの中でもAndroidを使っている人では利用できない機能もあります。
特に、イベントの主催や管理に関する機能が制限されています。
イベントの作成・編集
イベントの作成や編集は、iCloud+のサブスクリプションに登録しているユーザーのみが可能です。
Androidユーザーは新規作成もしくは既存のイベントを編集することはできません。
Androidを使っている人ができるのは、あくまでAppleインビテーションのWeb上でイベントの参加依頼を受け取るという、受動的な立ち位置のみとなります。
イベントのキャンセル・削除
イベントのキャンセルや削除も主催者のみが行える機能なので、Androidユーザーはできません。
Androidを使っている人は、退出したり、拒否したりすることはできますが、イベントそのものをクローズする権限は無いのです。
イベントの主催者ではない場合は、代わりにイベントから退出できます。
(引用元:Appleサポート)
もちろん、iPhoneユーザーであっても同様に退出は可能ですが、主催者でなければイベント自体を削除することはできません。
ゲストへの参加依頼・承認・拒否
ゲストへの参加依頼の送信や、参加リクエストの承認・拒否は、イベント主催者の役割ですから、Androidユーザーではできません。
Androidを使っている人は、主催者から依頼を受けて参加することはできますが、自身が主催者となってゲストを招待することは不可です。
ゲストへのメモ送信
Androidユーザーは、主催者からのメモを受け取ることはできますが、自らメモを送信することはできません。
こちらも主催者だけに許可されたメニューであり、iPhone・Androidの種類を問わず、主催者以外の参加者では実行できない機能です。
AppleインビテーションはAndroidでも参加できる
今回は、新しく登場した「Appleインビテーション」という機能について、Androidユーザーでも出来ること・出来ない事をまとめました。
Androidを使っている人でも、Webブラウザを通じてイベントに参加したり、参加可否の回答や共有アルバム・共有プレイリストへの投稿など、一部の機能は使えます。
しかし、イベントの作成や編集、ゲストの管理などの主催者向けの機能は、iCloud+のサブスクリプションに登録している人に限定されているため注意が必要です。
制限があるとは言え、新しいサービス「Appleインビテーション」は非常にユニークな機能です。
Androidユーザーで招待状を受け取った方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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