スマートフォンの充電が遅いと感じていませんか?
AQUOSユーザーから「充電が遅くなった」という声を聞くと、その原因の多くが「低速充電モード」の場合があるんです。
そこで今回は、この設定を解除する方法をモデル別に詳しく解説していきます。
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目次
低速充電モードとは何か?
まずは低速充電モードの基本的な仕組みについて理解しましょう。
この機能は、バッテリーの寿命を延ばすために、充電速度を意図的に抑える仕組みなんです。
確かにバッテリーへの負担は減りますが、充電時間が大幅に長くなってしまいます。
低速充電の仕組みと特徴について
通常のAQUOSスマホの場合、機種にもよりますが急速充電では最大18W〜30W程度の電力で充電を行います。
しかし、低速充電モードでは大幅に電力を制限しながら充電するので、たくさんの時間がかかるんです。
電池残量やACアダプタの種類によって表示が切り替わります。以下のような場合、低速充電中と表示されることがあります。
・電池残量が多い
・端末が高温になっている
・急速充電に対応していないACアダプタを使って充電している
・充電ケーブルの最大出力数が足りていない、または劣化している
・USB変換器を使用している
・パソコンや車のUSBポートを使用して充電している
(引用元:SHARP公式)
この制限により、たとえば通常なら1時間程度で完了する充電が、2〜3時間かかるようになってしまうことも。
バッテリーの劣化を抑える効果はありますが、日常的な使用では不便に感じる方が多いのが現状です。
実際、私も以前この設定に気づかず、充電の遅さに悩んだ経験があります。
AQUOS senseシリーズでの解除方法
AQUOS senseシリーズでは、設定画面のデザインが刷新され、より分かりやすい操作性になっています。
それでは具体的な解除手順を見ていきましょう。
設定画面からの基本的な操作手順
まず設定アプリを開き、「バッテリー」または「電池」の項目を選択します。
その中にある「電池の利用」や「バッテリー管理」などのオプションをタップしましょう。
すると「低速充電モード」や「省エネモード」などの設定が表示されます。
このトグルスイッチをオフにすることで、通常の充電速度に戻すことができます。
スイッチの位置は一般的に画面右側にあり、グレーになっていれば正常にオフになっています。
AQUOS Rシリーズでの設定方法
ハイエンドモデルであるAQUOS Rシリーズでは、より詳細な充電設定が可能になっています。
高性能な充電システムを活かすためにも、適切な設定を行いましょう。
詳細設定項目の確認方法
AQUOS Rシリーズでは、設定アプリの「バッテリー」から「インテリジェントチャージ」という項目を確認できます。
インテリジェントチャージは、高速充電などでバッテリーに負担がかからないよう充電中の温度や電圧などを検知して充電を制御し、バッテリーの消耗を抑えてくれます。
(引用元:SHARP公式)
この機能はAIが使用パターンを学習し、充電速度を最適化するものです。
ただし、この機能が有効になっていると、状況によっては急速充電したいのに速度が適切に調整されてしまう場合もあります。
普段は特段触らずとも電池を長持ちしてくれる優秀な機能ですが、使用状況に応じて、この機能のオン/オフを切り替えることをおすすめします。
AQUOS zeroシリーズでの対処法
zeroシリーズは薄型軽量デザインが特徴で、バッテリーへの負担を考慮した独自の充電制御システムを採用しています。
このシリーズ特有の設定について説明していきましょう。
バッテリーケア設定の確認手順
zeroシリーズでは設定メニューから「バッテリー」という項目にすすみましょう。
「バッテリー」→「バッテリーケア」と進み、「充電速度の設定」や「低速モード」といったメニューを選択します。
あとはトグルをOFFにすれば、速度制限を解除できます。
ただし、充電の速度制限を解除していると、場合によっては電池が消耗しやすくなるため、必要なときだけに解除するのをおすすめします。
古いAQUOSモデルでの設定変更
以前のモデルや、古いAQUOSモデルでも低速充電モードが存在する機種があります。
ただし、設定画面の構成が新しいモデルとは異なりますので、注意が必要です。
旧モデルでの設定画面の探し方
古いモデルでは設定アプリの「機能設定」の中に「エコ技設定」や「充電の最適化」というような項目があります。
その中から、充電制御・速度設定に関するメニューを探して選択しましょう。
機種によって名称が若干異なる場合がありますが、基本的な場所は同じ設定アプリ内にあるはずです。
一般的なAndroidスマートフォンでの解除方法
AQUOSのみならず、多くのAndroidスマートフォンには、バッテリーを保護するための低速充電設定が搭載されているものです。
一般的な解除方法として、まず設定アプリを開き、「バッテリー」または「バッテリーとデバイスケア」を探してタップします。
その中に「バッテリー保護」「充電制限」「バッテリーケア」といった名称の項目があり、ここで充電に関する制限を解除できます。
機種によって名称は異なりますが、ほとんどの場合、設定アプリのバッテリー関連の項目を探していけば見つけることができるはずです。
なお、最近のスマートフォンでは、AIによる学習機能で充電速度を自動調整する機能も増えていますが、これらも同じ場所で設定変更が可能です。
急速充電に対応している機種であれば、これらの制限を解除することで本来の充電速度を取り戻すことができますよ。
トラブルシューティング
設定を変更しても充電速度が改善しない場合の対処方法について説明します。
実は設定以外にも、充電速度に影響を与える要因がいくつかあるんです。
充電ケーブルの確認ポイント
まずは純正の充電ケーブルを使用しているかどうかを確認してください。
サードパーティ製のケーブルや、PD対応でないアダプタの場合は、急速充電に対応していない場合があります。
親「充電が遅い、もうわけわからない😡なんで駄目なの😡」
めるてぃー「コンセントが駄目かもしれないしケーブル駄目かもしれないし…正規品じゃないとだめかもねぇ」
親「正規品使ってくださいってエラーは出てる😡」
めるてぃー「うん、原因それじゃね」
— めるてぃー (@melty_solbe) November 21, 2024
ケーブルの状態も重要で、断線や劣化があると充電速度が低下します。
特にケーブルの端子部分の汚れや歪みには注意が必要です。
定期的なケーブルの点検と清掃をおすすめします。
充電環境の最適化について
充電時の周囲温度も充電速度に大きく影響します。
特に35度以上の高温環境では、端末保護のために自動的に充電速度が低下します。
エアコンの風が直接当たる場所や、直射日光の当たる場所での充電は避けましょう。
また、スマートフォンカバーを装着したまま充電すると熱がこもりやすいため、急速充電時は一時的にカバーを外すことをおすすめします。
快適な充電生活のために
低速充電モードは、確かにバッテリーの寿命を延ばす効果がありますが、現代の忙しい生活では不便に感じる方が多いでしょう。
必要なときは急速充電を活用しつつ、こまめな充電を心がける方が実用的だと私は考えています。
充電に関する設定は、ご自身の生活リズムに合わせて最適化することが大切です。
昼間は急速充電を活用し、就寝時は低速充電を使用するなど、メリハリをつけた使い方をおすすめします。
また、これらの設定は定期的なシステムアップデートで変更される可能性もあります。
新しい機能や改善点が追加されることもありますので、時々設定を確認してみることをおすすめします。
快適なスマートフォンライフのために、この記事を参考に最適な充電設定を見つけていただければ幸いです。
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