iPhone SE(第三世代)の動作が重くなったり遅くなったりする原因と、その対処法についてご紹介します。
新しいスマートフォンを買ったばかりなのに、動作が遅くなってしまったら本当にがっかりしますよね。
でも、安心してください。多くの場合は、簡単な方法で改善できるんですよ。
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目次
ストレージ容量の不足
iPhone SE(第三世代)は64GB、128GB、256GBの3つのストレージ容量で展開されています。
しかし、たとえ256GBモデルを使っていても、ストレージがいっぱいになると動作が遅くなることがあるんです。
これは、iPhoneがスムーズに動作するために必要な空き容量が確保できなくなるからです。
個人的には、ストレージの10%以上の空き容量が理想的だと考えています。
例えば、64GBモデルなら最低でも6.4GB以上の空き容量を保つことをおすすめします。
おはようございます!
今使っているiPhoneの容量がいっぱいになりましたので、新型iPhoneを購入する予定です。
次は512GBにする。256GBだと何か容量が足りない🤣— イングラム (@IngramPrisken) September 10, 2024
ストレージ容量が不足している場合、iPhoneの動作が遅くなるだけではありません。
新しいアプリをインストールできなくなったり、写真や動画を撮影できなくなったりすることもありますので、本当に困りますよね。
では、ストレージ容量の不足を解消するにはどうすればいいでしょうか?
不要なアプリやデータの削除
まずは、使っていないアプリを削除しましょう。
アプリを長押しして「Appを削除」を選択するだけです。
また、写真や動画、音楽ファイルなどの大容量データも見直してみてください。
特に動画ファイルは容量を多く占めるので要注意です。
例えば、4K解像度で撮影した1分間の動画は約375MBにもなります。
これが10本あれば、実に3.75GBものストレージを消費してしまうんですね。
個人的には、クラウドストレージサービスを活用することをおすすめします。
iCloudやGoogle ドライブなどを使えば、大切なデータを手元から削除せずに済みますよ。
キャッシュの削除
アプリを使用していると、キャッシュと呼ばれる一時的なデータが蓄積されていきます。
これらのデータは、アプリの動作を速くするために保存されているのですが、逆に溜まりすぎるとiPhoneの動作を遅くさせてしまうこともあるんです。
キャッシュを削除するには、各アプリの設定画面から行うか、アプリを一度削除して再インストールする方法があります。
例えば、Safariのキャッシュを削除する場合は、「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」を選択します。
私の経験では、特にSNSアプリやブラウザアプリのキャッシュが溜まりやすい傾向にあります。
定期的に確認して、必要に応じて削除するといいでしょう。
iOS のアップデート
iPhone SE(第三世代)は、発売時にiOS 15.4がプリインストールされていました。
しかし、Appleは定期的にiOSのアップデートをリリースしており、新しい機能の追加だけでなく、バグの修正やパフォーマンスの改善も行っています。
ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことは、Apple 製品を安全にお使いいただくための最も重要な方策の一つです。
(引用元:Appleサポート)
最新のiOSバージョンを使用していないと、それが原因でiPhoneの動作が重くなることがあるんです。
大抵の場合、新しいOSの方が軽快に動作することが多いんですよ。
iOSのバージョンは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。
最新バージョンが利用可能な場合は、ここからアップデートすることができます。
ただし、個人的な印象としては、iOSのメジャーアップデート(例:iOS 15からiOS 16への移行)の直後は、むしろ動作が重くなることもあります。
これは新しい機能や変更点が多いため、どうしても不安定になりがちなのです。
しかし、その後のマイナーアップデート(例:iOS 16.0.1や16.0.2など)で改善されることが多いので、焦らずに様子を見ることをおすすめします。
アップデート前の注意点
iOSをアップデートする前に、いくつか注意点があります。
まず、バッテリー残量が50%以上あることを確認しましょう。
また、Wi-Fi環境下でアップデートすることをおすすめします。
モバイルデータ通信を使うと、大容量のデータ通信が発生し、通信制限にかかる可能性があるからです。
さらに、アップデート前にはバックアップを取っておくことが大切です。
万が一の場合に備えて、iCloudやパソコンを使ってバックアップを作成しておきましょう。
「アップデートって面倒くさい…」と思う方もいるかもしれません。
でも、セキュリティの観点からも最新版のiOSを使用することは重要なんです。
新しい脆弱性が発見されたときも、アップデートで修正されることが多いですからね。
バックグラウンドアプリの更新
