シャープの人気スマートフォン「AQUOS sense6」はeSIMに対応しています。
しかも、5G通信速度の向上や大容量バッテリーの搭載により、より快適なデュアルSIM運用が可能になりました。
物理的なSIMカードとeSIMの両方が使えるので、2回線を同時に使用できるのです。
今回は、この便利な機能の使い方から、活用シーン、設定のコツまで、実際の使用経験を交えながら詳しく解説します。
通信環境の最適化をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
AQUOS sense6の通信方式とSIM対応
AQUOS sense6は、物理的なSIMカード(nanoSIM)とeSIMの両方に対応しています。
対応する通信方式は、5Gと4G LTEをサポートしています。
では詳しい仕様について、さらに詳しく見ていきましょう。
デュアルSIM対応の特徴
AQUOS sense6では、物理SIMとeSIMを同時に利用できるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しています。
さらにAQUOS sense6は上位機能であるDSDVにも対応しているので、2つのSIMで同時に4G回線を使うことが可能です。
これは、2つの電話番号やデータ通信を1台で使い分けられる機能です。
デュアルSIMなら、鳴っているスマホがどちらなのかを確認するのに慌てたり、どちらかを忘れたりすることもなくなり、持ち運びも楽になりますね。
(引用元:SHARP公式)
私も実際に試してみましたが、仕事用とプライベート用の回線を1台で管理できる利便性には本当に感動しました。
通信速度と性能
AQUOS sense6は5G通信に対応した前モデルに引き続き、5G対応の機種ですから通信速度にも期待できますね。
ただし、5G通信は対応エリアでしか使えませんので、利用する地域の状況を確認することが大切です。
2024年11月現在、主要キャリアの5Gエリアは非常に拡大していますが、一部地域や回線によってはこの恩恵は受けられません。
利用場所が5G対応エリアであれば、高速通信による快適な操作性を味わえるでしょう。
eSIMの基本機能と設定方法
eSIMは「embedded SIM」の略で、端末に組み込まれた小さなICチップです。
このチップに通信事業者の情報をダウンロードすることで、物理的なSIMカードなしでも通信サービスを利用できます。
では、具体的な設定方法を見ていきましょう。
eSIMの追加手順
AQUOS sense6でのeSIM設定は、設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」と進みます。
そして「eSIMを追加」を選択しましょう。+ボタンで表示されている場合もあります。
そこからは、QRコードを読み取ったり、キャリアから提供された情報を入力したりと、契約している回線によって作業は異なります。
私が実際に設定してみたところ、5分ほどで完了できました。とっても簡単なんです。
デュアルSIM運用の活用方法
AQUOS sense6でのデュアルSIM運用は、本当に便利です。
物理SIMとeSIMを組み合わせることで、これまでにない柔軟な使い方が可能になるんです。
eSIMでデュアルSIMならAQUOSのsense6とか評判いいですよ
— ⚫️ぽっくんakaチバエイプ (@10960617nogi) March 21, 2023
実際の活用例を交えながら、詳しく解説していきましょう。
ビジネスシーンでの活用
私の周りでは、会社支給の回線を物理SIMで、プライベート用の格安SIMをeSIMで利用している人が増えています。
この方法なら、仕事用とプライベート用の通信を、完全に分けて管理できます。
特に在宅勤務が増えた昨今、この使い分けは重宝するはずです。
海外利用時の便利な使い方
海外渡航時には、国内キャリアの回線はそのままに、現地のキャリアをeSIMで追加するという方法がおすすめです。
私も先日の出張で試してみましたが、日本の電話番号を維持しながら、現地の通信料金でデータ通信が使えるのは本当に便利でした。
運用時の注意点とコツ
デュアルSIMの便利さを最大限に活かすためには、いくつかの設定と注意点があります。
いくつかの設定を見直すことで、よりスムーズにeSIMを活用することができますよ。
バッテリー持続時間の管理
4570mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、2つの回線を同時に待ち受けると、どうしても消費が早くなります。
そこで、普段使わない回線は一時的に無効にする設定をお勧めします。
設定アプリの「SIMカード」メニューから簡単に切り替えられます。
通信の優先度設定
音声通話とデータ通信、それぞれどちらの回線を優先するか個別に設定可能です。
左がauキャリア版のAQUOS sense6(64G)
右がSIMフリーのAQUOS sense6(128G)
デュアルSIMにしてるけど片方はeSIMにしなきゃならないけどSD使えるので便利! pic.twitter.com/81Yi7qlII1— 有人(あると) (@hanareme_love) March 3, 2022
例えば、仕事の着信を優先したい時間帯と、プライベートの通信を重視する時間帯で、設定を切り替えることができるんです。
気持ちの切り替えにもなりますし、本当に便利な機能だなと感じています。
実用的な活用シーン
AQUOS sense6のデュアルSIM機能は、様々な場面で活躍します。
具体的なシーンと合わせて、おすすめの使い方をご紹介しましょう。
通信費の最適化
大手キャリアの音声通話プランは物理SIMで、大容量データ通信は格安SIMのeSIMで、という組み合わせが特におすすめです。
私の場合、この方法で月々の通信費を2000円ほど節約できました。
学割や家族割が適用されている方は、その契約は物理SIMで維持しつつ、データ通信用に格安SIMのeSIMを追加する方法もおすすめです。
AQUOS sense6でのeSIM活用のすすめ
AQUOS sense6は、前モデルから更に進化し、eSIM対応機能を備えました。
5G通信による処理速度の向上と、バッテリー容量の増加により、デュアルSIM運用がより快適になりました。
この端末は、以下のような方に特におすすめです。
まず、仕事とプライベートの回線を分けたい方や、海外渡航の機会が多い方、通信環境の見直しを検討されている方も、AQUOS sense6なら柔軟な対応が可能です。
初めてeSIMを利用される方は、ぜひこの記事を参考に機種選びをしてみてください。
AQUOS sense6のeSIM機能を上手に活用することで、より便利で効率的にスマートフォンを使いこなせるはずですよ。
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