2025年、ついにソフトバンクでGalaxy復活の一報がありました。
2015年以来取り扱いがなく、実に10年ぶりとなるソフトバンクでの販売が決定した今回のGalaxyS25シリーズ。
ソフトバンクユーザーにとっては朗報ですが、なぜ売ってないのかと疑問に思っていた方も多いことでしょう。
そこで今回は、ソフトバンクでGalaxyが復活した経緯や、これまで売ってなかった理由を考察していきたいと思います。
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目次
ソフトバンクGalaxy復活!いつから売ってない?
2025年、ついにソフトバンクで新型Galaxyシリーズの取り扱いが復活すると発表されましたが、一旦これまでの経緯をおさらいしていきましょう。
過去にはソフトバンクでもGalaxyが販売されていましたが、ここ数年は売ってない状態が続いていました。
ソフトバンクGalaxy復活は2015年以来
ソフトバンクGalaxy復活は2015年以来なので、実に10年ぶりのカムバックとなります。
最後に発売されたモデル「Galaxy S6 edge」は、独自のチップセットを備えた当時のハイエンドモデルでした。
Galaxyのために開発された、高性能なオクタコアCPUを搭載。高い処理能力を実現すると同時に、高い省電力を実現することで、これまでよりも高い性能を、安心して長時間継続して利用することを可能にしました。
(引用元:Softbank公式)
しかし、ソフトバンクではこれ以降の機種において、ぱったりと販売が止まってしまったんです。
ドコモ・auなど大手キャリアのうちの2社はGalaxyを取り扱っており、その他の通信事業者も追随する流れとなりましたが、ソフトバンクでは頑なに沈黙が守られていました。
そのため、ソフトバンクとSamsung社の間で、何かしらの軋轢があったのでは?という意見の識者が多かったんです。
ソフトバンクGalaxy復活しなかった理由とは
Apple社のiPhoneが登場した頃、先進的なデバイスに業界全体が湧き、その後の爆発的ヒットにつながったのも記憶に新しいところですよね。
実際に当時、ソフトバンクはiPhoneを優先して販売する戦略をとっている傾向がありました。
企業戦略的に「売れる商品を売る」というのは至極当然のことですが、Samsung側からすれば、あまり好意的には捉えられなかったかもしれませんね。
ソフトバンクが長年Galaxyを扱わなかったのは、かつてiPhoneのキャンペーンばかりを強化してサムスンと仲違いしたからと言われています。
その徹底ぶりは凄まじく、ソフトバンク回線だけVoLTE通話が使えない、Band 8が受信できないなど絶望的な仕様でした。和解したようで良かったですね☺️
— Skyblue (@skyblue_1985jp) January 23, 2025
ついに「iPhone優遇のソフトバンクだから、サムスン製スマートフォンは販売されなくなってしまったのでは?」という噂が出てきたというわけです。
もちろん、これはガジェット愛好家による噂レベルではありますし、公式に明言されていることでもありません。
しかし、これ以降長きにわたってソフトバンクでGalaxyが取り扱われなくなってしまったことも、また事実です。
ソフトバンクGalaxy復活した理由は?
では、なぜ2025年、このタイミングでソフトバンクGalaxyが復活したのでしょうか?
噂レベルで「やっと和解したのでは」なんて声もありますが、これには明確な理由があると考えられます。
他社ラインナップと競うため
ソフトバンクGalaxyが復活した理由は、他社キャリアおよび多くの通信事業者と、取り扱い商品のラインナップで競うためです。
Galaxyはスマートフォン市場で固定ユーザーを持っていますし、Samsung社はAndroid端末のメーカーとしては老舗の部類に入ります。
そのため、顧客数の多いGalaxyを取り扱わないことは、それだけで大きな機会損失になるでしょう。
「Galaxyが売っていないなら違う会社で買おう」と、既存顧客の流出につながるリスクすらあります。
iPhoneの取り扱い事業者が少なくて、これだけで十分に利益が確保できていた頃は、無理に他社製品を扱う必要はなかったかもしれません。
しかし、今やほとんどの通信事業者がiPhoneを取り扱っていますから、さまざまな種類のデバイスを扱った方が、新規顧客を取るために効果的な戦略と言えるでしょう。
AI技術が魅力的だから
ハイエンドモデルGalaxyS25シリーズの最大の特徴は「Galaxy AI」という最先端のAI機能です。
「Samsung Galaxy S25シリーズ」はOne UI 7※2により、ユーザーのニーズと好みを理解し、あらゆる場面でプライバシーを最優先しながら、一人ひとりに合わせパーソナライズされたAI体験を提供する頼れるAIパートナーです。
(引用元:Samsung公式)
近年、スマートフォン市場においてはAI機能がトレンドであり、実際にiPhoneであれば「Apple Intelligence」、他にもGooglePixelなどもAIスマホを前面に打ち出しています。
そのため、ソフトバンクがユーザー支持を得るために、AI機能に特化した機種であるGalaxyの取り扱いを復活することは、理にかなっていると言えるでしょう。
リセールバリューが高い機種だから
物価高も相まって、高額機種にはなかなか手が出ないという人が増えており、手放す際のリセールバリューを重視するユーザーが増えていますよね。
一般的に最もリセールバリューが高くなりやすいのはiPhoneですが、Androidスマホの中でもサポート期間の長いGalaxyやPixelは高値で評価されやすい傾向です。
これを踏まえ、ソフトバンクでは「新トクするサポート」などの端末購入プログラムを設けてハイエンドモデルを安く販売し、特定の時期に回収するという下取り方法を採用しています。
このプログラムは機種によって適用される期限や金額が異なりますが、S25の場合は「プレミアム」の該当となります。
プログラム(スタンダード・プレミアム・バリュー)によって対象機種が異なります。対象機種を購入する時点でお客さまの機種に適用されるプログラムが決まります。
(引用元:ソフトバンク公式)
ユーザーにとっては安く新しい機種が使えますし、利用価値の高い機種を回収できるという面で、ソフトバンクにもメリットがあります。
高品質でリセールバリューが高めなGalaxySシリーズは、販売戦略的にもぴったりではないでしょうか。
ソフトバンクGalaxy復活のS25シリーズをゲットしよう!
今回の記事では、ソフトバンクGalaxy復活までの軌跡を考察してみました。
ソフトバンクでGalaxyを売らなくなってしまった理由に明確な根拠はないものの、一説では「iPhoneびいきだったからでは?」という声も聞かれます。
真実は不明ですが、ソフトバンクでGalaxyが復活した理由としては、少なくとも他社との販売競争や優れたAI機能の魅力、リセールバリューなどが考えられるでしょう。
いずれにしても、ソフトバンクユーザーにとっては嬉しいニュースですね。
この機会に、今回の機種変更でGalaxyS25シリーズを選んでみるのもアリではないでしょうか。
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