iPhone SE(第三世代)は、A15 Bionicチップを搭載しており、高い処理能力を持っています。
しかし、バックグラウンドで多くのアプリが動作していると、それだけでCPUやメモリに負荷がかかり、動作が重くなることがあるんです。
特に、位置情報を使用するアプリや、常に最新の情報を取得し続けるSNSアプリなどは、バックグラウンドでの動作が多いので要注意です。
例えば、天気アプリは定期的に位置情報を確認して最新の天気情報を取得しようとします。
これらのアプリが多数あると、バッテリーの消耗も早くなりますよ。
アプリケーションのバックグラウンド更新を許可する機能をオフにすると、バッテリー駆動時間を延ばすことができます。
(引用元:Apple公式)
バックグラウンドアプリの更新を制限することで、iPhoneの動作を軽くすることができます。
では、具体的にどうすればいいのか、設定変更方法を解説していきますね。
バックグラウンド更新の設定変更
バックグラウンドアプリの更新を制限するには、「設定」→「一般」→「バックグラウンド App更新」から設定できます。
ここで、更新を許可するアプリと制限するアプリを選択できるんです。
私のおすすめは、本当に必要なアプリだけバックグラウンド更新を許可することです。
例えば、メッセージアプリや重要なメールアプリなどは許可し、ゲームアプリやあまり使わないSNSアプリは制限するといいでしょう。
ただし、注意点もあります。
バックグラウンド更新を完全にオフにすると、アプリを開いたときに情報の更新に時間がかかる場合があります。
ですので、よく使うアプリについては更新を許可しておくことをおすすめします。
リセットオプションの活用
ここまでの方法を試しても改善されない場合は、iPhone SE(第三世代)のリセットオプションを活用してみましょう。
リセットと聞くと「データが全部消えちゃうの?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。
iPhoneには様々なリセットオプションがあり、データを残したままでも問題を解決できることが多いんです。
リセットオプションは「設定」→「一般」→「リセット」から選択できます。
ここでは、いくつかの異なるリセットオプションが用意されています。
個人的な経験から言うと、リセットは最後の手段として考えるべきです。
でも、他の方法で解決できない場合は、非常に効果的な選択肢になりますよ。
それでは、具体的なリセットオプションを見ていきましょう。
設定のリセット
「すべての設定をリセット」というオプションがあります。
これを選択すると、Wi-FiのパスワードやBluetoothの設定など、個人的な設定がすべて初期化されます。
ただし、重要なのは写真やアプリなどのデータは削除されないということです。
この方法は、何らかの設定が原因で動作が重くなっている場合に効果的です。
例えば、アクセシビリティの設定を変更したことで動作が重くなったような場合、このリセットで問題が解決することがあります。
ただし、設定をリセットした後は、Wi-Fiに再接続したり、各アプリの通知設定を再度行ったりする必要があります。
手間はかかりますが、iPhoneの動作が軽くなる可能性のある作業の1つです。
ネットワーク設定のリセット
「ネットワーク設定をリセット」というオプションもあります。
SE2からSE3への引越しは予想外に大変だった。iPhone同士をくっつけて転送しても、色んなアプリでSMSやメールで再認証したりが必要だしアップルペイもセキュリティコードを入れ直したりGmailアプリはアカウントの再登録だしAPNプロフィールは動かね〜からネットワークリセットしたし疲れたよw。
— ぢん (@jinnet_jin) September 27, 2022
これは、Wi-FiやBluetoothの設定、VPN設定などのネットワーク関連の設定のみをリセットします。
ネットワーク関連の問題で動作が重くなっている場合、このオプションが効果的です。
例えば、特定のWi-Fiネットワークに接続すると動作が遅くなるような場合、このリセットで改善される可能性があります。
私の経験では、海外旅行から帰ってきた後や、新しいWi-Fiルーターに変更した後に、ネットワーク設定のリセットが役立つことがありました。
もし、インターネット接続に関連して動作が重くなっているような気がする場合は、このオプションを試してみる価値がありますよ。
まとめ
ここまで、iPhone SE(第三世代)の動作が重い・遅い原因とその対処法について、詳しく解説してきました。
紹介した方法を組み合わせることで、iPhone SE(第三世代)の動作を快適に保つことができるはずです。
今やスマートフォンは私たちの生活に欠かせない存在ですね。
iPhone SE(第三世代)は、コンパクトながら高性能で、多くの方に愛用されています。
大切なデバイスを最高の状態で使い続けるためにも、定期的なケアを心がけてください。
もし、ここで紹介した方法を試してみても改善が見られない場合は、躊躇せずにApple Storeやサポートセンターに相談するのもアリです。
専門家のアドバイスで解決できることもあるので、困ったときは我慢せずサポートに頼ってみましょう。
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